
延暦寺巡拝も後半に入り、西塔(さいとう)の南の端から上り坂の小径を歩くこと約15分で、延暦寺の中心ともいえる境内である、東塔(とうどう)へと辿り着きました。
西塔から歩いてくると、東塔では西の端にあたる法華総持院東塔(ほっけそうじいんとうとう)や阿弥陀堂のある区域へまず導かれます。
時間的に逆光となったアングルで、宝塔やお堂の美しさが一層引き立つ光景を堪能してから、延暦寺の中核をなす区域へと歩を進めていきます。
<西塔→東塔>

延暦寺 西塔から15分程の道中を終えると、延暦寺の中心ともいえる境内である、東塔に到着しました。
この場所は、東塔でも最も西の端にあたる位置にあり、法華総持院東塔(ほっけそうじいんとうとう)や阿弥陀堂(あみだどう)といった宝塔やお堂がある場所です。
左が阿弥陀堂、右が法華総持院東塔です。

どっしりと構えた風格の、法華総持院東塔。
朱の建材も鮮やかな宝塔は、伝教大師(でんぎょうだいし)最澄によって建立された日本全国6ヶ所の宝塔を総括しています。
織田信長の焼き討ちによって焼失しましたが、昭和55年(1980年)、400年ぶりに再建されました。

法華総持院東塔からも、琵琶湖と三上山を望む近江盆地を眺めることができます。

法華総持院東塔と並んで建っている、阿弥陀堂。
昭和12年(1937年)に執り行われた、比叡山開創千百五十年大法要を記念して建立されました。
阿弥陀堂の前にあった、水琴窟です。
カメラのマイクが思った以上に周囲の方々の声を拾ってしまい、滴り落ちる滴の奏でる音色がかき消され気味になってしまいましたが;、実際には案外離れた場所からでも、この音色が耳に入ってきたものでした^^

京都市街もそうなのですが、ここ比叡山上もまた航空路の真下に位置するらしく、時折飛行機雲が、逆光にもかかわらず、くっきりとしたラインを天空に描いていました。

阿弥陀堂の前には、大講堂へと続く巡拝路が、大階段となっていました。
この大階段と、階段上から迫り来るような迫力ある姿を見せている阿弥陀堂の大屋根とが、逆光のコントラストの中でひときわ存在感を増したような、光と影の幻想的な光景でした!

阿弥陀堂の屋根の頂点。
非常に細かく、繊細な装飾です!
何を意味しているのか、私には分かりませんが、何らかの仏教の教えを表しているのかもしれません。

法華総持院東塔を中心とした、現在の伽藍の配置です。
古絵図によれば、元々の配置は現在のそれとは異なっていたようで、現在の配置となったのは、比叡山開創千二百年となる昭和62年(1987年)の再建時以降、とのことです。

大階段を下りて少し行くと、大講堂が見えてきます。
大講堂には、比叡山で修行後、それぞれの宗派をお開きになった、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)等の等身大の尊像が安置されています。
大講堂は、東塔において十字路的な位置にあり、東塔の駐車場や、それと同じ敷地にある、比叡山内シャトルバスや京都方面への路線バスが発着する比叡山バスセンターから、最も近いお堂となっています。

大講堂の前を通り過ぎて少しの間歩を進め、ふと見上げると…頭上には西に傾きはじめた太陽の光を受けたもみじが、色付いた葉を燃え立つように輝かせていました!
紅葉に覆い被さるように、常緑樹である杉の大木がちょうど背後のベストポジションに屹立していたため、素晴らしいコントラストを披露してくれました♪
スペクタクルな色と光の協演に見送られて、いよいよ延暦寺の中心である東塔でも、核心部といえる区域へと進んでいきます。
西塔から歩いてくると、東塔では西の端にあたる法華総持院東塔(ほっけそうじいんとうとう)や阿弥陀堂のある区域へまず導かれます。
時間的に逆光となったアングルで、宝塔やお堂の美しさが一層引き立つ光景を堪能してから、延暦寺の中核をなす区域へと歩を進めていきます。
<西塔→東塔>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

延暦寺 西塔から15分程の道中を終えると、延暦寺の中心ともいえる境内である、東塔に到着しました。
この場所は、東塔でも最も西の端にあたる位置にあり、法華総持院東塔(ほっけそうじいんとうとう)や阿弥陀堂(あみだどう)といった宝塔やお堂がある場所です。
左が阿弥陀堂、右が法華総持院東塔です。

どっしりと構えた風格の、法華総持院東塔。
朱の建材も鮮やかな宝塔は、伝教大師(でんぎょうだいし)最澄によって建立された日本全国6ヶ所の宝塔を総括しています。
織田信長の焼き討ちによって焼失しましたが、昭和55年(1980年)、400年ぶりに再建されました。

法華総持院東塔からも、琵琶湖と三上山を望む近江盆地を眺めることができます。

法華総持院東塔と並んで建っている、阿弥陀堂。
昭和12年(1937年)に執り行われた、比叡山開創千百五十年大法要を記念して建立されました。
阿弥陀堂の前にあった、水琴窟です。
カメラのマイクが思った以上に周囲の方々の声を拾ってしまい、滴り落ちる滴の奏でる音色がかき消され気味になってしまいましたが;、実際には案外離れた場所からでも、この音色が耳に入ってきたものでした^^

京都市街もそうなのですが、ここ比叡山上もまた航空路の真下に位置するらしく、時折飛行機雲が、逆光にもかかわらず、くっきりとしたラインを天空に描いていました。

阿弥陀堂の前には、大講堂へと続く巡拝路が、大階段となっていました。
この大階段と、階段上から迫り来るような迫力ある姿を見せている阿弥陀堂の大屋根とが、逆光のコントラストの中でひときわ存在感を増したような、光と影の幻想的な光景でした!

阿弥陀堂の屋根の頂点。
非常に細かく、繊細な装飾です!
何を意味しているのか、私には分かりませんが、何らかの仏教の教えを表しているのかもしれません。

法華総持院東塔を中心とした、現在の伽藍の配置です。
古絵図によれば、元々の配置は現在のそれとは異なっていたようで、現在の配置となったのは、比叡山開創千二百年となる昭和62年(1987年)の再建時以降、とのことです。

大階段を下りて少し行くと、大講堂が見えてきます。
大講堂には、比叡山で修行後、それぞれの宗派をお開きになった、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)等の等身大の尊像が安置されています。
大講堂は、東塔において十字路的な位置にあり、東塔の駐車場や、それと同じ敷地にある、比叡山内シャトルバスや京都方面への路線バスが発着する比叡山バスセンターから、最も近いお堂となっています。

大講堂の前を通り過ぎて少しの間歩を進め、ふと見上げると…頭上には西に傾きはじめた太陽の光を受けたもみじが、色付いた葉を燃え立つように輝かせていました!
紅葉に覆い被さるように、常緑樹である杉の大木がちょうど背後のベストポジションに屹立していたため、素晴らしいコントラストを披露してくれました♪
スペクタクルな色と光の協演に見送られて、いよいよ延暦寺の中心である東塔でも、核心部といえる区域へと進んでいきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます