硝子のスプーン

そこにありました。

超訳百人一首 うた恋い。 第13話(最終回) 感想。

2012-09-26 05:17:27 | アニメ(感想等)
『超訳百人一首 うた恋い。』、最終回、観ました。

全編を通じて、とても良質なアニメでした。
正直作画は苦手だけれど、脚本や構成といい、声優さんたちの演技といい、見事に巧みで、大変有意義で良質な時間をちょうだいしました。ありがとうございました。
出来ることなら、二期を願ってしまいます、この作品は。


最終回は当初の予想通り、『定家と式子 式子内親王 権中納言定家』でしたね。
定家の思い、式子の思い、それぞれの家、立場、身分の違い。さすが切ない。(原作の彼ら(うた変とか)を読んじゃってる身としては、どうしても思い出しちゃって、ちょっと笑ってしまいそうな部分もあったけどw)
でも、胸にじんと迫る切なさの中にも、清涼感というか、爽やかな秋の風みたいなものを感じました。
12話の『道雅と当子 左京大夫道雅 / うき世の月 三条院』も、立場や身分の違いで悲恋に終わってしまった恋物語でしたが、道雅と当子の行く末にただただ、切ない苦しい悔しい哀しいという思いを抱いた(異論は認める)のに対し、定家と式子は、二人だってけしてハッピーエンドではないのに、驚くほど後味が良くて、最後の定家の表情に清清しさすら感じました。
愛の形がいろいろあるように、諦観の形にも、いろいろあるのだなぁと、しみじみ考えざるを得ない。

しかしあれだね、もしあの時代の天皇家の姫に生まれたら、斎宮とか絶対なりたくないよね。あれにならされたら最後、人生に夢も希望もなくなるわ。だって天皇家より位が上の人としか結婚したらダメなんでしょ? そんな人、親戚しかいないじゃん。勘弁してくれ。私はいやだ、絶対に。←大丈夫だ、お前は天皇家の姫じゃない。

定家のお父さんは、可愛かったですな。定家のこと大事に愛してて、心配する姿はいかにもお父さんって感じだった。声優さん、本当に素晴らしい演技。あんなお父さんだらけなら、本格的にひねてグレちゃう息子もいないかも(笑)。
西行は本当に、当時の若者の憧れだったのかな(笑)。まあ、今も昔も、人間の中身ってそんなに変わってないだろうから、彼の生き方に憧れるあまり勢いで出家しちゃった人もいただろうな、本当に。

定家がなくならないように語り継いでいきたいと思った歌の心。すなわち、歌を詠む人の心。
形は変わったけれど、本質はまるっとそのまま、現代人の中にも存在してると思う。
誰だって思春期に一度や二度は、好きな人を思って夢ポエム作っちゃったり、ラブレター書いてみちゃったり、歌手が歌ってるラブソングを自分に勝手に当てはめて泣いたりしたでしょ、絶対(笑)。恋愛だけじゃなくて、なんかちょっと周りと上手く行かないとすぐ、「世界にはこんなに沢山人がいるのに、オレだけ何故一人きりなんだ。孤独の神に愛されてしまったのかオレは!」みたいな中二病発病して、ギターかき鳴らして自作の歌を歌ってみたり、中原中也とかゲーテとかの詩集読んで、何かに目覚めちゃった気分になったりしたと思う(笑)。
今はみんな(私含め)そういうのを、他愛もないって笑い飛ばしたり、ついからかったりしちゃうけど、人が人として人と関わっていく上で、そういう心を素直に表現することはとても大事なこと。表現するということは、人に伝えたいということだから。それは人が人である証だといってもいいくらい、大事なことだと思う。
実際、いい年こいた大人になっても、好きな人へのメールとか打つときは、色々考える。変な文章になってないか、押し付けがましくないか、失礼じゃないか、嫌われないか、誤解されないか。さすがに思春期の頃のように情熱的には考え込まないけど(笑)、それでもやっぱり、「無心」で書いたりしない。気遣いという「心」をつけてる。その「心」を伝えたいから。
何が言いたいかというと、人を思う人の心が歌の本質ってことじゃないかなってことです。
人を思い、人に悩み、人に傷つき、人を愛する。その心と向き合うこと。伝えたいと願うこと。共感すること。理解すること。考えること。
それが、歌の心。歌を詠む人の心。つまり、歌は人の心であり、人そのものであるのだと思いました。うん。人連発して訳分からない文章になっちゃいましたがね(笑)。

『超訳百人一首 うた恋い。』
本当に良質のアニメでした。原作も素晴らしいので、アニメ観ていいなぁって思った方は、もし宜しければ、読んでみることをオススメします。


なんかちょっと、変な文章しか書けません(笑)。
頭がちょっとね、公園行って小石拾ってバルスって叫びたいくらいには、崩壊寸前なんだ、今。
じゃあ書くなよって感じだけど、それでも、書いておきたかったんだ。何故かは分からん。気にするな。


涙腺は崩壊しました。【人類は衰退しました 第12話(最終回) 感想】

2012-09-22 17:35:24 | アニメ(感想等)
人類は衰退しました 第12話「妖精さんの、ひみつのおちゃかい episode.02」(最終回)

~あらすじ~
Yや「のばら会」の人たちと出会い、わたしの生活はちょっとだけ変わり始めます。ちょっとだけですけど。しばらくは学生生活を謳歌してみたりもしましたが、やがて「のばら会」の真の姿に気づくこととなります。その真の姿というのは、諸々の人間模様と、のばら会の目的「妖精のお茶会の伝説」究明。わたしは「妖精のお茶会」を本気で探すことになりました。
(以上、公式HPより)

※ネタバレポロポロしちゃうかもです? みなさま、自己責任でお願いしますです?(←妖精読みでお願いしますです?)


