佐々里から走ってきた、南丹市営バスの終点である知見口停留所から、美山町自然文化村へと向かいます。
<<桂川源流探訪 佐々里峠越え-07>
道中見つけた、小さなお宮にお参りして、自然文化村へ。
山里ならではの昼食を味わい、食後は腹ごなしも兼ねて、由良川沿いに開けた爽快な風景を堪能しながら、知見口の停留所まで戻りました。
南丹市営バスの知見口停留所から、バスで来た道を少しだけ戻った道端に、ひっそりと佇んでいる小さなお宮がありました。
鳥居には、「藏王大權現」と記した額が、掲げられています。
辺りに人影は、ありません。
鳥居をくぐり、ここでもお参りすることに。
小さいながらも、佐々里でお参りした八幡宮と同様、舞台のような建物をきちんと揃えている、藏王大權現でした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
遥か昔から、きっとここで神様に奉納する神事が執り行われてきたのでしょうね。
境内の最も奥には、石段を上がった所に、拝殿が建っていました。
右側の画像は、拝殿前から、鳥居の方向を撮影したものです。
鬱蒼とした立派な木立の中、静かな佇まいに心も安らぎ、神様に感謝の誠を捧げました。
藏王大權現の鳥居のほぼ正面で、由良川に架かっている橋を渡ります。
時刻は、13時30分頃。
山里の、のどかな昼下がりです^^
この由良川の流れのおかげで、広々とした景観が、目の前に広がっています。
青空に浮かぶ雲の描く模様と、山々の緑の美しさに、思わず足を止めて、眺め遣ります。
橋の上から、由良川の流れの、下流方向を見渡します。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
由良川の澄んだ流れが、風景の清々しさを、一層引き立ててくれます。
両岸を染める、草木の豊かな緑の彩りに囲まれて、緩やかなカーブを描いて流れ下る、美しい眺めでした。
橋を渡り終え、川原に沿って整備されていた遊歩道を、ノンビリと散策。
道端の田んぼでは、既に黄金色に染まった稲穂が、頭を垂れています。
まだまだ日中は夏の暑さでしたが、実りの秋は、いつの間にかすぐそこにまで迫ってきているようです♪
晴れた午後の日差しの下では、まだまだ充分に、川遊びを楽しむことができた模様。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
多くの家族連れが川へ入って、清流と戯れていました。
川原では、バーベキューを楽しむ人もいて、思い思いに、過ぎゆく夏の名残を惜しみつつ、心地良い秋の訪れを楽しんでいる風情でした。
知見口の停留所から藏王大權現を経て、川原沿いの気持ち良い散策をたのしむことおよそ10分…「美山町自然文化村 河鹿荘(かじかそう)」へ到着。
河鹿荘は、キャンプ場やグラウンド、ホール等を備えた、美山町自然文化村の中心に位置している宿泊施設で、レストランや大浴場も併設。
レストランや大浴場は、宿泊客以外でも利用することができます。
…という訳で、佐々里峠越えの休憩も兼ねて、屋内にある「レストラン河鹿荘」にて、昼食をいただくことにしました^^
13時30分を回り、昼食をいただくには少々遅い時間帯となったからなのか、レストランには、お客も疎らでした。
美山の食材を調理した豊富なメニューを楽しみにw、いざ入店!
昼食には、「ぼたん味噌煮込みうどん」を注文。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
由良川の流れを眺めながら待つことしばし…煮えたぎった土鍋が、運ばれてきました(^г^)
普段食している名古屋風の、八丁味噌等の豆味噌を使ったものとは異なる味噌仕立てである、この味噌煮込みうどん…どのようなお味なのか、ワクワクしていますw
土鍋の中には、面と共に、キノコがいっぱい!!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
流石は山里、様々なキノコから出た出汁が、ふんだんに味噌仕立ての汁に、溶け込んでいます。
その汁も、河鹿荘特製出汁を効かせているとのこと♪
豊かな味わいに、舌鼓を打ちます。
ぼたん肉は、鍋の底に沈んでいました。
汁の中から、出てくる出てくる…w
ジビエだけに、豚と比べてとても締まった肉でした。
歯応え抜群である硬めの肉は、野趣に溢れた豊かなコクが、とても美味しかったです。
出汁の効いた味噌との相性も素晴らしく、山の恵みを思う存分に楽しみながら、完食しました!
