時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

年越しアマルフィ海岸探訪-2~羽田から成田へ

2013-01-21 07:09:02 | 関東/日本
 南イタリア年越し旅行、予約の都合で海外への出発が成田発の便となったため、国内線で到着した羽田空港からリムジンバスに乗って、成田空港を目指しました。

 羽田~成田の移動も、初めての経験です!
 移動手段は複数ありますが、大きな荷物がある関係上、乗換え無しで成田へ直行するリムジンバスを利用しました。

 幸い道中渋滞もなく、無事成田に到着した後は、チェックインが始まるまで、久し振りに訪れた成田空港のターミナル内で気ままにのんびりと過ごしていました。

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 大阪国際空港(伊丹空港)を13時に出発したANA26便は、14時過ぎに東京国際空港(羽田空港)へ到着しました。

 いつもなら東京が目的地なので、往路の事実上の終着地である訳ですが、今回はまだまだこの先も遥かに長~い行程が待っています!



 羽田空港から、成田空港行のリムジンバスに乗車します。
 14時半過ぎ頃には成田空港行は15分間隔で運行されていましたが、流石に年末年始の混雑期、チケットが買えたのは15時25分の便でした;

 バス乗り場には私と同様に、この日海外へと旅立つであろう多くの方々がバスを待っていました。
 スーツケースを係の方に預ける時に、利用航空会社名を訊かれて、その航空会社が出発する成田空港のターミナル別に色の異なるタグが、預けたスーツケースに取り付けられました。

 リムジンバスは、ANA等が発着する第2ターミナルを出発すると、JAL等が発着する第1ターミナルを経由した後、一路成田空港へと向かいます。
 第1ターミナルの出発時には、座席は満席となっていました。



 バスは東京湾岸を快走、渋滞らしい渋滞もなく、1時間と少々で成田国際空港(成田空港)に到着しました。

 空港の直前の検問所で全ての車両は一時停止、荷物と身分証のチェックを受けました。
 この時まで、そういえば成田では検問があるということを、完全に失念していました。

 乗客全員のチェックが終わって検問所を通過すると、間もなく空港へ到着です。
 まずは、主としてJAL等ワンワールドに加盟している航空会社が出発する第2ターミナルに着きます。
 ここで、半分位の方々が下車しました。



 続いて、主にANA等スターアライアンスに加盟している航空会社が出発する第1ターミナル南ウイングです。
 ここでは、残りの乗客がほとんど下車、車内に残ったのは私の他には1名だけ(+運転手さん)…羽田出発時の混雑した車内が嘘のようにガランとしてしまいました。。。



 回送同然のガラガラな車内となったバスは、南ウイングを出てすぐに、終点の第1ターミナル北ウイングに到着しました。
 時刻は16時30分を過ぎ、雲の多い空も夜の予兆を漂わせ始めています。

 夕刻の、照明の灯り始めた頃の空港というのも、中々趣があるものです。



 第1ターミナル北ウイングからは、ワンワールド、スターアライアンスと並ぶ航空連合であるスカイチームに加盟している航空会社が中心に出発しています。
 チェックインカウンターの上のアルファベットも、スカイチームのロゴを戴いています。

 国際線を利用するために成田へやって来たのは、拙ブログでも記事にしたチリ旅行以来、実に10年振り(チリ旅行の時も年末年始でした)となります!
 チリ旅行の時はJAL利用で第2ターミナルから出発したので、第1ターミナルの利用は今回が初めてです。

 大規模な改装をかけてリニューアルしているとはいえ、構造上は昭和53年(1978年)の開港当初から使用されている建物のせいか天井もそれ程高くは感じませんが、どこか少し懐かしいような雰囲気が漂います。
 抑えめにしてあるような照明からも、ゆったりと落着いた空気を感じることのできるターミナルです^^



 搭乗便を確認します。
 搭乗するのは、21時55分発のエールフランス277便(AF277)パリ(Paris)行、北ウイングからの最終出発便のようでした。

 …という訳で、今回の旅行はパリ経由でのヨーロッパ行となります。



 成田空港も伊丹空港同様(羽田空港ではチェックし忘れました(^^;)、既にお正月の飾り付けが据えられていました。



 屋上の展望デッキへ上がってみました。

 時刻はまだ18時前ですが、すっかり夜の帳が下りています。

 イルミネーションが、フェンス越しに見える空港敷地の灯りと共に、美しく闇に浮かび上がっていました。



 明るく照らし出されたボーディングブリッジ附近、その照明が及ばばない誘導路周辺の闇に点々と灯る誘導灯、飛行機の照明…夜の空港の美しさには、寒さを忘れて見とれるばかりでした!

