硝子のスプーン

そこにありました。

誰かに勧めたかった。

2014-04-29 19:49:42 | 漫画(感想等)
面白いわ、これ。

「中卒労働者から始める高校生活」(NICHIBUN COMICS) 著者:佐々木ミノル

今、1~2巻を読んだばっかりだけど。
なんか胸に来る。久々に没頭して漫画読んだ気がする。
真実、いいな。どう成長していくか、楽しみ過ぎる。

面白いよ、この作品。興味がある方はぜひ。
表紙絵は女の子がめっちゃ可愛くて、一種の萌え漫画みたいだけど、中身は違うの。そうじゃないの。
ちょっと、紹介文だけRentaから引用させてもらう。

以下、引用。

「中卒労働者から始める高校生活」 by 佐々木ミノル

工場で働く18歳の片桐真実(かたぎりまこと)は、自分を中卒だと笑い捨てた周囲を見返すべく、高校受験に失敗した妹の真彩(まあや)と共に人種のルツボ“通信制高校”に入学する。そして入学式当日、見目麗しきお嬢様・逢澤莉央(あいざわりお)と劇的な出会いを果たす――。

以上。


うん。これだけじゃ分からんね。いやでも、ほんと面白いから。ていうか、私は面白かった。すごく。続きがはよ読みたいし、完結まで買い続けようと思った。
はあ。新規(←私にとっての)の漫画読んで満足するのって久しぶりな気がする~。

興味がある方はぜひ。今、Rentaで1チケットレンタルだよ。100円であの内容は、48時間だとしてもお買い得だよ。オススメ。


伝説がひとつ終わった。

2013-02-15 00:07:50 | 漫画(感想等)
ふしぎ遊戯 : 続編「玄武開伝」が完結 シリーズ21年の連載に終止符

とうとう終わったのか。というより正直、まだ続いていたのか…という気持ちのほうが強いけれど、何にせよ感慨深いものがあるわぁ。

『ふしぎ遊戯』、美朱(朱雀編)の時は、私もまだ少女で、それこそ寝食忘れるほど夢中になって読んでいたけど、多喜子(玄武編)のは、確か1~2巻をネカフェかどっかで軽く流し読みしただけで終わっちゃったなぁ。まさかまだ続いてて、そして、ちゃんと物語として完結して終わったなんて。
どういう終わり方したのかちょっと興味あるなぁ。玄武編の二人は、朱雀編の美朱と鬼宿みたいな、夢見る乙女が憧れるハッピーフォーエバーラブエンド(笑)だったのかなぁ。どうだったんだろう。気になる気になる木。
今度、ネカフェ行ったら、読み漁ろう。って、まだ最終巻出てないのか。

とにもかくにも、渡瀬先生、お疲れ様でした!
柳宿は、永遠に色あせない私のヒーローです。アニメの主題歌だった「いとおしい人のために」や「恋の導火線」は、今でもカラオケの十八番です。あの絵が画面に流れるだけで、テンションあがります。
本当に、ありがとうございましたァァ!


『ふしぎ遊戯』の世界の恋ゲーがしたいなぁ。でも、朱雀も青龍も玄武も白虎も、もう巫女がいるからなぁ。今更、美朱以外の朱雀の巫女なんて受け付けないし、玄武編を読んでる世代にとっても、多喜子以外の玄武の巫女なんて嫌だろうし、それと同じ感覚で、鬼宿や柳宿なんかの七星士以外の七星士も嫌だし、やっぱりあの設定(本の中の異世界で国を救う巫女になって、自分を守る七星士の一人と恋愛する)で、恋ゲーは無理か。設定そっくりな『遥か~』で我慢するべきか。いやでも、『ふしぎ遊戯』の世界観も捨て難すぎる…。
あれ、白虎の巫女って誰だっけ?? 確か、白虎を召還した後で、恋人と別れて現実世界に帰ったみたいな話が、朱雀編で過去話にあった気がするけど、記憶に自信が全くないw この際、その白虎の巫女でもいいんでないの? 渡瀬先生に許可貰ってさ、乙女ゲーム作ろうぜ、IFさんww 

風早王子。

2012-10-14 07:24:42 | 漫画(感想等)
昨日、飲んだくれた帰りにツタヤで借りてきた「君に届け」の一巻から十一巻までを今読んだ。
以下、軽いネタバレ注意報ピコーン中。


王子…! まごうことなき王子だよ、風早くんはっ!(力説)

なめこ、よく聴け。
これが、少女マンガだ! これが、正しい少女マンガだッッ!(更に力説)

いやあ、ずっと前に一巻から三巻まで読んだことあるから、また一巻から借りるのはどうしようかなぁって思わなくもなかったんだけど、一巻から借りてよかったわ。そして、十一巻までしか借りれなかったけど(その先は貸し出し中だった)、もう充分だわ。もう、おなかいっぱい。ごっそーさんでしたぁっ!