食後は大浴場も利用したかったのですが、残念ながら、時間の都合でパス(T-T)
河鹿荘を辞去して、再び知見口停留所へと、戻ります。
河鹿荘の目の前に建っていた、茅葺き屋根の民家。
これも自然文化村の施設の1つで、「かやぶき民家別館」となっています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
美山に特徴的な、入母屋造の茅葺き民家をここへと移築し、食事や宿泊にも利用することが可能です(10名より)。
屋内には、囲炉裏もあるとのこと。
昔懐かしい、伝統的な古民家の雰囲気に浸ることができそうですね。
知見口から河鹿荘までの往路を戻るのではなく、往路から続く小径をしばらくそのまま進むと、由良川に架かる沈下橋が、行く手に現れてきました。
藏王大權現から河鹿荘へと向かう時に渡った、通常の橋と比べて、川面との距離がとても近いですね;
この橋を渡り、対岸へと赴きます。
渡河後、振り返って沈下橋を撮影。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
沈下橋の周囲も、家族連れの憩いの場となっていました。
河鹿荘から進んで来た、向こう岸の小径は、並木のトンネルとなっていて、背後の山並みへと続いていく、緑の濃淡模様がとても綺麗。
昼下がりの陽光が降り注ぐ、癒しの風景です。
対岸で由良川沿いに走る、京都府道38号線を、知見口停留所へ向かって歩きます。
歩道からは、ゆったりと流れる由良川の爽快な景色を、存分に眺めることができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
対岸に垣間見える建物は、先程ぼたん味噌煮込みうどんをいただいた、河鹿荘の建物です。
レストランは、画像の右端の辺り。
木立に、半ば覆われていますね。
越えてきた、佐々里峠の方向を見遣ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
正面に見えている、低くなった谷間を縫うように、府道38号線が山間へと分け入ります。
佐々里峠からは、既に20km以上も離れているので、ここから峠を見ることはできませんが、峠のある方向を見渡すだけでも、充実した達成感に浸ることができました♪
道路が延びている先の正面、右へとカーブする直前に、知見口の停留所が見えてきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像に右側には、河鹿荘へ向かう時、最初に渡った橋や、藏王大權現の鳥居も、ハッキリと見えていますね。
車であれば、この標識に従って、京都へと佐々里峠方面へと進むのが最短のルートですが(道幅等道路のコンディションは別として;)、公共交通機関利用の今回の行程では、京都へと戻るために、知見口からこの標識とは逆方向へと進むバスに、この後乗車します。
<桂川源流探訪 佐々里峠越え-09>>
<<桂川源流探訪 佐々里峠越え-07>
道中見つけた、小さなお宮にお参りして、自然文化村へ。
山里ならではの昼食を味わい、食後は腹ごなしも兼ねて、由良川沿いに開けた爽快な風景を堪能しながら、知見口の停留所まで戻りました。
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南丹市営バスの知見口停留所から、バスで来た道を少しだけ戻った道端に、ひっそりと佇んでいる小さなお宮がありました。
鳥居には、「藏王大權現」と記した額が、掲げられています。
辺りに人影は、ありません。
鳥居をくぐり、ここでもお参りすることに。
小さいながらも、佐々里でお参りした八幡宮と同様、舞台のような建物をきちんと揃えている、藏王大權現でした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
遥か昔から、きっとここで神様に奉納する神事が執り行われてきたのでしょうね。
境内の最も奥には、石段を上がった所に、拝殿が建っていました。
右側の画像は、拝殿前から、鳥居の方向を撮影したものです。
鬱蒼とした立派な木立の中、静かな佇まいに心も安らぎ、神様に感謝の誠を捧げました。
藏王大權現の鳥居のほぼ正面で、由良川に架かっている橋を渡ります。
時刻は、13時30分頃。
山里の、のどかな昼下がりです^^
この由良川の流れのおかげで、広々とした景観が、目の前に広がっています。
青空に浮かぶ雲の描く模様と、山々の緑の美しさに、思わず足を止めて、眺め遣ります。
橋の上から、由良川の流れの、下流方向を見渡します。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
由良川の澄んだ流れが、風景の清々しさを、一層引き立ててくれます。
両岸を染める、草木の豊かな緑の彩りに囲まれて、緩やかなカーブを描いて流れ下る、美しい眺めでした。
橋を渡り終え、川原に沿って整備されていた遊歩道を、ノンビリと散策。
道端の田んぼでは、既に黄金色に染まった稲穂が、頭を垂れています。
まだまだ日中は夏の暑さでしたが、実りの秋は、いつの間にかすぐそこにまで迫ってきているようです♪
晴れた午後の日差しの下では、まだまだ充分に、川遊びを楽しむことができた模様。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
多くの家族連れが川へ入って、清流と戯れていました。
川原では、バーベキューを楽しむ人もいて、思い思いに、過ぎゆく夏の名残を惜しみつつ、心地良い秋の訪れを楽しんでいる風情でした。
知見口の停留所から藏王大權現を経て、川原沿いの気持ち良い散策をたのしむことおよそ10分…「美山町自然文化村 河鹿荘(かじかそう)」へ到着。
河鹿荘は、キャンプ場やグラウンド、ホール等を備えた、美山町自然文化村の中心に位置している宿泊施設で、レストランや大浴場も併設。
レストランや大浴場は、宿泊客以外でも利用することができます。
…という訳で、佐々里峠越えの休憩も兼ねて、屋内にある「レストラン河鹿荘」にて、昼食をいただくことにしました^^
13時30分を回り、昼食をいただくには少々遅い時間帯となったからなのか、レストランには、お客も疎らでした。
美山の食材を調理した豊富なメニューを楽しみにw、いざ入店!
