石川県立美術館のカフェで小休止の後、冬の夜の風情を訪ねに、再び兼六園へと足を向けました。
まだ夕刻と言っていい時間帯でしたが、完全に夜の闇に支配された闇の中、照らし出された雪吊りや徽軫灯籠が醸し出す幻想的な雰囲気の素晴らしさに、思わず息を呑み、時の過ぎるのも忘れて、唯々見とれていました。
光のオブジェと化した雪吊りを背景として、漆黒の人影が逆に浮かび上がった明暗の妙…ここでしか味わえないような、独特の情感に溢れた、夢のような光景の虜となってしまう、夜の兼六園散策でした。
<兼六園>
時刻は18時20分頃、2月下旬では、既にすっかりと夜の帳が下りています。
この時は、兼六園の南側にある、小立野口から入園しました。
再び足を踏み入れた兼六園の園内…散策路には灯籠が点り、ライトアップが始まっていました。
夜空を背景として、幻想的に浮かび上がった、松の巨木。
照らす照明の色合いでも、随分雰囲気が変わるものですね。
木に施されている雪吊りもまた、輝くようにその存在感をアピールしているかのようです。
兼六園ライトアップのハイライトは、やはり雪吊り。
金沢らしい?、黄金色のライトを浴びて、夜の闇に浮かび上がる姿から受ける印象の強さに、思わず息を呑んで眺め続けていました。
こちらは、白色系の光に照らし出された、雪吊り。
まるで、それ自体が発光している、イルミネーションのようですね!
庭石や灯籠との、様々な色の組み合わせのコントラストも美しく、心憎い細やかな演出です。
もう、「見事!」としか言い様のなかった、「唐崎松(からさきのまつ)」の雪吊り。
兼六園随一の枝振りを誇る、唐崎松に施された、幾つもの雪吊りが重なり合うように連なって、漆黒の夜空に浮かび上がる情感の素晴らしさ、美しさに、しばらく身動きを封じられていました。
その、見事な光景の撮影等に勤しむ人々の影もまた、この夜景を一層情緒的に演出してくれます♪
夜の「霞ヶ池」。
風のなかったこの夜の水面は、日中同様、磨き上げられた鏡の如く、光の情景をそのまま映し出していました!
あまりに鮮明に映った逆さの光景に、絶句。。。
唐崎松へのライトの強烈さが、よく判りますね;
唐崎松の左に小さく、「徽軫灯籠(ことじどうろう)」も明るく浮かび上がって見えています。
池の水面に映っているとは思えない、まるで空中に浮遊している物体のように見えてしまいますね。
鏡に映っているのと同様なのですから、当然に上下が完全に対称の姿となっている訳で、その完璧に整った幻想的な美しさには、見とれる他ありません。
金沢の街灯りに、仄かに照らされた明るさを感じる夜空に浮かぶ、黄金の輝きを放つ雪吊り…溜め息しか出てきません。
全く揺らぎのない逆さの姿を映し出している、水面の滑らかさも、感動的でした!
どこか、異次元の光景にも思えた…と言ったら言い過ぎでしょうか…それ位に現実離れした、正に「幻想」という言葉がピッタリ当てはまる、素晴らしい光景で、この場にいつまでも留まっていたかったです。
奥行きのある、雪吊りの連なりの眺めは、迫力がありますね!