いいアニメだった…ッ!!

最後、泣いちゃったよ。まさかまさか、そこにいたなんて、ずっとずっとそこにいてくれてたなんて……!
うわ――――ん! 妖精さぁぁぁぁぁぁぁん!!

あの子のソウル的なものがご臨終なの? もう消えちゃうの? どうしてもどうしても? うえ――――ん! やだよおおおおお!!


それにしても、私ちゃん、頭がいいな。なんかもう敬服する。
私、私ちゃん大好きだったわ。忘れない、あなたの聡明な真っ黒さ。やっぱりピンク頭の女の子に外れはないわ。←?

少女達、病みすぎだろ……(大笑)。そりゃあ衰退するわ。いや、衰退したから、ああなっちゃったのか。
個人的に一番引いたのは、やっぱり魔女先輩かな。あれはドン引きする。でも表に出してないからな、みんな。表に出さないで裏でだけやってる分には、何も言えないよね。直接危害を加えられるわけじゃないし。ああいう趣味の人って、大人になるにつれて、趣味への執着が薄れていくのかな。それとも、生涯あの趣味を楽しんで生きていくのかな。うひぃぃぃ。泣けてくる。怖い。←お前の趣味(二次元オタ)も充分怖いよ。

Yは、巨神兵だったのね。「ちっ、腐ってやがる。早すぎたんだ」的な意味で。
『トーマの心臓』、くそ吹いた(笑)。コーヒー零しかけた、マジで(笑)。てか、視聴者も読者も知らないだろう、年代が違いすぎるだろう。(←※私が知ってるのは、小さい頃から周りが年上ばっかりだったからです。ここ大事です。テストに出ます。お間違えのないように。(キリッ!))
少年同士の行き過ぎた友情の話。この言い方良くない? なんかお上品だわ。今度から、なめこのことを聞かれたら、「少年同士の行き過ぎた友情の話を人よりちょっとばかり好む、お一人様歴の長いただの女の子」って言おうと思う。
何にせよ、Yと私ちゃんが仲良しでよろし。
本当の親友って、なかなか得がたいけど、得てしまうとそれは本当に一生の宝だからね。

卒業間近にはみんな、社会的(?)に成長してて良かった。
あのクソガキだった男の子も、敬語使えるようになってたし。小動物をちゃんと正しく可愛がれる人間になってたし。あの場面、大事だよね。
巻き毛も、大人になってたね。でもひとつだけ突っ込んでいいかしら。あの動きじゃ、カーテンは外せないわ(笑)。


最終回ってことで、『人類は衰退しました』感想も今回で終わりです。感想目的で来てくださった方、また、罠にはまって迷い込んでしまった方、ここまで読んでくださってありがとうございました。そして、原作者様ならびに製作&制作スタッフの方々、声優の方々も、本当にありがとうございました。作画や脚本もそうですが、声優さんが素晴らしいと、アニメ観賞は大変楽しいです。本当にありがとうございました。
最終回はもう、最後の妖精さんが私のすべて持っていきました。まさか、このアニメで泣かされるとは思いませんでした(笑)。
妖精さんは本当に、今年最大のヒットでした。今年まだ終わってないけれど(笑)。

さーて!
恒例(?)の素敵台詞いきますよー! 今回も山盛りですよー!

「少年達の行き過ぎた友情モノ」 by 私ちゃん。←なんて綺麗な表現。
「ただの女の子だよ。ちょっとばかりお一人様歴が長いだけの」 by Y。←今度自己紹介に使っていいですか?
「謝罪ナシ。罪★★★★」 by 花先輩の日記。←小学生の時、これとそっくりなことをしていた人を知っている…。(←マジ話)
「たまにテイスティングしてるの」 by Y。←やややややめてええええ……ガクブルガクブル。
「菓子もいいけど、肉も食いたいよな」 by お茶会先輩ズ。←まったく同感。彼女達は別に病んでないと思うのは私だけ?(笑) 未成年飲酒はダメだけどさ。
「隠し味は愛情」 by 巻き毛。←何入れた? ねぇ何入れた?
「自分にだけに伝家の宝刀がある悪友」 by 私ちゃん。←最高ですね、それはww
「本日も絶賛衰退中!」 by 私ちゃん。←今度使おうと思うww
「元通りにはならぬです」 by 妖精さん。←どうしてもどうしても?
「寿命ですな」 by 妖精さん。←どうしても……?
「ともだち?」 by 妖精さん。←……。(※号泣中のため無言ですが、力いっぱい頷いております)
「まだ寂しい?」 by 妖精さん。←……。(※号泣中のため無言ですが、力いっぱい首を横に振っております)
「ずっと一緒でしたが?」 by 妖精さん。←……。(号泣中のため、もう何も出来ません)
「千客万来ですからぁ!」 by 妖精さん。←……。(※号泣中のため以下省略)