昼食には、「ぼたん味噌煮込みうどん」を注文。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
由良川の流れを眺めながら待つことしばし…煮えたぎった土鍋が、運ばれてきました(^г^)
普段食している名古屋風の、八丁味噌等の豆味噌を使ったものとは異なる味噌仕立てである、この味噌煮込みうどん…どのようなお味なのか、ワクワクしていますw
土鍋の中には、面と共に、キノコがいっぱい!!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
流石は山里、様々なキノコから出た出汁が、ふんだんに味噌仕立ての汁に、溶け込んでいます。
その汁も、河鹿荘特製出汁を効かせているとのこと♪
豊かな味わいに、舌鼓を打ちます。
ぼたん肉は、鍋の底に沈んでいました。
汁の中から、出てくる出てくる…w
ジビエだけに、豚と比べてとても締まった肉でした。
歯応え抜群である硬めの肉は、野趣に溢れた豊かなコクが、とても美味しかったです。
出汁の効いた味噌との相性も素晴らしく、山の恵みを思う存分に楽しみながら、完食しました!
食後は大浴場も利用したかったのですが、残念ながら、時間の都合でパス(T-T)
河鹿荘を辞去して、再び知見口停留所へと、戻ります。
河鹿荘の目の前に建っていた、茅葺き屋根の民家。
これも自然文化村の施設の1つで、「かやぶき民家別館」となっています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
美山に特徴的な、入母屋造の茅葺き民家をここへと移築し、食事や宿泊にも利用することが可能です(10名より)。
屋内には、囲炉裏もあるとのこと。
昔懐かしい、伝統的な古民家の雰囲気に浸ることができそうですね。
知見口から河鹿荘までの往路を戻るのではなく、往路から続く小径をしばらくそのまま進むと、由良川に架かる沈下橋が、行く手に現れてきました。
藏王大權現から河鹿荘へと向かう時に渡った、通常の橋と比べて、川面との距離がとても近いですね;
この橋を渡り、対岸へと赴きます。
渡河後、振り返って沈下橋を撮影。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
沈下橋の周囲も、家族連れの憩いの場となっていました。
河鹿荘から進んで来た、向こう岸の小径は、並木のトンネルとなっていて、背後の山並みへと続いていく、緑の濃淡模様がとても綺麗。
昼下がりの陽光が降り注ぐ、癒しの風景です。
対岸で由良川沿いに走る、京都府道38号線を、知見口停留所へ向かって歩きます。
歩道からは、ゆったりと流れる由良川の爽快な景色を、存分に眺めることができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
対岸に垣間見える建物は、先程ぼたん味噌煮込みうどんをいただいた、河鹿荘の建物です。
レストランは、画像の右端の辺り。
木立に、半ば覆われていますね。
越えてきた、佐々里峠の方向を見遣ります。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
正面に見えている、低くなった谷間を縫うように、府道38号線が山間へと分け入ります。
佐々里峠からは、既に20km以上も離れているので、ここから峠を見ることはできませんが、峠のある方向を見渡すだけでも、充実した達成感に浸ることができました♪
道路が延びている先の正面、右へとカーブする直前に、知見口の停留所が見えてきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像に右側には、河鹿荘へ向かう時、最初に渡った橋や、藏王大權現の鳥居も、ハッキリと見えていますね。
車であれば、この標識に従って、京都へと佐々里峠方面へと進むのが最短のルートですが(道幅等道路のコンディションは別として;)、公共交通機関利用の今回の行程では、京都へと戻るために、知見口からこの標識とは逆方向へと進むバスに、この後乗車します。
<桂川源流探訪 佐々里峠越え-09>>
それにしても立派なうどん!
普通だったらこのうどんの売りである牡丹肉を上に飾って出しそうなのに、お鍋の底に沈めたまま出すところが実直な田舎のレストランって感じですね。
ぼたん味噌煮込みうどん、このレストランの気合の入り様が分かる、風味豊かな美味しさで、汁ももちろんすべて飲み干してしまいました!
運ばれてきた時には、本当に「ぼたん肉は何処?」状態でしたが、思った以上に肉沢山のボリュームで、山の幸を堪能しました。