10年ぶりのサン・セバスチャン訪問、都心にあたる旧市街へと向かう前に、サン・セバスチャンを代表する景観でもある、コンチャ海岸の眺望を堪能します。
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-16>
海岸沿いの素敵なプロムナードの目の前に広がる、素晴らしい砂浜とその砂浜に弧を描くように寄せるさざ波…穏やかで心和む絶景です。
この街が、多くの人を惹き付ける魅力を纏うリゾート地であるのも納得の、10年前と変わらない風景の美しさに、改めて魅了されていました。
<ドノスティア/サン・セバスチャン>
サン・セバスチャン(バスク語:Donostia スペイン語:San sebastián 公式名称:Donostia/San Sebastián)が持つ、「ビスケー湾の真珠」の二つ名の、おそらく元となったであろう美しい砂浜、コンチャ海岸(バスク語:Kontxa Hondartza スペイン語:Playa de la Concha)越しに、サン・セバスチャン都心部と、その背後に聳える、ウルグル(Urgull)の丘(標高123m)を望みます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ウルグルの丘の麓に位置する旧市街の手前に見えている、2つの塔を持つ大きな建物は、サン・セバスチャン市庁舎です。
市街地、それも都心部に隣接して、こんなに美しい砂浜が保たれているのは、本当に奇跡のように思えます!
ビスケー湾から続くコンチャ湾の湾口部には、ウルグルと共に、イゲルド(バスク語:Igeldo スペイン語:Igueldo)の丘(標高162m)が聳え立ちます。
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11月も下旬というのに、水着姿で海へ入る人の姿もあって、ビックリ!!
…確かに、上着も必要ない位には暖かな日で、海水に浸かってもそれ程寒くは感じられないのでしょうね。
ウルグルの丘が東側で、イゲルドの丘が西側で、それぞれコンチャ湾口を扼しています。
更に、画像ではイゲルドの丘から続いているように見えていますが、イゲルドの丘の突端にあたる位置に一段低い丘のように見えているのは、コンチャ湾口中央部に浮かぶ小島、サンタ・クララ島(バスク語:Santa Klara uhartea スペイン語:Isla de Santa Clara)です。
この、弧状の波打ち際が本当に美しくて、飽きることなく見とれてしまっていました!
コンチャ海岸の絶景を、パノラマ撮影♪
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ウルグル、イゲルド、サンタ・クララ島とサン・セバスチャン市街によって囲まれた、コンチャの湾と砂浜が演出する、絶景の妙。
10年前のサン・セバスチャン初訪問時には、ウルグル、イゲルドの両丘の頂まで上って(イゲルドの丘には、頂へと上がるレトロなケーブルカーもあります)、コンチャ湾とサン・セバスチャン市街とが織りなす、美しいパノラマ展望を楽しんだものでした^^
今回は、時間の制約もあり、両丘への再訪は叶わず。。。
食よりも風景を堪能した、サン・セバスチャン初訪問時の旅も、いつになるかは全く未定ですが、記事にしたいですね。
撮影した、たくさんの画像が残っているので。
サン・セバスチャンの市街地と直に隣接している、コンチャ海岸。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
コンチャ海岸を一層魅惑的に引き立てる、素敵な雰囲気のプロムナードを挟んで、海岸の弧に沿って並び建つホテルやマンション等の建物から、ダイレクトに海岸へとアクセスできます。
そして、これらの建物群が描くスカイラインの弧もまた、波打ち際のそれと並んで、この海岸の風景を、多くの人々の脳裏に刻み込み続けてきたのでしょうね。
心地良い散策を楽しむことができる、このプロムナードには、もちろん街灯が設置されています。
これらの街灯が点灯する、コンチャ海岸の夜景もまた、必見の美しさです!