そして、今回最大の素敵台詞。

「お勤め終了!」  by 妖精さん。

お疲れ様でしたァァァァァッ!!! ありがとうございますでしたァァァァァッ!!!(大号泣)

忘れない、あの笑顔。

ミントグリーンでお願いします。【人類は衰退しました 第11話 感想】

2012-09-16 11:42:49 | アニメ(感想等)
人類は衰退しました 第11話「妖精さんの、ひみつのおちゃかい episode.01」

わたしがこの仕事に就く前、多くの時間を過ごしたのが《学舎》と呼ばれる人類最後の教育機関です。今日は珍しい事に、そのころの知人が訪ねて来ます。そのせいでしょうか。静かに昔のことを思い出してしまうのは。《学舎》時代、幼かったわたしは寮生活にも《学舎》にもなじめず、友達も一人もおらず。でもそこでわたしは友人のYや秘密の倶楽部「のばら会」との邂逅を果たすのです
(以上 公式HPより)

あの、すみません。
寮母ロボ(RYOBO230R)、どこにいったら買えますか?


それにしても私ちゃん、十歳にしてあれだけ論理武装できるなんて、どんだけ頭いいの。それに一番驚いた。そういえば、おじいさんも、めっちゃ優秀だったけど、女教師に手ぇ出して追い出されたみたいなことって言ってたもんね~。優秀な家系なんでしょうね、きっと。

巻髪ちゃんは、なに? あの、俗に言う「白百合の園」のお姉さまと妹の「妹」のほうなの? そ、そうか…。ま、まあ、そういうのは人それぞれっていうか、個人の自由っていうか…、うん。………。ごめん、私、女子高出だけど、ソッチ系にはまるで免疫がないんだ。ごめんね…ッ! 。。。ミヘ(。≧⊿≦)ノ ダダダダダッ
でもじゃあ、腐Yとは仲良くなれないねー。あ、この頃はまだYは腐ってないのか。そっか。チッ、腐ってやがらねぇ。(←間違った使い方)
素直に私、最初(夜、巻髪ちゃんが私ちゃんの部屋に来るまで)は、巻髪ちゃんが黒幕ちゃんだと思ってたよ。あーいるいるこういう奴。とか思って見てたら、ごめん。いないわ私の周りにはこういう娘(泣笑)。

Yは子供時代、とがりまくってたんだねぇ。ごめん、全然違和感ない(笑)。

あの妖精さんは結局、私ちゃんと一体化したってことなのかな。お供に~って言ってたし。てことは、私ちゃん、常に1f状態なの? なんという驚愕の羨ましさ。
そうそう。妖精さん、消えたいと思ったら消えるですって言ってたけど、ティンカーベルは、妖精なんかいないって存在を否定されると一人ずつ消えていくって言ってたよ。(←これ言ってないから大丈夫だよね? 書いただけだから、思ってないから、消えないで妖精さん!) なんだろう、新旧で妖精も消える方法が違うのか。何にせよ、消えないで。白い粉たくさんあげるから~~~! ←コラww

学舎はホグワーツだったね。私ちゃん、ある意味、ハーマイオニー。異論は認める。
校長先生は、安西先生だったね。先生…私…バスケが…したくないです。(←オイw) あー最近の若者には樹教授って言ったほうが分かりやすいかな。かもすー。
先生は、オイオイコラコラマテマテな人だったね。教育において何が悪いって、子供への無関心が一番悪いと思うんだ。もうちょっと子供に歩み寄って、上辺だけじゃなくて本気で親身になってやれよ先生。知ってるか、教育っていうのはな、教えて育てるって書くんだぞ。教えることだけが教育者の仕事じゃないんだぞ。育てることも仕事のうちなんだぞ。そう、『三月のライオン』で国分先生が言ってたもん。


人退もいつのまにやら、11話まできちゃいましたね~。早いっすな~。来週で最終回? それとも13話までする派? どっちだろ。
妖精さんに会えなくなるのは、寂しいなぁ。あの可愛さは究極だった。今年一番の衝撃だった。