 この時も一機、夜空へ旅立っていきました^^



 …チェックインを待つばかりなのですが、どうにもお腹が空いてしまい(18時頃)、飛行機の出発まであと約4時間で機内食が出るのは更にその1時間後位にはなりそう…;と思えたので、ここでも小腹を満たしに掛かりましたw

 出発前の日本で最後の食事は、杵屋の「梅わかめうどん」と相成りました。
 日本の味覚とは、これでしばしの間お別れです。。。



 ターミナル内をぶらぶらしつつ、適当に時間を潰しているうちに、チェックイン開始時刻が近付いてきました。

 海外への第一歩、パリ・シャルル・ド・ゴール空港(Aéroport Paris-Charles-de-Gaulle)(CDG)に向けての、長い長い旅路が間もなく始まります!



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4 コメント

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Unknown (タヌ子)
2013-01-21 18:57:51
成田は遠いですよね。
国際空港でこんなに都心から離れている空港も珍しい。
確かにリムジンでのチェックはあるけれど、スカイライナーを利用するとノーチェックですよね。
テロリストはスカイライナーを利用しないってことかしら(笑)
日本を出発するまでにこんなに長い行程を辿って、わざわざフランスまでやってきてくれた八瀬氷室と大福茶、有り難みは更に増すばかり。
成田の屋上展望デッキ、いつも最後のお土産探しで忙しく、一度も出たことがありませんが、、うどんは食べます(笑)
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Unknown (kiki)
2013-01-21 20:53:35
成田空港、懐かしい~。タヌ子さんの仰る通り、昔は神奈川から遠くて成田に着いた頃には一旅終了した感覚でした。成田エクスプレスができてからはマシになりましたが。←どれだけ大昔の話をしているのだか(笑)
関空、確かに天井が高くて広々、近代的ですよね。
日本から旅立つラストのお食事はやはり和食ですよね。私も杵屋さんのおうどん、よく食べます。でも最近は国内線フロアーの関空食堂さんで焼き鮭定食に浮気中です^^
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タヌ子さん。 (taろう)
2013-01-21 22:30:04
確かに成田へ到着した時には、軽く小旅行した気分になりました(^^;
今回は何せ10年振りの成田なので、「プチ旅行一つ得してラッキー」とプラス思考の気分でターミナルへ降り立ちましたw
スカイライナーはノーチェックでしたか…確かに京成電車とテロリストは中々結び付き難そうですねぇw
八瀬氷室と大福茶は「由緒正しさ」で、リモンチェッロはイタリア一流の「躱し」の術で、それぞれ見事にミッションクリア、無事タヌ子さんのお手許に辿り着けたのでしょうね^^
成田に限らず、大抵展望デッキのある点は、日本の空港の素敵な魅力の一つ、飛行機を間近に旅気分が盛り上がりますよ!
あっさり食は、このうどんを最後に、しばらくお預けとなりました。。。以後は、私の貧弱な消化器の奮闘記でもあります?!
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kikiさん。 (taろう)
2013-01-21 22:41:20
いつもの関空とは異なる、10年振りの成田からの海外出発に、気分も昂揚して軽く酩酊状態なのが幸いしてか、羽田から所要1時間のバス行程にも然程疲労は感じませんでした。
「成田のターミナル、こんなにこぢんまりしてたっけ?」と感じた程でしたが、仄かにレトロ感漂う雰囲気が逆にゆとりを感じさせて、寛げました^^
帰国まであっさりはなかろうと思って、噛み締めて味わったうどんでしたw
関空の国内線フロアのフードコーナー、かなり変わったみたいですね!
焼き鮭定食!!次の関空利用時には憶えておかないと(@_@)
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