(10年前に堪能しました)
さて、今回はあまりゆっくりもしていられません…後ろ髪をひかれる思いで、コンチャ海岸に別れを告げ、旧市街へと歩を向けます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ベンチに腰掛けて談笑する等、思い思いに過ごす人々、上着を肩に引っ掛けて歩く半袖の人…この日の暖かさが、このプロムナードを眺めても、推し測ることができますね。
コンチャ海岸沿いに、プロムナードを歩いていきます。
コンチャ海岸方面から旧市街への入口にあたる位置に建つ、サン・セバスチャンの瀟洒な市庁舎。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
麗しきリゾート都市の顔に相応しい風格を感じます。
この建物は、かつてはカジノ(グラン・カジノ 1897年~1924年)であったそうで、1947年に市庁舎が、旧市街中心部の憲法広場(バスク語:Konstituzio plaza スペイン語:Plaza de la Constitución)からこちらへと、移転してきたとのこと。
華やかな雰囲気を纏っていると感じられるのも、納得です。
かつてのルーレットテーブルやダンスホールが、本会議場として、今日利用されているそうです。
市庁舎前を通り過ぎて、旧市街へと入ってきました。
それまでの、広々と開けた景観から打って変わって、建物が密度高く立て込んだ谷間に路地が走る、どこか迷宮へ入り込んだような雰囲気に。
このひっそりとした佇まいも、ヨーロッパの都市の魅力…ワクワクしてきますw
旧市街のそこかしこに行き当たる、こうした小さな広場も、魅力的です。
広場に建つライオンの像、どのような経緯があるのでしょうね。
落ち着いたエレガントさを感じさせる、サン・セバスチャン旧市街の通りの風景。
通りの正面に、木立に覆われたウルグルの丘が見えています。
通りの突き当りに建つのは、サンタ・マリア教会(バスク語:Koruko Andre Mariaren basilika(Santa Maria basilika) スペイン語:Basílica de Santa María del Coro)です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
地元の人々も、観光客も、通りを行き交うすべての人々が、優雅に散策を楽しんでいるように見えてきます。
路上にゴミもほとんど見当たらない、手入れの行き届いた街並みに、サン・セバスチャンのプライドを感じました。
土産物店でしょうか…サン・セバスチャンやバスク関係のグッズに溢れたウィンドウディスプレイに、足を止めました。
観光地には必ず目にすることのできるこうしたお店は、品揃えからその土地柄を垣間見ることもできる他、私のような観光客などには、絵葉書や土産の小物類等も調達することができるので、大変ありがたい存在です!
バロック様式のファサードを持つ、サンタ・マリア教会。
華やかで上品な雰囲気を漂わせる、聖母マリアの名を冠するに相応しい教会です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
鐘楼に挟まれたファサードの頂には、サン・セバスチャンの紋章らしき帆船の意匠が掲げられています。
1774年に完成した、歴史ある教会堂は、サン・セバスチャンの誇りでもあるのでしょうね。
サンタ・マリア教会が見守るサン・セバスチャン旧市街の散策を楽しんでいる内に、時刻は13:00を回っていました。
もちろん、この遅い目のお昼時に、胃袋の美味しい食べ物受け入れ態勢も万全w
バルの密度がスペイン随一を誇ると聞く美食の街である、サン・セバスチャンの食文化を体験するとしましょう!
<2015 バスク・バルセロナ紀行-18>>
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-16>
海岸沿いの素敵なプロムナードの目の前に広がる、素晴らしい砂浜とその砂浜に弧を描くように寄せるさざ波…穏やかで心和む絶景です。
この街が、多くの人を惹き付ける魅力を纏うリゾート地であるのも納得の、10年前と変わらない風景の美しさに、改めて魅了されていました。
<ドノスティア/サン・セバスチャン>
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サン・セバスチャン(バスク語:Donostia スペイン語:San sebastián 公式名称:Donostia/San Sebastián)が持つ、「ビスケー湾の真珠」の二つ名の、おそらく元となったであろう美しい砂浜、コンチャ海岸(バスク語:Kontxa Hondartza スペイン語:Playa de la Concha)越しに、サン・セバスチャン都心部と、その背後に聳える、ウルグル(Urgull)の丘(標高123m)を望みます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ウルグルの丘の麓に位置する旧市街の手前に見えている、2つの塔を持つ大きな建物は、サン・セバスチャン市庁舎です。
市街地、それも都心部に隣接して、こんなに美しい砂浜が保たれているのは、本当に奇跡のように思えます!