美しく、繊細な印象ながらも、近寄って見ると力強さも感じる雪吊りは、ライトアップされた夜の姿でも、その不思議な雰囲気は、日中と変わりませんでした。
それにしても、黄金色の照明、雪吊りにはピッタリですね。
こちらも、水に映った雪吊りです。
上下を逆さにしても十分通用する位の鮮明さ…本当にマジックでも見ている思いでした。
兼六園から眺めた、金沢市街の夜景。
兼六園の情緒的な闇と、現代的な街灯りとの、明暗の饗宴が素敵な眺めです。
徽軫灯籠の周囲は、夜でも人垣に包囲されていました;
徽軫灯籠の前を行き交う人並みは、途絶えることがありません。
この美しい情景では、日中以上の人出となるのも、無理からぬことですね。。。
霞ヶ池の暗い水面をバックにすると、徽軫灯籠の脚部の魅惑的な曲線美が浮かび上がって、より一層じっくりと鑑賞することができます。
鏡のような水面も素晴らしいですが、このように揺らめく水面に映った姿の情緒も、とても魅力的です。
この、徽軫灯籠の足許から、霞ヶ池が広がっているとは、到底思えない深い闇には、思わず惹き込まれてしまいそうになります。
水中から徽軫灯籠を照らすライトそのものの輝きも、この夜景の魅力アップに貢献していますね。
強さと淡さが混じり合った感じが、どこか不思議な印象を抱かせます。
こちらまで迫り来るような立体感と、異なる色彩のライトに照らし出された雪吊りの、幻想的な佇まいに釘付けとなった、素晴らしい眺め。
繊細な透明感も、堪らなく魅力的です。
夜空と違わぬシャープな像を結ぶ、神秘的な水面…冬の兼六園の夜景は、私がこれまで見てきた、各地の様々なライトアップの中でも、とりわけ幻想的な魅力に感動した、素晴らしい風景でした!
エレガントで上品な華に満ちた、幻想的な万華鏡的神秘の現出を目の当たりにした興奮冷めやらぬままに、夜の兼六園を辞去しました。
まだ夕刻と言っていい時間帯でしたが、完全に夜の闇に支配された闇の中、照らし出された雪吊りや徽軫灯籠が醸し出す幻想的な雰囲気の素晴らしさに、思わず息を呑み、時の過ぎるのも忘れて、唯々見とれていました。
光のオブジェと化した雪吊りを背景として、漆黒の人影が逆に浮かび上がった明暗の妙…ここでしか味わえないような、独特の情感に溢れた、夢のような光景の虜となってしまう、夜の兼六園散策でした。
<兼六園>
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時刻は18時20分頃、2月下旬では、既にすっかりと夜の帳が下りています。
この時は、兼六園の南側にある、小立野口から入園しました。
再び足を踏み入れた兼六園の園内…散策路には灯籠が点り、ライトアップが始まっていました。
夜空を背景として、幻想的に浮かび上がった、松の巨木。
照らす照明の色合いでも、随分雰囲気が変わるものですね。
木に施されている雪吊りもまた、輝くようにその存在感をアピールしているかのようです。
兼六園ライトアップのハイライトは、やはり雪吊り。
金沢らしい?、黄金色のライトを浴びて、夜の闇に浮かび上がる姿から受ける印象の強さに、思わず息を呑んで眺め続けていました。
こちらは、白色系の光に照らし出された、雪吊り。
まるで、それ自体が発光している、イルミネーションのようですね!
庭石や灯籠との、様々な色の組み合わせのコントラストも美しく、心憎い細やかな演出です。
もう、「見事!」としか言い様のなかった、「唐崎松(からさきのまつ)」の雪吊り。
兼六園随一の枝振りを誇る、唐崎松に施された、幾つもの雪吊りが重なり合うように連なって、漆黒の夜空に浮かび上がる情感の素晴らしさ、美しさに、しばらく身動きを封じられていました。
その、見事な光景の撮影等に勤しむ人々の影もまた、この夜景を一層情緒的に演出してくれます♪
夜の「霞ヶ池」。
風のなかったこの夜の水面は、日中同様、磨き上げられた鏡の如く、光の情景をそのまま映し出していました!
あまりに鮮明に映った逆さの光景に、絶句。。。
唐崎松へのライトの強烈さが、よく判りますね;
唐崎松の左に小さく、「徽軫灯籠(ことじどうろう)」も明るく浮かび上がって見えています。
池の水面に映っているとは思えない、まるで空中に浮遊している物体のように見えてしまいますね。
鏡に映っているのと同様なのですから、当然に上下が完全に対称の姿となっている訳で、その完璧に整った幻想的な美しさには、見とれる他ありません。
金沢の街灯りに、仄かに照らされた明るさを感じる夜空に浮かぶ、黄金の輝きを放つ雪吊り…溜め息しか出てきません。
全く揺らぎのない逆さの姿を映し出している、水面の滑らかさも、感動的でした!