今週の素敵台詞。今週も山盛りテンコ盛りよ! (ゝ∇・**)ゞウフッ ←もはや選りすぐって削る気もない(笑)。

「たすけてくれてありがとさんです」 by 妖精さん ←リアルタラちゃんかと思ったww
「いつもぼんやりしてますゆえ」 by 妖精さん ←奇遇ですね、私もです。
「受け入れがたい角ばり具合」 by 妖精さん
「幸せの白い粉」 by 妖精さん
「人生って損するため?」 by 妖精さん ←大体そんな感じですね。(←コラコラコラコラ)
「もうじき消える気がします」 by 妖精さん ←奇遇ですね、私も…(←マテマテマテマテ)
「ですよな」 by 妖精さん
「あぷん」by 妖精さん
「ひどい女」 by Y ←オマエモナー。
「言語化してしまった。そんなことをすればどんな強がりも腐ってしまうのに」 by 私ちゃん ←さすが田中ロミオさんだなぁって思った。
「とんだ変態予備軍」 by 私ちゃん
「強打しますよ?」 by 私ちゃん
「人間は考える芋だと思いました」 by 私ちゃん
「人々の生活を支える助手機械でぇ~す」 by RYOBO230R ←あなたが欲しいでぇ~すw

そして、今週の心にグサッっと刺さる名台詞は、こvちvらv

「お仲間はいません。気がつけば、お一人様です」 by 妖精さん

超楽しいですからぁ~…! (ノД`*゜)゜・:。.

うた恋い。1話~11話 感想まとめ

2012-09-14 06:42:33 | アニメ(感想等)
感想は第2話でストップしてましたが、実はずっと見てました、『超訳百人一首 うた恋い。』
絵柄はどうしてもやっぱり苦手(思えば私、岩窟王の絵柄も苦手だった。似てるよね? 服の柄が動かないところとか。同じ作画スタッフ??)だけれど、やはりお話が面白くて、やめられず。て、やめる必要も理由もないけどww
11話まできたし、そろそろ最終回かな?ってことで、ここらで感想まとめを。(1クールだよね? 違ったらすまん)


第1話「高子と業平 在原業平朝臣」「行平と弘子 中納言行平」
業平と行平。この対照的な兄弟。どちらが好みかは人によって違うでしょうが、私は弘子になって、行平を夫と慕いながら、業平をずっと見守りたいっす。
高子と業平は、あの時点では本当に愛し合っていたのかもだけど、実際に本当に結婚出来ていたら、あまりうまくいかなかったんじゃないかなぁって思うな。どうだろう。
(※詳しい感想は「「超訳百人一首 うた恋い。」アニメ第一話 観てみた。」をご覧ください)


第2話「貞明と綏子 陽成院」
私の大のお気に入りのご夫婦の回でしたなぁvv ツンデレ(ギレ?)おバカ君と素直おっとり天然ちゃんの組み合わせは、天下無双だと思ってる(キリッ!)。
アニメの貞明は原作よりツンデレが前面に押し出されていて、それはそれでまた愛しいvv あのキスシーンもご馳走様でしたww できれば、綏子をもうちょっと原作っぽく……。(←まだ言ってるww) 

つくばねの 峰よりおつるみなの川 こひぞつもりて 淵となりける  (陽成院)

陽成院のこの歌は、実直さが現れているというか、気持ちが篭ってる感じがして、昔からとても好きです。
(※詳しい感想は「陽成院キタ――vv 【うた恋い。 2話 感想】」をご覧ください)



第3話「宗貞と吉子 僧正遍昭」
別名、百夜通いの回。吉子はこの後、小野小町となって名を残すわけですが、仕事(夢)を取るか、愛(家庭)を取るかは、平安の昔から女性の人生において最大といっても過言じゃない大きな悩みの種だったんだなぁと、感慨に耽らずにはいられなかった(笑)。
吉子の気持ち、痛いほど分かる。私も今より少し若い頃、真剣に悩んだよ。自分を試したい、夢を人生をかけて思うが侭に追いかけたいって思うことの何がいけないの。って強く思う反面、ある程度の年齢になったら人並みに結婚して素直に家庭に入って、夫に尽くして妻として生きる道を選ばないと後々後悔するような、そんな不安もどうしても消えなくて。若いお嬢さん方は、両立すればいいじゃんって簡単に思うかもだけど、難しいんだよ本当に、両立って言うのは。女は特に、本当に。たとえ旦那さんの理解があったとしても、ね。
だから、吉子が泣いたの分かる。私でもあの場面、泣くよ。ごめんなさいお兄様ってぼろぼろ泣く。宗貞があそこでやめてくれて、男だなぁと思った。ごめんね。女は我が侭なんだろうか。いや、そもそも、女は結婚したら社会進出が難しいって現実が悪……(続きは朝まで生討論でドウゾwww)。

あまつかぜ 雲のかよひぢ吹きとぢよ 乙女のすがた しばしとどめむ  (僧正遍昭)

僧正遍昭のこの歌。高校の古典の授業で、百人一首をランダムで振り当てられて、その歌の解釈(←訳じゃないのよ、解釈よ)とそれに付随する作者の思いを書きなさいっていうのがあって、私、この歌にあたっちゃって。すっっっごい苦労した(当時はネットなんて素敵なものなかった。必死に本とか資料読んで調べて、想像を膨らませるしかなかった)。あの頃、うた恋い。があってくれれば……(遠い目)。



