平成27年(2015年)も残すところ残りあと2日となった12月30日、列車に乗って長野と富山を1泊2日で巡ってから帰省するという、小旅行を敢行しました。
平成28年(2016年)3月実施の、JR各社のダイヤ改正で、大阪~名古屋の区間が廃止となることが決まり、関西では見納めとなる、大阪発の特急「しなの」で長野へ赴き、1日早く「年越しそば」を、まずはいただきます♪
続いて、平成27年3月に長野~金沢の区間が開業した北陸新幹線に乗車して北陸・富山路を目指し、冬の「きときと」に舌鼓(^г^)
1泊した翌日、富山でランチの後、特急「ひだ」で名古屋へ戻ります。
まずは、大阪から、長野へ向けて長駆します。
今回の旅程ですw
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
これらの切符で、ほぼ目的地が網羅されています。
思い立ったのが出発の1週間前であったのと、出発日が年末の帰省ラッシュのピークに被ることから、指定が取れるだろうかと思いながら、JR西日本の予約サイト「e5489」にお伺いを立てたところ…何とか、大阪→長野→黒部宇奈月温泉と富山→名古屋の、今回の旅の核となる行程を押さえることができ、年の瀬乗り鉄の旅の挙行が決定しました\(^o^)/
因みに、予約時には既に、大阪→長野間はグリーン車しか空席が残っておらず、長野→黒部宇奈月温泉間も残りわずかな空席状況でした。。。
長野で北陸新幹線へ乗り継ぐため、連絡する格好となる大阪→長野の特急券が乗り継ぎ扱いとなり、この区間の特急料金が半額となりました。
…というわけで、平成27年12月30日の朝、大阪駅の連絡橋口改札前から、旅立ちます!
時刻は08:30頃…年末年始の休みに入り、ラッシュ時の時間帯とは思えない、ゆったりとした雰囲気に包まれていた大阪駅。
快晴の天気の下、気分も爽快に、長野へと出発です♪
大阪駅の最も北端に位置する、11番ホームから、乗車する長野行の特急「しなの9号」は、出発します。
このホームからは、大阪・京都と福井・金沢等北陸方面とを結んで走る特急「サンダーバード」が、主に出発しています。
その合間を縫うように、「しなの9号」が、08:57に大阪から旅立ちを迎えます。
「しなの9号」が、11番ホームへ入線しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
JR東海所有の383系で運行される「しなの9号」。
長野までの441.2kmの距離を、4時間56分掛けて走破します。
平成27年12月の時点で、在来線の昼行定期特急としては、国内最長距離を走行する列車となっています。
走行する路線も、JRの西日本、東海、東日本の3社に跨っています(大阪~米原:西日本、米原~塩尻:東海、塩尻~長野:東日本)。
特急「しなの」は、名古屋~長野間を1日13往復(平成27年12月)していますが、そのうちの1往復が名古屋から更に大阪まで、東海道本線を走行しています。
平成28年3月のダイヤ改正でこの大阪~名古屋の区間が廃止となる理由は、「利用の低迷」ということですが、年末の帰省ラッシュのピークであったというこの日は、指定席はグリーン車含めて満席。
自由席の車両の乗車目標には、長蛇の列ができていました。
「しなの9号」は、定刻どおり08:57に大阪を出発、新大阪、京都、米原、岐阜、と停車しながら東海道本線を東へ、名古屋を目指します。
米原を過ぎて、岐阜へ向けて走行中です。
JR東海ご自慢の、「ワイドビュー」車両からの眺めは、前方の様子も、このようにバッチリ!
「しなの9号」は、この後名古屋へ10:58に到着、11:00に長野へ向けて出発します。
大阪→名古屋の所要時間は、「しなの9号」で2時間1分。
新大阪乗り換えで名古屋まで新幹線利用だと、1時間と少し…やはり、新幹線は速い!
名古屋から「しなの9号」は中央本線へと入り、岐阜県の東濃地方を駆け抜けて、木曽の山中へ分け入っていきます。
カーブの多い山間の区間も、383系は振り子機能を生かし、高速で走り抜けます!
