実写版『ムーラン（花木蘭）』、観た。

『女であることを封じ闘った、泣き虫の英雄。――その名はムーラン』


ヴィッキー・チャオさん主演の映画「ムーラン（花木蘭）」、やっと届いたので、やっと観れました。（※ディズニーのじゃないですよ。罠（検索）で間違って来ちゃった人ごめんなさい）

期待以上に面白かったです。私的感想としては、満点を星５つとするなら、星4.9。本当に良かった。すごく、良かった。知り尽くして（？）いる話なのに、ぼろぼろ泣いてしまった。

ヴィッキー・チャオさん、映画「レッドクリフ」の孫尚香役をされている彼女を見て、ものすごく綺麗な人だなと思った印象があったのだけど、本当にまあ、綺麗ですね、彼女は。すごく好きになりました。
後、あの相手役（文泰役）の男性、チェン・クンさん、かっこいいですねぇ。役柄が物凄くかっこよかったのもあって、めちゃくちゃ惚れそうになりました。危ない危ない。

今までに観た中国映画の中で、私的には一番、良かったです。男女間の情も、男女を越えた情も、戦争の悲惨さも残酷さも、それによってどれだけ人間の心に傷がつくかも、人生の悲哀も儚さも愚かさも、とてもよく表現されていて、なんか色々、深くしっとり考えさせられました。いやぁ、泣いたわ。まだ、感動の余韻が抜けない。



結ばるわけにはどうしてもいかない運命の二人の唯一にして、最後の抱擁シーン。やるせない。でも、それが正しい道。世にとって、万民にとって（涙）。

木蘭のお父さんの存在が、私的には更に泣けた。
文泰の描かれ方が本当、素晴らしくかっこよかった。なんて聡明で情に深くて、律儀で潔い殿方でしょう、まったく。冒頭に「惚れるぞ危険」って、テロップを流して欲しいくらいある。←？

とにかく、良かったですわー。思い切ってDVD買ってよかった。
興味がある方は是非。多分、レンタル屋さんでもレンタル開始されたんじゃないかしら。分からないけど、多分。
オススメですよー。