第4話「康秀と業平 文屋康秀」
文屋の康ちゃんと業平と小野小町となった吉子の奇妙な(?)友情の芽生え回。
業平は康秀のこと好きだっただろうな。本当にこんな人で、こんな関係だったんならね(笑)。康秀にはどうか分からないけど、業平には康秀みたいな友達が必要だったと思うな。



第5話「東下り 小野小町」「貫之と喜撰 喜撰法師」
ちょっと小野小町さんよう、あんたどこまで人の感情を揺さぶるんじゃい。と文句を言いたくなるくらい、揺さぶられました(笑)。ちょっぴり泣いた(大笑)。でも、残せるものがあって、よかったね。それがあなたの生きてきた証っすよ。いやあ、羨ましい。才能あってよかったね!(←純然たるひがみww) 
と、私のひがみは置いといて(笑)。
康秀いいこと言う! 感動した! 今のこの感情は、ここに至るまでに色んな分かれ道があって、そこを自分で決めて歩いてきたからこそ、感じられること。今の私にしか感じられないこと。違う道を選んでいたら、今の私はいない。今の私だからこそ、思えること、感じられることも、なくなってしまう。うん、その通りだよ。康秀。ありがとう。←?

花の色は うつりにけりないたづらに わが身世にふる ながめせしまに  (小野小町)

深い。



第6話「うた変。+(プラス)」
原作をおすすめする。いやまあ、笑ったけどねww
陽成院夫婦は、マジで最高である。異論は認めん。←オイww



第7話「義孝と源保光の娘 藤原義孝」「高内侍と道隆 儀同三司母」
はいキタァァァァァァァ!! 石田彰さんキタァァァァァァ!!! んもう、鼻血で溺死するかと思うくらいヤバかった! 石田さん、あの声で愛を囁くのはマジでやめていただきたい。いや本当に。けしからんもっとやれ。←オイww
ごめん、考えても考えても石田さんへの感想しか出てこない。許してwww

ところで私、義孝のような男に会ったことがないんだが。よく話には聞くけど、いるの本当に? 真面目で優しくて頭が良くて一途で、思慮深い、パーフェクツに近い男性とか。都市伝説じゃなくて? マジで? どこらへんに生息してるの? ちょ、誰か教えて。←コラww
道隆に愛された高内侍は、本当に幸福だっだだろうね。あの道隆ならね。現実はどうだか分からないけど(笑)。あぁでも、後年の没落までは、裕福って意味では幸福間違いないか(笑)。

君がため 惜しからざりし命さへ 長くもがなと 思ひぬるかな  (藤原義孝)
忘れじの 行く末まではかたければ 今日をかぎりの 命ともがな  (儀同三司母)

二つとも、とても情熱的な恋の歌でございまする~。
それにしても、愛する人のため長く生きたいと歌った人は夭逝し、愛する人に確かに愛されていると思える今のうちに死んでしまいたいと願ったほうは、愛する人より長生きし。なんだこれは。マーフィーの法則か? ←違う。そして懐かしいなオイww



第8話「末の松山 清原元輔」「実方と諾子 藤原実方朝臣」
出ました、我らが清少納言こと諾子さん。声がちょっと最初、うっわそうきたか~と思ったけど、聞きなれてくると案外大丈夫だった。
元輔さん=諾子パパ、むっちゃ良いことをおっしゃります。信じるものがない人生は死にも等しい。誰か(何か)を強く思い信じる気持ちがなければ、傷つくことはないだろうが、それと同じで喜びもない。まさしくその通り。子供の頃にこういうことを諭してくれる人間が傍にいると、人生って大きく変わると思う。そして、息子に本当に彼女を想っていたなら、ふられ男の見苦しい気持ちを歌にして末の松山に送ってあげなさいといったあの心遣い。本当に素晴らしい人だ。あの歌が返ってきたからこそ、末の松山は救われたと思う。

実方はねぇ、いい男なんだけども、いい男すぎて、なんかもう悔しい。でも彼が身を引いてくれたおかげで、清少納言は行成と出会えたわけだし。そう考えると、ありがとう、実方。

かくとだに えやは伊吹のさしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを  (藤原実方朝臣)

言って~~! 言ってよ~~~! 言ってくれなきゃ分からないじゃんか~~~! ←情緒の欠片もない女(笑)。



第9話「少納言と行成 清少納言」
はいのはいのはーい♪ 私、前にも少し触れましたが、枕草子をはじめて読んだ時から行成が好きなんですわ~。そしてこのうた恋い。の行成ときたらもうvvv かわいすぎるたまんねぇ、いやマジで!
なんか無意味に一人でドキドキしたよ。パパの時も(行成の父は義孝)、かなりハァハァしたけど(←主に石田さんのせい)、行成の場合はなんていうか、ときめいた。きゅんってなった。その場の胸キュンだけで、危うく私のLOVE達の仲間入りを果たすところだったよ、行成。
しかし本当に、行成みたいな人に愛されたい……。あのご褒美に顔を見せてくださいってやつ、本気でときめいた。他の女房とも仲良くって言った時、嫌です。ってはっきり言い切ったあの態度も、他の女からの評判が悪いところも、最高だ。私が清少納言なら、惚れてる。ころんって簡単に転がって落ちてる。わはははは。六歳下ってところが、辛いけど。でも、年下だからこそ可愛いのか、行成はww あの駆け引き、マジでたまらんww あんなふうに攻めてこられたら、いくら年上で立場がアレでも、絶対好きになるww 年上の女性でなかなか心を開いてくれない女性に片思いしてる男性は、うた恋い。の行成を参考にしてみたらどうだろうか。キャラが違うとダメかな。女ってああいうの好きだと思うんだけど、それもやっぱり人それぞれかな。