…それにしても、いまだ雲1つ見えない、快晴のいい天気。
雪国へと向かっているはずなのですが。。。
塩尻から篠ノ井線へと入り、松本を出発すると、終着駅の長野までのラストスパート。
その車窓風景のハイライトが、この、姨捨(おばすて)附近から一望することができる、善光寺平(長野盆地)です!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
遠方に建物が密集しているように見えている辺りが、目指している長野の市街の方向でしょうか。
「川中島の戦い」の場ともなった古戦場も見渡すこの風景は、日本三大車窓の1つにも数えられていて、「しなの9号」は通過してしまいますが、姨捨駅のホームにも、展望台が設けられています。
また、この辺りは観月スポットとして古来から有名であったとのことで、機会があれば、姨捨周辺をのんびりと散策してみたいです。
「しなの9号」はこの後、眼下の善光寺平へとみるみるうちに駆け下りていきます。
長野は、もう目前です。
定刻13:53到着のところ、約4分程遅れの13:57頃に、「しなの9号」は長野へ終着しました。
大阪から6府県を駆け抜けてきた、441.2kmの道程を、ちょうど5時間の所要時間で走り抜けたことになります。
やはり、冬の雪国とは思えない、明るい午後の日差しに包まれた、長野でした;
列車から降りた人達の姿もほとんど見られなくなって、ガランとした雰囲気のホームにも、旅情を感じます。
「しなの9号」として大阪から走ってきた車両が、疲れを癒やしているかのように、ホームに佇んでいます。
退屈しない旅でした…ありがとう!
長野で、一旦途中下車。
遅いお昼をいただきに、駅の外へ繰り出します。
<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-02>>
三が日明け早々に引いてしまったらしい風邪を拗らせて、軽い気管支炎に罹ってしまいました。
微熱~高熱を上がり下がりする発熱と体の痛み、消耗する咳や痰等の症状に一週間程苦しみました;
ようやく数日前には熱も平熱にまで下がって安定、容体も復調してきたので、ブログへの記事投稿も再開していこうと思います。
寒さ厳しいこの時期、皆様もご自愛ください。
平成28年(2016年)3月実施の、JR各社のダイヤ改正で、大阪~名古屋の区間が廃止となることが決まり、関西では見納めとなる、大阪発の特急「しなの」で長野へ赴き、1日早く「年越しそば」を、まずはいただきます♪
続いて、平成27年3月に長野~金沢の区間が開業した北陸新幹線に乗車して北陸・富山路を目指し、冬の「きときと」に舌鼓(^г^)
1泊した翌日、富山でランチの後、特急「ひだ」で名古屋へ戻ります。
まずは、大阪から、長野へ向けて長駆します。
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今回の旅程ですw
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
これらの切符で、ほぼ目的地が網羅されています。
思い立ったのが出発の1週間前であったのと、出発日が年末の帰省ラッシュのピークに被ることから、指定が取れるだろうかと思いながら、JR西日本の予約サイト「e5489」にお伺いを立てたところ…何とか、大阪→長野→黒部宇奈月温泉と富山→名古屋の、今回の旅の核となる行程を押さえることができ、年の瀬乗り鉄の旅の挙行が決定しました\(^o^)/
因みに、予約時には既に、大阪→長野間はグリーン車しか空席が残っておらず、長野→黒部宇奈月温泉間も残りわずかな空席状況でした。。。
長野で北陸新幹線へ乗り継ぐため、連絡する格好となる大阪→長野の特急券が乗り継ぎ扱いとなり、この区間の特急料金が半額となりました。
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…というわけで、平成27年12月30日の朝、大阪駅の連絡橋口改札前から、旅立ちます!
時刻は08:30頃…年末年始の休みに入り、ラッシュ時の時間帯とは思えない、ゆったりとした雰囲気に包まれていた大阪駅。
快晴の天気の下、気分も爽快に、長野へと出発です♪
大阪駅の最も北端に位置する、11番ホームから、乗車する長野行の特急「しなの9号」は、出発します。
このホームからは、大阪・京都と福井・金沢等北陸方面とを結んで走る特急「サンダーバード」が、主に出発しています。
その合間を縫うように、「しなの9号」が、08:57に大阪から旅立ちを迎えます。
「しなの9号」が、11番ホームへ入線しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
JR東海所有の383系で運行される「しなの9号」。
長野までの441.2kmの距離を、4時間56分掛けて走破します。
平成27年12月の時点で、在来線の昼行定期特急としては、国内最長距離を走行する列車となっています。
走行する路線も、JRの西日本、東海、東日本の3社に跨っています(大阪~米原:西日本、米原~塩尻:東海、塩尻~長野:東日本)。
特急「しなの」は、名古屋~長野間を1日13往復(平成27年12月)していますが、そのうちの1往復が名古屋から更に大阪まで、東海道本線を走行しています。
平成28年3月のダイヤ改正でこの大阪~名古屋の区間が廃止となる理由は、「利用の低迷」ということですが、年末の帰省ラッシュのピークであったというこの日は、指定席はグリーン車含めて満席。
自由席の車両の乗車目標には、長蛇の列ができていました。
「しなの9号」は、定刻どおり08:57に大阪を出発、新大阪、京都、米原、岐阜、と停車しながら東海道本線を東へ、名古屋を目指します。
米原を過ぎて、岐阜へ向けて走行中です。
JR東海ご自慢の、「ワイドビュー」車両からの眺めは、前方の様子も、このようにバッチリ!
