時には、旅の日常

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2015 バスク・バルセロナ紀行-03~NH217便 ミュンヘンまでのグルメな空の旅

2016-01-09 08:15:34 | ビジネスクラス
 離日する国際線の行程は、ミュンヘン行のNH217便を利用しました。

 <<2015 バスク・バルセロナ紀行-02>

 私にとって、東京国際空港(羽田空港)からの離日と、ANAの国際線の利用とが、今回初めての体験となり、双方共に楽しみでもありました♪

 機内では、早速リッチな機内食に舌鼓を打ち、フラットとなるシートで快適に微睡み、ANAのビジネスクラスを堪能します。


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 搭乗時刻となり、ミュンヘン(München)行のNH217便へ乗り込みます!

 ANAの国際線を利用するのは、今回が初めてです。

 2015年11月現在、NH217便の機材には、ANA最新鋭のボーイング787-9が充てられています。
 機内は、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラスとなっています。

 ビジネスクラスは、窓側の席でも隣を気にせず通路へ出ることができるシート配置となっていました。



 ウェルカムドリンクは、プラコップで供されました。

 何ともチープなイメージ。。。
 ほとんどの外資系のエアラインはグラスを用いていますし、きちんとグラスを使って欲しいところです。



 定刻の12時40分に出発です。

 NH217便は、プッシュバックされて、ゆっくりと動き出しました。



 ミュンヘンへ向けて、テイクオフ!
 (エンジン音が響きますので、ボリュームを控え目にすることをお勧めします)

 NH217便は、今にも雨が降ってきそうな曇天へと飛び立ち、ミュンヘンまでの、12時間15分のロングフライトへと赴きます。
 離陸後すぐに、低い雲が現れて、地上への視界が遮られました。



 この、余裕のシートピッチが嬉しい、ビジネスクラスw
 …うれしさと同時に、己の足の短さも、ついでに痛感(爆)

 機内で最も価値を持つのは、パーソナルスペースであると、今回も実感しました。



 1回目の、お食事タイム到来^^
 まずは、ワインとアミューズ。
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 干し柿とバターのミルフィーユ仕立て
 くるみの飴
 ハムとトマトのアスピックとコルニッション
 合鴨とりんごのタルトタタン風
 2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに

 流石に日系エアライン?…小さな一品一品を、綺麗に盛り付けてありますね。



 アミューズに次いで、アペタイザーとブレッド。
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 ミラノサラミで巻いたリエットと秋刀魚のマリネ
 アンディーブに愛媛県産清見タンゴールジュースで仕上げたソース添え

 食事は、洋食にしました。

 リエットは、コクがあって滑らかな食感。
 さっぱりとした秋刀魚のマリネは、フルーティな風味の爽やかなソースとの素敵な相性を味わうことができました。



 メインディッシュ。
 肉と魚の、どちらかをチョイスするとのことで、肉にしました(^г^)
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 国産牛の煮込み 柚子の香りの焼きリゾット 黒胡椒風味のソース

 ホロホロと柔らかい国産牛の、煮込まれた円やかさを堪能♪
 キノコがたっぷり添えられていて、季節感溢れる一品です。



 デザートです。
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 洋梨とラズベリームース

 アプリコットムースタルトとの選択で、どちらも捨て難かったのですが、こちらにしました。

 酸っぱいラズベリー好きには、嬉しいメニュー。
 洋梨の芳醇な香りも楽しみました♪

 チーズとフルーツもありましたが、お腹も膨れてきていたので、この時は自制。



 食後のコーヒーで一服。

 目と舌で美味しく楽しむことができた、ANAビジネスクラスの、素敵な機内食でした。
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 食事が終わる頃には、NH217便は既にシベリアのかなり奥深くへと、進入していました。

 眼下には、見るからに凍てついたような風景が、広がります。
 ミュンヘンまでの行程の大部分を占める、このシベリアの大地の上空を、太陽を追うように、ひたすら西へと飛行を続けていきます。



 お腹を満たすと、眠気が押し寄せてきます(^^;)

 シートをフラットにして、しばしの眠りに就くとしましょう。
 プライバシーも、かなり確保することができるシートです。



 こんな感じで、横になって快適に休むことができます。

 180度水平になるフルフラットシートですが、枕が低くて、フルフラットとすると上体を反らせて頭が下がったような感じがしたので、わずかにシートを起こした方が、私には快適に感じました。
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 3時間半程就寝したでしょうか…目覚めにかぼすジュースをいただきました。

 熱いおしぼりと、良く冷えた爽やかな味わいのかぼすジュースで、リフレッシュ!