広く浅く交友を広げるより、ただの一つの友愛を極めた人生にこそ価値がある。行成らしい。実直で、根が純粋で、朴念仁で、誠実で、子供。そこが可愛いんだけどさ。……ごめん、行成の感想しか書けないわ。

うた恋い。の中宮定子は好きだなぁ。枕草子の中宮定子も嫌いじゃないけど。清少納言が唯一絶対の人として仕えると決めた気持ち、分からないでもない。


夜をこめて 鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ  (清少納言

百人一首に選ばれたのはこの歌だけど、私は行成のこっちの歌のほうが好き。

逢坂は 人越えやすき関なれば 鳥鳴かぬにも あけて待つとか (藤原行成)

失礼な上に下品だわ(笑)。



第10話「名古曽の滝 大納言公任」
ごめん、あの、一番に言うことじゃないかもだけど、我慢できないんで言っていい?

萌えた。

全力で萌えたよ、私は、行成に。なにあの座り方。なにあのキスシーン。これが萌えずにおられようか、否。

行成萌えはひとまず置いといて。
素晴らしいお話です。私、ここらへん原作でも大好きなんですけど、アニメも良かった。歴史って一言で済ませちゃうけど、そこにはその時代に生きた人たちの思いや生き様が詰まってて、みんな私達と同じように、誰かを大事に思ったり、色んなことに必死になって沢山のことを考えて、悩みながら歩んできたその道の跡なんだよね…。後世に残るのは一部の、本当に一部の人達の目だった行動だけだけど、でも、そこにも色んな思いが詰まってる。泣けるわ、中宮定子を思う清少納言の思い。強い。強い女性だ。やっぱり好きだ。どんな気持ちだっただろうなぁ、落ちぶれていく(←言葉悪くてゴメンネ)定子を目の当たりにして。辛かっただろうなぁ、本当に。栄枯盛衰、諸行無常。分かってはいるけど、辛い。
公任もね。実方が死んでしまって多分相当、心に穴が空いたんだと思う。実方のことが好きだったんだよ、人として、本当に。

滝の音は たへて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ  (大納言公任)

実は、公任ならばもっといい歌が作れたはずだ、この歌には魅力がないなどと、昔から歌人の間では評判の良くない歌だったりするそうです。でも。和歌としてどうかは分からないけれど、大事な人を亡くしたことがある方なら、そして、その人の死について真剣に考えて、自分の死後についても、色々考えて、色々後世に願ったことがある方なら、なんとなくわかる気がするんじゃないかなぁと思う。公任の気持ちが。まあ、実際は、どういう気持ちでこれを詠んだかなんて、公任にしか分からないけどさ。


さて、行成ですが。
見た? 宮中を去った清少納言のところに行った時の、あの座り方。素面の冗談ですよ。のところからの喋り方。激しく萌えたよ、私。貴女のことは私が必ず守るからって、ちょっと、もう、ハートど真ん中打ち抜かれた。並の女性なら、絶対、落ちてるって。あれは反則だ。あの可愛さは卑怯。

でも、清少納言は並の女性ではないのですよ。
楽しかったっていう思い出は、懐かしむものでなく、強く前に進むためにある。なんて、なんて、強い女性なの、清少納言。
結ばれなかった二人だけど、永遠の心の繋がりがある。残る。そう信じられる。お互いにそれだけの強い気持ちがある。切ないけど、本当に良い。素晴らしい。この話、大好き。

あのさ、学校で枕草子を古典として教えるのに、うた恋い。のこの話を、教材として使ってはどうかと思うのだけど。だめかしら。清少納言が何故、宮中の雅やかで楽しい面しか書こうとしなかったか、後世に歴史書を読めば誰だって、定子やその一族の没落ぶりを知ることになるのに、それでも清少納言は、定子に仕えた自分の姿や生活をああまで、華やかで楽しげに描いたのは何故か。うた恋い。は所詮、超訳だけれど、私の古典の先生は、枕草子に限らず何でも、それを書いた作者の人生やら、時代背景を考慮した上で、そこに込めた作者の思いを感じて、文から読み取りなさいといつも教えてくださった。だから、私は枕草子が好きになれた。清少納言という大昔の才女、ではなくて、自分達と同じ血の通った一人の女性が書いたものって認識が、読むのを楽しくさせたから。そういう認識が大事なんじゃないかなぁって思うの。だから、とてもいいと思うのよ。こういうお話は。たとえ、超訳であってもね。

