時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

富山きときと味巡り2013-1~最初の食事から富山を実感

2013-01-25 06:51:33 | 日本
 平成25年(2013年)に年が改まって初の旅行先は、富山となりました。

 先週末に、きときとの鰤(ぶり)をメインターゲットにして、真冬の北陸・富山へ味覚(だけ)を求める旅に出てみました!

 年末年始の海外旅行から帰国してまだ日も浅く、もう少し週末はのんびり過ごしたい気持ちもありましたが、鰤のシーズンは遅くても1月いっぱいまで、2月では遅いとのこと;
 …という訳で、時間の空いていた先週末、1泊2日のグルメな小旅行の挙行と相成りました。

 昨年からの瀬戸内や南イタリアの記事との並行になってしまいますが;、記憶が鮮明に残っているうちに記事にしておこうと思います(^^;

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


 昨年の富山行と同様、京都からの旅立ちは、京都駅0番ホーム♪
 昨年最初の富山行の時と同じ、9時10分発のサンダーバード7号で出発します。



 京都を出発すると程なく滋賀県へと入りますが、この日の滋賀県は南部の大津市の辺りから、前日に降った雪がそのまま残っていて、既に雪景色となっていました。
 湖西線を北上するにつれて家並みも徐々に疎らとなり、このように雪化粧した田畑の広がる車窓となりました。



 福井県に入ると雪が降り出し、車中からでも、雪がかなりの勢いで後方へと流れ去っていくように見えていました。



 更に石川県となると雪は上がって、雪雲の間から青空までが覗けるようになり、虹まで見ることができました。

 しかしながら、これでこのまま晴れ上がってはくれませんでした。。。



 サンダーバード7号の行程ではラストスパートとなる富山県内では再びどんよりとした空模様となり、みぞれ交じりの寒々しい風景へと逆戻り…><

 終点・富山の1つ手前の停車駅である高岡では、線路上でスプリンクラーが稼働していました。



 京都からの284.2kmを所要2時間48分で駆け抜けたサンダーバード7号は、11時58分の定刻に終着駅の富山へ到着しました。

 富山駅でも、みぞれが降り続いていました。

 11時58分着という時刻から、富山へ降り立ってまずすることといえば…お分かりですよねw



 ちょうどお昼時でもあり、富山駅を出てすぐの所で仮営業中(富山駅改築工事のため)の、とやま駅特選館内にある「白えび亭」で軽く腹ごしらえすることにしました^^

 昨年は、旅の一番最後にお邪魔しましたが、今回は景気付けとばかりに、真っ先に駆けつけた!という印象です。



 今回は、白えび天丼お刺身付きを頼んでみました!



 丼には、相変わらず御飯が見えない位にドッサリ載せられた白エビの天ぷらがてんこ盛り♪

 ホクホクと口の中へと掻き込みながら、カルシウムもたっぷりの殻付きで揚げられた白エビの、香ばしい風味を楽しみます^^



 「富山湾の宝石」と呼ぶに相応しい、透き通るように上品な色艶に思わず魅せられてしまう、白エビのお刺身です(^г^)

 濃厚で円やかな甘味、蕩ける直前といった感じの絶妙な軟らかさの歯応え…幸せです~!
 少量添えられたおろし生姜の清涼感との、風味の共演も素晴らしいです!!



 天丼も、濃いめの汁が絡まる御飯との相性はピッタリ!

 この汁の濃さにも負けない、白エビの香ばしさです。

 白エビの美味しさを気軽に堪能できる白えび天丼、こちらの白えび亭さんは富山駅直結と言ってもいい場所にあるので、富山来訪の折には是非お試しになってみてください!