「しなの9号」は、この後名古屋へ10:58に到着、11:00に長野へ向けて出発します。
大阪→名古屋の所要時間は、「しなの9号」で2時間1分。
新大阪乗り換えで名古屋まで新幹線利用だと、1時間と少し…やはり、新幹線は速い!
名古屋から「しなの9号」は中央本線へと入り、岐阜県の東濃地方を駆け抜けて、木曽の山中へ分け入っていきます。
カーブの多い山間の区間も、383系は振り子機能を生かし、高速で走り抜けます!
…それにしても、いまだ雲1つ見えない、快晴のいい天気。
雪国へと向かっているはずなのですが。。。
塩尻から篠ノ井線へと入り、松本を出発すると、終着駅の長野までのラストスパート。
その車窓風景のハイライトが、この、姨捨(おばすて)附近から一望することができる、善光寺平(長野盆地)です!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
遠方に建物が密集しているように見えている辺りが、目指している長野の市街の方向でしょうか。
「川中島の戦い」の場ともなった古戦場も見渡すこの風景は、日本三大車窓の1つにも数えられていて、「しなの9号」は通過してしまいますが、姨捨駅のホームにも、展望台が設けられています。
また、この辺りは観月スポットとして古来から有名であったとのことで、機会があれば、姨捨周辺をのんびりと散策してみたいです。
「しなの9号」はこの後、眼下の善光寺平へとみるみるうちに駆け下りていきます。
長野は、もう目前です。
定刻13:53到着のところ、約4分程遅れの13:57頃に、「しなの9号」は長野へ終着しました。
大阪から6府県を駆け抜けてきた、441.2kmの道程を、ちょうど5時間の所要時間で走り抜けたことになります。
やはり、冬の雪国とは思えない、明るい午後の日差しに包まれた、長野でした;
列車から降りた人達の姿もほとんど見られなくなって、ガランとした雰囲気のホームにも、旅情を感じます。
「しなの9号」として大阪から走ってきた車両が、疲れを癒やしているかのように、ホームに佇んでいます。
退屈しない旅でした…ありがとう!
長野で、一旦途中下車。
遅いお昼をいただきに、駅の外へ繰り出します。
<長野・富山へ 美味しい年の瀬 列車旅-02>>
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三が日明け早々に引いてしまったらしい風邪を拗らせて、軽い気管支炎に罹ってしまいました。
微熱~高熱を上がり下がりする発熱と体の痛み、消耗する咳や痰等の症状に一週間程苦しみました;
ようやく数日前には熱も平熱にまで下がって安定、容体も復調してきたので、ブログへの記事投稿も再開していこうと思います。
寒さ厳しいこの時期、皆様もご自愛ください。
今年(昨年)の風邪はインフルエンザの様に体の節々が痛くなりますよね。私も12月初旬に患い、それをきっかけにしばらく収まっていた喘息が何年ぶりに再発しました・・・。
今年は本当に暖冬のようですね。クリスマスに奥飛騨温泉へ雪見風呂を期待して再訪したのですが雪はまったくでした。地元の方もこんな年は珍しいと仰っていました。
宇奈月温泉、興味あります!
本当に、熱は中々下がりきらないわ、体中が痛だるいような、気持ちの悪い感覚に冒されるわ、最近の風邪は、質の悪さも進化しているのでしょうか。。。
おかげさまで、熱は下がり、動けるようにはなりましたが、咳と痰はまだ残っています;
奥飛騨も雪なしですか…一体、どうしてしまったのでしょうね。
明日からグッと冷え込みそうなので、雪見はこれからになりそうですね。
今回は諸事情により、宇奈月温泉はパスして、北陸新幹線の駅から富山湾岸の街へと向かいました。
宇奈月温泉から黒部峡谷…私も訪れてみたいです!
でも、今は強い寒気団が来てるんですよね?
ぶり返さない様、気を付けてくださいね。
5時間は長い気がするけれど、日本の電車は乗り心地が良いし、車窓からの風景を眺めているだけでも退屈しませんよね。
お盆と年末年始だけでも、大阪・名古屋間、続けて欲しいですよね。
完全に意表を突かれたショックも、長引いた一因かもしれません。。。
この週末は、西日本も大寒波に襲われるとの予報が出ていて、要注意です><
本当に、油断大敵…タヌ子さんも、ご自愛くださいね。
今日び、在来線の列車で、乗車時間が約5時間という列車は、ほとんど姿を消した中で、その在来線の最長距離走行の特急が、住んでいる街を毎日通過しているとは、意外な盲点を突かれた感じでした。
街並みから山間の風景へと変化する車窓は変化に富んで、5時間の所要時間は、瞬く間に過ぎ行きました。
JR各社間のダイヤ調整や、JR西日本的には、長野への経路の大部分が自社路線となる北陸新幹線経由で利用して欲しいのでしょうね。