どこか、異次元の光景にも思えた…と言ったら言い過ぎでしょうか…それ位に現実離れした、正に「幻想」という言葉がピッタリ当てはまる、素晴らしい光景で、この場にいつまでも留まっていたかったです。
奥行きのある、雪吊りの連なりの眺めは、迫力がありますね!
美しく、繊細な印象ながらも、近寄って見ると力強さも感じる雪吊りは、ライトアップされた夜の姿でも、その不思議な雰囲気は、日中と変わりませんでした。
それにしても、黄金色の照明、雪吊りにはピッタリですね。
こちらも、水に映った雪吊りです。
上下を逆さにしても十分通用する位の鮮明さ…本当にマジックでも見ている思いでした。
兼六園から眺めた、金沢市街の夜景。
兼六園の情緒的な闇と、現代的な街灯りとの、明暗の饗宴が素敵な眺めです。
徽軫灯籠の周囲は、夜でも人垣に包囲されていました;
徽軫灯籠の前を行き交う人並みは、途絶えることがありません。
この美しい情景では、日中以上の人出となるのも、無理からぬことですね。。。
霞ヶ池の暗い水面をバックにすると、徽軫灯籠の脚部の魅惑的な曲線美が浮かび上がって、より一層じっくりと鑑賞することができます。
鏡のような水面も素晴らしいですが、このように揺らめく水面に映った姿の情緒も、とても魅力的です。
この、徽軫灯籠の足許から、霞ヶ池が広がっているとは、到底思えない深い闇には、思わず惹き込まれてしまいそうになります。
水中から徽軫灯籠を照らすライトそのものの輝きも、この夜景の魅力アップに貢献していますね。
強さと淡さが混じり合った感じが、どこか不思議な印象を抱かせます。
こちらまで迫り来るような立体感と、異なる色彩のライトに照らし出された雪吊りの、幻想的な佇まいに釘付けとなった、素晴らしい眺め。
繊細な透明感も、堪らなく魅力的です。
夜空と違わぬシャープな像を結ぶ、神秘的な水面…冬の兼六園の夜景は、私がこれまで見てきた、各地の様々なライトアップの中でも、とりわけ幻想的な魅力に感動した、素晴らしい風景でした!
エレガントで上品な華に満ちた、幻想的な万華鏡的神秘の現出を目の当たりにした興奮冷めやらぬままに、夜の兼六園を辞去しました。
水面との一体化、本当に空中に浮遊している物体のように見えます。
本当に素晴らしい!
素敵なお写真を見せて頂きありがとうございます。
(金閣寺の「金」がしょぼく感じました・・・・)
黄金色に輝く雪吊りの姿が、これ程幻想的に美しく浮かび上がるとは、正直想像を遙かに凌駕していました。
日中は見事な枝振りの唐崎松、日没後は雪吊り…と、主役の劇的な入れ替わりも印象的であり、昼と夜の両方訪れて、兼六園の素晴らしさを満喫することができる、と感じました。
この日は無風で、どこからが水面なのかわからない程、幻想的な風景でした!
金色を、ここまで渋く上品に演出する金沢…金箔の生産全国シェア99%は、流石に伊達ではありません。
金閣寺の金も、金沢の金箔なのでしょうね。
夏だとこの光景を楽しむには20時ぐらいまで待たないといけませんが、冬は早い時間からライトアップが楽しめてくぃいですよね。
ライトアップは冬のキーンと冷えたくうきのなかで見る方が美しく見えますよね。
2月では、6時を回った頃にはすっかり夜の雰囲気なので、ライトアップ開始位まで過ごしたカフェでも、スイーツ1個だけで済みましたw
金色に輝く光線を巧みに利用した演出は、正に金箔等で金の扱いに慣れた金沢の面目躍如といった感じで、素敵でした^^
冬の冷えた空気は、視覚までも美しくシャープに、引き締めてくれそうですね。