ビスケー湾から続くコンチャ湾の湾口部には、ウルグルと共に、イゲルド(バスク語:Igeldo スペイン語:Igueldo)の丘(標高162m)が聳え立ちます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
11月も下旬というのに、水着姿で海へ入る人の姿もあって、ビックリ!!
…確かに、上着も必要ない位には暖かな日で、海水に浸かってもそれ程寒くは感じられないのでしょうね。
ウルグルの丘が東側で、イゲルドの丘が西側で、それぞれコンチャ湾口を扼しています。
更に、画像ではイゲルドの丘から続いているように見えていますが、イゲルドの丘の突端にあたる位置に一段低い丘のように見えているのは、コンチャ湾口中央部に浮かぶ小島、サンタ・クララ島(バスク語:Santa Klara uhartea スペイン語:Isla de Santa Clara)です。
この、弧状の波打ち際が本当に美しくて、飽きることなく見とれてしまっていました!
コンチャ海岸の絶景を、パノラマ撮影♪
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ウルグル、イゲルド、サンタ・クララ島とサン・セバスチャン市街によって囲まれた、コンチャの湾と砂浜が演出する、絶景の妙。
10年前のサン・セバスチャン初訪問時には、ウルグル、イゲルドの両丘の頂まで上って(イゲルドの丘には、頂へと上がるレトロなケーブルカーもあります)、コンチャ湾とサン・セバスチャン市街とが織りなす、美しいパノラマ展望を楽しんだものでした^^
今回は、時間の制約もあり、両丘への再訪は叶わず。。。
食よりも風景を堪能した、サン・セバスチャン初訪問時の旅も、いつになるかは全く未定ですが、記事にしたいですね。
撮影した、たくさんの画像が残っているので。
サン・セバスチャンの市街地と直に隣接している、コンチャ海岸。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
コンチャ海岸を一層魅惑的に引き立てる、素敵な雰囲気のプロムナードを挟んで、海岸の弧に沿って並び建つホテルやマンション等の建物から、ダイレクトに海岸へとアクセスできます。
そして、これらの建物群が描くスカイラインの弧もまた、波打ち際のそれと並んで、この海岸の風景を、多くの人々の脳裏に刻み込み続けてきたのでしょうね。
心地良い散策を楽しむことができる、このプロムナードには、もちろん街灯が設置されています。
これらの街灯が点灯する、コンチャ海岸の夜景もまた、必見の美しさです!