夜もすがら 契りしことを忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき

中宮定子の辞世の句。運命に翻弄された女性の一人だと思う。自分ではどうにも出来ないしがらみやら時勢に弄ばれて、波乱万丈の人生を送った彼女なのに、最期に読んだ歌は、世の無常を恨む歌でも、女の身に生まれた不満でもなく、恋しい男への切ない思い。人って愛しいものですなぁ。



第11話「香子と藤子 紫式部」
これねぇ。もうねぇ。私、超泣いた。後半でマジで泣いた。何もそこまで泣かなくても…って自分で自分に突っ込みいれるほど泣いた。この回はアニメのほうが好きだわ、私。
もう、香子(紫式部)の気持ちも、藤子の気持ちも、分かり過ぎて、痛すぎて、大洪水(笑)。おかげでこうして、感想まとめなんぞ書く気力が湧いてしまったほど(笑)。
この回は、女性のための話だと思う。男性には多分、深いところで理解できないんじゃないだろうか。私、見解狭いかな(笑)。

前半の行成、くっそ笑ったww 公任にも笑ったけどww 仕事、どんっとこーい☆www
紫式部は何故か(←多分彼女の残した文章のせいww)昔から、暗くて陰険なオタク女っていうか、そこはかとなくそういうネガティブなイメージが定着してるキャラけど、うた恋い。の紫式部は、まあ暗くてオタクでネガティブだけど、女らしい弱さや可愛らしさもあって、好きだなぁ私は。声もすごい可愛かったww

香子にとって、藤子は憧れてやまない太陽のような人だったんだと思う。でも、香子には知性と才能という武器があったけれど、藤子にはそういうものがなかった。あるのはただ、未来を夢見る明るさと強い気持ちだけで。
普通大体の人は、藤子と一緒だと思う。辛いよね、若い頃の夢やらなんやらが、現実に塗り消されていくのって。しかも夢を語り合った大事な友達が、今をときめくってくらい輝いてて、自分は理想とは真逆のところにいて。
でもね、藤子もね、立派だと思うの。浮気しまくって帰ってこない旦那の子供(勿論自分の子供でもあるけど)、三人も必死に育てて。今の女性なら、経済力さえあれば「離婚じゃー!!」って言えるけど、平安時代のそこそこの家の出身くらいじゃ、夫に見限られたら、女は生きていけない。社会的にも経済的にもね。だから辛くても、耐えるしかない。子供のために、自分のために、親のために。もうプライドもクソもあったもんじゃないわよ、ちくしょう。どれだけ毎日泣きたいことでしょう。藤子は特に、前向きに明るく未来を夢見て、男に負けないで男同様に生きたいって夢見てた子だから、本当に悔しくて惨めで辛かっただろうと思う。そんな藤子の心境を思うと泣ける。悔しくて泣ける。
せっかく会いにきてくれた香子をあんな形で無視してしまって、勿論香子も傷ついただろうし戸惑っただろうけど、藤子だって同じくらい傷ついたと思うんだ。無視した自分に対して更に惨めさが募るというか、香子にちゃんと顔を向けられない自分の弱さが、たまらなく醜く思えてさ。
でもねでもね。いつかきっとね。香子が藤子を本当に友達だって思ってくれているなら、いつかきっと、何十年後か、きっと会えるから。その時には、きっと笑って会えるからぁぁ。だからきっとまた会ってあげてねぇぇぇ、友達でいてあげてねぇぇぇぇぇぇ。と、一人号泣。お前は、藤子の母親かってくらい、泣いたわよ(笑)。
しかも見終わった後、源氏物語引っ張り出してきて読んじゃったわよ。お前、寝ろよっていうww

社会における女性の立ち位置は果たして、あの頃からどれだけ向上したのでしょうなぁ……。ただただ翻弄されるしかないってことはもうないけれど、家庭と仕事の両立はいまだ難しい。男性にはそもそも、両立って言葉がない気がする。そんな男性ばかりじゃないって分かっているけど、私は父を見て育っちゃったから、どうしても家事や育児に協力的な男性というものを想像できない(笑)。子供が熱を出したら、仕事を休むのは女のほうで、仕事終わって帰ってきて疲れてるのは同じなのに、料理をしてご飯を作るのは女。毎日の食事に後片付け、子供の世話、お風呂掃除、洗濯、アイロン。スーツやらコートやらをクリーニングに出すのも女なら、引き取りにいくのも女。引き取りに行くのが遅くなって、男が着たい日に着れないと、文句を言われて、たまの休みに掃除機かけるのもベッドシーツなんかを洗濯をするのも、また女。その他、親戚づきあいや、法事関係もそう。結婚して妻なんだから、それが当たり前。それでも、外に出たら、男と同じように働かないと、「これだから女は」って言われちゃう。しかも、古臭い親戚には「仕事を続けさせてもらえるなんて、理解ある旦那さんでいいわねぇ」とか嫌味たっぷりに言われる。ふざけんな。仕事してる分、家事怠けてると思ってんのか。そんなに甘いもんじゃねぇんだよ、仕事も家庭も。と、腸煮えくり返っても、男側の親戚だから耐えなきゃいけない。この理不尽極まりない環境に、うちの母はよく耐えたなって、本当に尊敬する。私には、無理。父のような男性とは結婚したくない。出来ない、絶対。ってあれ、話の主旨が変わっちゃった(笑)。