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


 白えび天丼をいただいた後は、夕方夕食まで少し時間があるので、富山駅前から路面電車に乗って富山の街中をブラブラしてみました。

 乗車したのは、富山の中心部を循環する環状線。
 ヨーロッパの新型トラムのような、今風の綺麗な電車でした^^



 環状線は1周しても所要時間18分の、こぢんまりとした路線ですが、車窓からは、このように富山城や綺麗に整備された富山の市街地を眺めることができます。



 富山の市街地には、歩道も含めて広々とした道路から、このように車道にも石畳を思わせる独特な舗装を施した通りまで、様々な特徴のある道が多いですね。

 土地に余裕があるからか、ゆったりとした余裕の感じられる町割りで、とても雰囲気の良い街だなぁ、と思いました^^



 環状線の停留所も、とても現代的でスタイリッシュです。

 ガラス張りで、折りたたみ式のベンチまで備え付けられています。

 この大手モール電停附近から伸びる中心市街地のアーケード(総曲輪(そうがわ)通り商店街)をぶらつき、そこにあった大きな百貨店地下食料品フロアの充実ぶりに驚き、富山の生活レベルの高さを実感しました!
 鮮魚コーナーの充実ぶりは予想できるとしても、精肉店のショーケースにはドイツのヴルストやイタリア・パルマのプロシュット・ディ・パルマ等名だたる外国産品が勢揃い、更に、スペインのハモン・イベリコ・デ・ベジョータや、フランスのジャンボン・ド・バイヨンヌまでが店頭に陳列されて、予約しておけば、もも肉丸ごとのまま購入できるとのこと!
 まさか、ジャンボン・ド・バイヨンヌの実物を初めて目にしたのが富山となるとは夢にも思わず、富山の消費者の凄まじい舌の肥え方には、ただただ驚愕するばかりでした!!



 刺激に満ちた(^^;)デパ地下巡りを切り上げて、大手モール電停へと戻ってきました。

 時間も夕方へと差し掛かりつつあったので、再びこの環状線に乗って富山駅前へと戻り、メインイベント?の夕食に予約してあるお店へと赴くことにしました。
 目指すお店は、富山市の東隣で海に面する射水(いみず)市の市内の、新湊(しんみなと)にあります。
 富山から金沢方面の1つ目の駅である呉羽(くれは)まで、JR北陸本線の普通電車で向かいます。

 きときとの味覚にありつけるまで、あともう少しです(@_@)



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プー太郎)
2013-01-26 00:05:22
雪景色の中、白の富山城が静かに佇んでいる姿がとても美しいです。
気ままな旅も楽しいけれど、テーマありの旅はよりいっそうの充実感があるような気がします。ましてただの味覚の旅ではなくブリをメインターゲットにする旅。これ以上の贅沢な旅があるでしょうか!と私は思います。
私も今週二泊三日の一人旅をしてきました。テーマは重々しい響きをもつ「中世の黄金時代ブルージュ12世紀-15世紀」でした。が、あちこちで冬服のセールがあり、それを横目でうらめしく眺めつつ、目的完遂のため歴史博物館や本屋さんめぐりをしました。次回は「洋服のセールめぐり」と言うテーマに変更します。
返信する
プー太郎さん。 (taろう)
2013-01-26 08:27:53
鮮やかな色彩のカラフルな風景も素晴らしいですが、すっかり落葉した裸の木々+雪景色のようなモノトーンの渋い風景もまたとても素敵で、見とれてしまいます。
旅で一番楽しいのは事前のリサーチや行程を考えることとはよく言われますが、テーマのリサーチはまさにこれに当て嵌まるので、その旅行を終えるまで気合いが持続するのでしょうね^^
名高い富山の鰤、いつかは食してみたいと思い続けていましたが、今回何とか時期に時間が空いたので、一泊二日の駆け足で、ほぼ一点集中(もちろん他のきときとは別です(^^;)の旅となりました!
ブルージュ、私も本等で水の都でもある美しい街を一目見て、いつか訪れたい街の1つになっているので、プー太郎さんが羨ましいです^^
私も飛び付くこと間違いなしの重々しいテーマ、素敵だと思います!!
洋服のセール巡りのテーマでも、目的完遂できそうですねw
返信する
Unknown (タヌ子)
2013-01-28 16:45:37
あら、taろうさんのお返事を読みに来たら、コメントが投稿されてませんでした(汗)
富山には美味しいものがたくさんありますよね。
白えびの天ぷら、写真から、衣のサクサク感が伝わってきます。
天ぷらのサクサク、お刺身のしっとりねっとり感が好対照ですね。
お刺身はとっても甘くて、口の中でとろけてしまうのでしょうね。
そいういえば佐渡の名物がブリカツ丼。
日本海の鰤、特に冬の鰤は脂が乗っていて美味しいんでしょうね。
キトキトの鰤報告、楽しみです!
返信する
タヌ子さん。 (taろう)
2013-01-28 18:08:55
再コメントしていただきまして、ありがとうございます!
富山は、反則!といってもいい位に、美味しいもの(特に魚)に溢れているのが、訪れる度に実感できる素敵な土地ですね♪
白えび天丼の香ばしい美味しさは相変わらずで、昨年を思い出しつつ、こんな贅沢な丼をリーズナブルにいただける富山がとても羨ましく思いました。
白えびの剥き身は蕩ける寸前の柔らかな歯ごたえで口中に広がる濃厚な旨味に、はやくもメロメロになってしまいました!
佐渡のブリカツ丼も、是非いただいてみたいですね^^
水揚げされた姿もはち切れんばかりに脂の乗った冬の鰤、雪をおしても富山へ来る価値は大いにアリです!
撮影しませんでしたが、充実のデパ地下も要チェックですw
返信する

コメントを投稿