(10年前に堪能しました)
さて、今回はあまりゆっくりもしていられません…後ろ髪をひかれる思いで、コンチャ海岸に別れを告げ、旧市街へと歩を向けます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ベンチに腰掛けて談笑する等、思い思いに過ごす人々、上着を肩に引っ掛けて歩く半袖の人…この日の暖かさが、このプロムナードを眺めても、推し測ることができますね。
コンチャ海岸沿いに、プロムナードを歩いていきます。
コンチャ海岸方面から旧市街への入口にあたる位置に建つ、サン・セバスチャンの瀟洒な市庁舎。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
麗しきリゾート都市の顔に相応しい風格を感じます。
この建物は、かつてはカジノ(グラン・カジノ 1897年~1924年)であったそうで、1947年に市庁舎が、旧市街中心部の憲法広場(バスク語:Konstituzio plaza スペイン語:Plaza de la Constitución)からこちらへと、移転してきたとのこと。
華やかな雰囲気を纏っていると感じられるのも、納得です。
かつてのルーレットテーブルやダンスホールが、本会議場として、今日利用されているそうです。
市庁舎前を通り過ぎて、旧市街へと入ってきました。
それまでの、広々と開けた景観から打って変わって、建物が密度高く立て込んだ谷間に路地が走る、どこか迷宮へ入り込んだような雰囲気に。
このひっそりとした佇まいも、ヨーロッパの都市の魅力…ワクワクしてきますw
旧市街のそこかしこに行き当たる、こうした小さな広場も、魅力的です。
広場に建つライオンの像、どのような経緯があるのでしょうね。
落ち着いたエレガントさを感じさせる、サン・セバスチャン旧市街の通りの風景。
通りの正面に、木立に覆われたウルグルの丘が見えています。
通りの突き当りに建つのは、サンタ・マリア教会(バスク語:Koruko Andre Mariaren basilika(Santa Maria basilika) スペイン語:Basílica de Santa María del Coro)です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
地元の人々も、観光客も、通りを行き交うすべての人々が、優雅に散策を楽しんでいるように見えてきます。
路上にゴミもほとんど見当たらない、手入れの行き届いた街並みに、サン・セバスチャンのプライドを感じました。
土産物店でしょうか…サン・セバスチャンやバスク関係のグッズに溢れたウィンドウディスプレイに、足を止めました。
観光地には必ず目にすることのできるこうしたお店は、品揃えからその土地柄を垣間見ることもできる他、私のような観光客などには、絵葉書や土産の小物類等も調達することができるので、大変ありがたい存在です!
バロック様式のファサードを持つ、サンタ・マリア教会。
華やかで上品な雰囲気を漂わせる、聖母マリアの名を冠するに相応しい教会です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
鐘楼に挟まれたファサードの頂には、サン・セバスチャンの紋章らしき帆船の意匠が掲げられています。
1774年に完成した、歴史ある教会堂は、サン・セバスチャンの誇りでもあるのでしょうね。
サンタ・マリア教会が見守るサン・セバスチャン旧市街の散策を楽しんでいる内に、時刻は13:00を回っていました。
もちろん、この遅い目のお昼時に、胃袋の美味しい食べ物受け入れ態勢も万全w
バルの密度がスペイン随一を誇ると聞く美食の街である、サン・セバスチャンの食文化を体験するとしましょう!
<2015 バスク・バルセロナ紀行-18>>
砂浜に漂流物が一切無いのはやはり市の方がお掃除しているのでしょうね。
海辺のマンションからすぐビーチへ、って見た目はすごく憧れますが実際住むといろいろ潮風だったり人の騒音だったりとありそうですね。
「バルの密度がスペイン随一」、楽しみ♪
綺麗に保たれている砂浜は、kikiさんの仰るとおり、市の清掃の賜物と思いますが、地元の人々が如何にこの景観を誇らしく、大切に思っていることの裏付けなのだと思います。
訪問者には羨望しか考えられなくても、住んでみて初めて分かる不都合な事実の数々…京都住まいでも、多々感じますよね(^^;)
サン・セバスチャンもビルバオと並ぶ、バスクでもハイレベルな美食の都、通りに建ち並ぶバルに目移りしながら、残り僅かな滞在時間を、バル巡りに費やしましたw
町行く人の姿を見ても、11月下旬とは思えません。
バスク地方がリタイア族の憧れの地であるのも納得。
カジノを視聴者にしてしまうという発想もスペインらしくて素敵。
サンタ・マリア教会はお昼休みで見学は不可だったのでしょうか。
内部の細工も美しいのでしょうね。
この日は、散策しているだけで、上着なしでも汗ばむ程の陽気で、11月下旬というのが信じられませんでした。
確かに、ざっと見渡したところ、総じて年齢の高めな方々が目立っていたような気がします。
この街で生まれ育った人々が、羨ましいです!
10年前に見た時も、華やかな市庁舎だなぁ、と思いましたが、思い切った転用ですよね^^
サンタ・マリア教会は、10年前に見学し、荘厳な雰囲気に浸りましたが、内部の撮影はしていなかったようです。。。