まあ、色々考えちゃう話だったわけですな。
いやあ、本当に良いお話でした。面白い。とても面白い。

めぐりあひて 見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな  (紫式部) 

いつか笑って会えたらいいね。



以上。
「超訳百人一首 うた恋い。」の第1話から第11話までの感想まとめ、おわり。


第12話は、みなさんお待ちかね(?)の「道雅と当子 左京大夫道雅」「うき世の月 三条院」ですね。楽しみでございます♪
やっぱり、1クール終了だよね。13話までするのかな。そしたら、式子内親王と定家の話も出来るし。是非、13話まで頼む。てか、もう1クールやったらどうかね? ←誰だお前はww

そうそう。あのOP、最初は合わない~とか思って聞いてたし、不満も素直に漏らしてたけど、繰り返すたびになんか中毒になっちゃって、今じゃ大好きで、わざわざFULIを聞いたりしてるww あの歌っていうかあの歌の詞が好き。聞けば聞くほど、印象が深く濃くなってく感じ。今度カラオケで歌おうと、心ひそかに決意している所存でございます(笑)。

重いわぁ~、お父さんの言葉。【宇宙兄弟 23話 感想】

2012-09-10 19:08:31 | アニメ(感想等)
宇宙兄弟 #23「親父と息子とムッタクロース」

六太と同じく宇宙飛行士選抜の最終試験に通過した手島だったが、父親の期待を裏切ってでも本当に自分が目指したい道を突き進むべく、ヒューストン行きを辞退していた。子に対する父親としての思い、親に対する子供としての思い、一人の人間としてのそれぞれの思い。いろいろな不安や葛藤があっても、自分の気持ちには逆らえないのが人間。そして、子の幸福を願わない親はいないのと一緒で、親の気持ちに応えたいと願わない子もいない。それもまた、人間。頑張れ手島。
一方、手島親子の間で交わされたそんなドラマなど知る由もない六太は、気がかりだったケンジも無事に合格していることを知り、心のつかえもなくなって、後は最終試験の地ヒューストンへの出立の日を待つばかり。とは言え、ヒューストン行きの日程は二ヵ月後。社会的にみて無職の六太は、父や母の無言(?)の圧力に屈し、季節柄も手伝ってサンタのバイトをするものの、それもすぐに終わってしまい、他にバイトも見つからないまま、プータロ状態。そこで肩身が狭い日本を飛び出して、他の試験生より一足先にヒューストンに向かった六太は、再び舞い戻ったヒューストンの地で、日々人と笑顔で再会するのだった。


はっはっはー。あらすじ、まとめられねぇ。まあ、大体こんな感じでした、23話は。大体あってる。そんな感じでよろしく。←?

手島くん、新プロジェクトの面接受かるといいね。お父さん、分かってくれて良かったね。お父さんだものね。ユーリって名づけられた地球初の地球外生命体の発表を、二十年後くらいに楽しみにしてるわ。

せりかさん、お父さんきっと喜んでるよ。あの世で人(亡者)に日記見せまくって自慢しまくってると思うよ。うちの娘は、こんなにいい娘だって。だから、そのカスタードのほうの鯛焼き、ちょっとちょうだい。←コラ。 

むっちゃん、恐ろしくサンタコスが似合わないのは何故(笑)。ところでサンタコスのバイトって、日給五千円くらいが相場なの? 23日24日25日の三日間働いたとしても、一万五千円か。いいな。私もしようかな。仕事休んで。←本末転倒。 
それはともかく、この世からアスパラガスがなくなったら、私はいやだよ、少年。なくすなら、ゴーヤに…。←コラー!

南波家のおとんとおかんは、やっぱり最強ww
私もああいうおかんになろう。ケーキは一人だけ90度で、チョコプレートも私物化する。そうやって厳しく育てないと、人間は向上しないですもの。働かざるもの食うべからず。すべては子のためよ。けして自分が食べたいからでは……(爆)。

日々人とむっちゃんは、何故いつもあの公園で待ち合わせなのだろう。家でよくね? アポの散歩のついで? 
そして何故いつも準備よく、賞味期限ギリギリのキムチが家にあるのだ、おかんよ(笑)。これはうちのおかんにも尋ねたい。何故いつも送ってくださるものが、賞味期限ギリギリなんですか。処理班ですか、私は。いや、ありがたいですけどね。感謝してもしきれませんけどね。でも罰当たりを承知でひとつ言わせてもらえるなら、期限ギリギリどころか過ぎまくってるものを送ってくるのはやめてください。1991.07と書いてある蟹の缶詰、どうしたらいいやら、いまだに分かりません。


てことで来週も、むっく、かぺ! ←どういうまとめ方(笑)。