 ラーメンがあると聞いて、頼んでみました♪
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 一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」

 ご存じ、博多一風堂の企画・監修のもと、ANAと共同開発したメニューです。

 麺は、スープが良く絡む平麺で、大豆を使用して「肉味噌」の風味や食感を実現させている、ヘルシーなラーメンとなっています。
 風味豊かな味噌のスープも口当たりが良くて、ANA機内でしか食せないという希少性も相まって、人気メニューとなっているのにも、納得の逸品でした。
 あちこちで、麺を啜る音がしていましたw



 時間の経過と共に、眼下の眺めは白さを増していきます。

 気付けば、川も凍結している模様。

 シベリアでも、だいぶ北の方を飛行していたのでしょうか。



 口直しに、フルーツとコーヒーを。

 これまでの搭乗経験から、機内で出されるフルーツには期待していなかったのですが、今回のフルーツは充分に瑞々しく、美味しくいただきました。
 こうした細かな点まで気を配るのは、日系ならではだなぁ…と、ここでも実感。

 この後、2食目の食事となります。

 <2015 バスク・バルセロナ紀行-04>>



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4 コメント

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Unknown (kiki)
2016-01-11 10:06:05
日系のお食事、米系とは雲泥の差ですね・・・。
先日のアメリカ行きもいつもおなじみのUAでしたが、関空でお腹一杯和食定食を食べてから搭乗。飲み物以外、ご飯はパスです。
横になって寝れるのみのビジネス利用ですが、次回からはもうもったいないのでエコノミープラス一番前でもいいかなと思っています。気流の関係で行きは8時間半でSFに着いてしまいあっという間でしたから。
ヨーロッパ便はやはり12時間前後かかるのでフラットで寝ることができると楽ですよね。
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kikiさん。 (taろう)
2016-01-11 11:15:17
機内サービスも、お国柄がよく出ますよね。
日系なので、恐らく日本人の要求するサービス水準としているのでしょうが、そうなると、アメリカ人の皆さんは、米系エアラインの水準に満足しているのか、興味のあるところです。。。
渡米時は、kikiさんのように搭乗前に食事を済ますか、日系利用とするのが良さそうですね。
所要10時間以内の西海岸と、欧州並みの時間を要する東海岸…米国の広さを実感します。
エコノミークラスでも、位置によっては、ゆとりを感じられる座席になりますよね。
多くの人が、飛行機の座席配置図とにらめっこしているのでしょうねw
フルフラットのシートのおかげで、ミュンヘン到着時には、疲れを微塵も感じませんでした。
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Unknown (タヌ子)
2016-01-13 05:43:38
やはり日本のサービスは細やかですね。
プラコップを利用したのも、安定飛行に入る前でも、なるべく早く飲み物をサービスしようという努力から、安定の悪いグラスではなく、プラコップにしたのでしょう。
ビジネスだとサービスが多いので、フラットシートでぐっすり寝込んでしまうと、全ての恩恵にあずかることができなくて、ちょっと勿体ない気もするけれど、taろうさんはしっかりラーメンも召し上がったのですね。
2食目(精確には3食目?)も楽しみです。
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タヌ子さん。 (taろう)
2016-01-13 22:12:03
様々な制約のある機内で、高い水準のきめ細やかな「おもてなし」に、脱帽しました。
仰るとおり、サービスの質に異常な程気を遣う日系がプラコップを採用するのにも、合理的な理由があるのでしょうね。
確かに、盛りだくさんともいえる各種サービスをフルに受けようとすると、12時間の飛行時間でも、それ程余裕のあるものではなさそうに感じましたw
機内のラーメンは、出発前にもチェックしていて美味しそうだったので、早めに目を覚まして、しっかりといただきました!
シベリア経由ですが、結構お腹の膨れたフライトでした♪
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