爽子ちゃんのコンプレックスゆえの葛藤も、ちーちゃんのハートブレイクも、やのちんの心境も、くるみちゃんの苦しさも、その他風早王子ファンの女子の思いも、思春期の女の子達がみんな一度は辿る道ですな。しかもそれを、とてつもなく爽やかに描いている。読み終わった後、自然とこんな顔→.。*゜+.*.。(o´∀`o)゜+..。*゜+ になるくらい、すっごく爽やか。うん、素晴らしい。人気があるのも分かるわ、これは。大納得。

いやはや、それにつけても、風早王子は乙女の夢の結晶だね。私の好みだけの話かもだけど、三浦春馬くんで、イメージぴったりじゃん。あんな内も外も完璧なイケメンいねーよ。UMAのレベルだよ、あれはもう(笑)。
私はいい歳こいて乙女脳だから、あんなふうに想われたらって想像すると楽しくてしゃあない(痛いとか言うな。可哀相だろうが、私が)ww やきもち焼いたからって、腕引っ張って他の男の前から連れ去ってくれるような男、漫画の中にしかいねえよチクショウww しかもあの年頃の男の子が、公衆の面前で、好きだ、夢みたいだとか、どんだけ勇者やねんww なんという白馬の王子様だww 少女マンガって、素晴らしいwwww

ちーちゃんはもう、龍でいいし、やのちんは、ピンでいいと思うなぁ。くるみちゃんは、あの、なんだっけ、空気の読めない男。爽子ちゃんが師匠とか呼んでるあいつ。ちょっと、あいつにはくるみちゃんは勿体無いかなぁと思わなくもないけど、アホ男をいい男に育てるのも、いい女の役目ってことで(笑)。
何にせよ、恋に純粋一途で、それだけに必死に一生懸命になれるのって、やっぱり若いうちだけだと思うから、命短し恋せよ乙女とは、本当によく言ったもんだ。いいねぇ、青春の青い春。そのすべてが、君の人生の宝さ。←どこのババアだ(笑)。

最近(?)の少女マンガで読んだ中では、「先生!」や「ラブコン」と同レベルの良作品だなぁ、これは。今度、なめこに読ませよう。


なめこと言えば、余談だけど昨日、飲み会の帰り一緒歩いてて、ものすっげラブラブイチャイチャの美男美女カッポーとすれ違った後で、ぼそりと、「あれが来世の私か」って真顔で言ったのに、泣くほどウケた。とりあえず、今世まだまだ続くからな、お前w てか、私もだけどさ……(遠い目)

我が子に必ず読ませようと思う漫画。

2012-09-24 20:59:53 | 漫画(感想等)
今日、会社の人とこういう話題になったので、ちょっと記憶しておくために。
まあ、子供いないし、作る相手もいないんだけどね……。いいの。負けない。大丈夫、泣いてない。(泣)

<【私的】子供に必ず読ませたい漫画七作品>

『火の鳥』 手塚治虫(中でも特に、鳳凰編と未来編は絶対)
これは説明はいらんだろう。手塚先生は本当に、神の如き方であった。人類に永遠の宝を沢山残してくださった。

『銀河鉄道999』 松本零士
「限りある命だから、人は精一杯がんばるし、思いやりや優しさがそこに生まれるんだと、そう気が付いたんです」
「親から子へ。子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いていく。 それが本当の永遠の命だと、俺は信じる」
「友達のために涙を流すのは恥ずかしい事じゃないわ。あなたのために泣いてくれる友達が、あなたにはいるの?」
「ゴミの山を作れるところは、とても幸せなところなのよ…」
「さようなら、清く正しく美しい人たち。清く正しく美しくウソで塗り固めたいつわりの星にすむ聖人さんたち。生涯その「地獄」でくらしなさい」

上記の台詞やそれにまつわること全てが、読ませたい理由。

『夕凪の街 桜の国』 こうの史代
「分かっているのは、『死ねばいい』と誰かに思われたということ。思われたのに、生き延びているということ」
「10年経ったけど、原爆を落とした人は私を見て、『やった!また一人殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」

上記の台詞で、読んだことがない方もどんな内容か察しがつくかと。
小学生2~3年くらいで絶対読ませなきゃいかんと思ってる。何故、私が戦争を嫌うか兵器を嫌うか、子供に分からせるためにも。

『風の谷のナウシカ』 宮崎駿(※アニメ映画でなく、原作漫画のほう)
「腐海が神罰だとするなら、人間よりはるかに古い生命の歴史を持つ、草木や鳥まで滅ぼす必要はないではないか」
ご存知の方はご存知でしょうが、漫画のほうの話は、深すぎて痛い。でもそれが真実。目を背けてはいけないことがあることを教えてくれる。

『プラネテス』 幸村誠
「この世に宇宙の一部じゃないものなんてないのか。オレですらつながっていて、それで初めて宇宙なのか。(中略)ここも宇宙なんだ」
「愛し合うことだけが、どうしてもやめられない」

思春期に入る前か思春期に読むと、人生が深く豊かに、そして強くなると思う。

『寄生獣』 岩明均
「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!!いや…寄生獣か!」
「我々はか弱い。それのみでは生きてゆけないただの細胞体だ。だからあまりいじめるな」

どうしてもなりがちな「人間本位」の考え方を、諌めてくれる。

『鋼の錬金術師』 荒川弘
「全は一、一は全」
「すげー、すげー!!錬金術師が何百年もかけて未だ成し得てない“人間が人間を創る”って事をだな!女の人はたった280日でやっちゃうんだぜ!?」
鋼には名台詞と呼ばれるに相応しい台詞がたくさんあるけれど、私はこれらがやっぱり、群を抜いて秀でていると思う。
人間という生き物、命というもの、その尊さを学べる作品。マジで、義務教育の教科書に載せるべきだと思ってる。

以上。


一緒にこの話題で盛り上がった相手は、『ブラックジャック』と『カムイ伝』は絶対外せないって言ってた。ごめん、私、両方ともちゃんと読んだことない……(←コラ)。
ちなみに、途中参加のMさんは『僕の地球を守って』だそうで。
みんな、それぞれだわ。素晴らしいわ、日本の漫画文化。


「天上の蟻」の記事が出てたので便乗。

2012-09-17 16:04:04 | 漫画(感想等)
峰倉かずや「最遊記外伝」新シリーズ「天上の蟻」読切で/コミックナタリー

先生のHPで告知みてたので、この記事の内容については特に新鮮な驚きもないんだけど、せっかく記事になってるので便乗。

しかし、「WILD ADAPTER」に、「最遊記RELOAD BLAST」、「最遊記異聞」、「天上の蟻~最遊記外伝」、それぞれの画集、それぞれのドラマCDやらOVAやら音楽CDやらのシナリオやら監修やらカバー絵、『饗』のシリーズイラスト、小説、その他たくさんの挿絵、表紙、ポスター絵、カード絵……。ぱっと頭に浮かぶだけでも、この仕事量…。

先生、お体大丈夫ですかー!!??
無理しちゃ絶対ダメですからねー!!!


と愛も変わらず、ここから愛を叫ぶ。


『天上の蟻』、私はこれまたコミック出揃ってから買うつもりなので、まだまだ読めないけど、天界西方軍第一小隊の隊員十四名のキャラ紹介みたいなのは、先生のHPで読ませていただきやした。さすが素晴らしく魅力的なキャラばかりで、どうしようかと思いました。もうね、本当ずっと言ってるけど、峰倉ワールドに住みたいよ、わたしゃ。
顔と簡単なキャラ紹介だけを基に好きキャラを作るとしたら、今のところ鯉昇がダントツ好みかなぁvv 幽杏もキャラ的に気になるvvv
でも、そうやってウホウホと鼻息荒くして隊員達を愛でていて、はっと思い出したよ。いや、思い出したっていうか、気づいたっていうか。
天ちゃんとケン兄の部下なんだよね、彼ら……。ってことは、あの「彼ら」なんですよね……。切ねぇぇぇぇぇぇぇ。(←外伝読んでる方なら、この切なさ分かってくれると信じる)


『最遊記RELOAD BLAST』、せめて二巻まで出てから買おうと思ってたけど(←続けて一気に読みたい派。続きを待つのがすごい拷問だったりする。でも先生、無理はしないで。ゆっくりでいいです。矛盾してるのは分かってる)、もう腹くくって、一巻買っちゃおうかなぁ。
悟空~。ごくた~ん。元気ですか~。また成長して一段と男前になってるんでしょうねぇ。
ああ、恋しい。本当に、峰倉ワールドに住みたい……。