北海道1泊の滞在は終わりましたが、北海道からのフェリーが到着した時間の都合により舞鶴で1泊してから京都へ帰る日程としたので、1泊した翌日の半日を舞鶴の見物に、駆け足で過ごしました。
半日とはいえ、見物に充てることのできる時間は、午前中の数時間…それ程ゆとりがある訳でもないので1ヶ所に絞り、赤れんが倉庫群を訪れることにしました。
<舞鶴赤れんがパーク> (地図)
舞鶴で宿泊した、「ビジネスホテル アマービレ」の部屋からは、夜が明けると舞鶴湾を眺めることができました。
このホテルは東舞鶴市街地、海の近くにあり、快適な環境と利便性の双方を兼ね備えています。
ホテルには大浴場もあり、フェリーで小樽から到着した前夜には、手足を存分に伸ばしてゆったりと寛げました♪
それにしても舞鶴湾、こんなにも山々に囲まれているということに初めて気が付きました。
正面の山の向こう側に、日本海(若狭湾)が広がっているとは想像できない景色です。
ホテルの部屋から眺めてほぼ正面に、この旅行で利用した小樽行のフェリーが発着する、舞鶴フェリーターミナル(前島埠頭)が見えていました。
ここから小樽へと旅立ち、ここへ小樽から帰り着いたと思うと、感慨深いですねぇ。。。
朝食は、シッカリいただきます!
焼き魚に煮野菜等、典型的な和食の朝ご飯^^
食事を終えてホテルをチェックアウト、舞鶴の見物へ出発しました。
ホテルから、海の近くを西へしばらく歩いていくと、再び舞鶴湾が間近に見えてきました。
複雑に入り組んだ地形の舞鶴湾、こちらの眺めは、停泊している自衛艦が圧巻!
戦前は海軍、戦後は海上自衛隊の基地や諸施設が置かれ、軍事都市として発達してきた東舞鶴の一面を間近に垣間見ることができます。
奥に見えているのが(「681」の番号が付されている方)、機雷の排除等を任務とする掃海艇の「すがしま」です。
磁気に反応する機雷への対策のために、木造であるとのこと。
掃海艇は、磁気を帯びない木やFRPで造られた船体が普通であるそうです。
目的地の、赤れんが倉庫群(舞鶴赤れんがパーク)が見えてきました。
先程の「すがしま」が停泊していたすぐ反対側には、このように漁船が係留。
軍港と漁港とが隣り合わせなのも、東舞鶴ならではの眺めです。
今日「舞鶴赤れんがパーク」として整備されている倉庫群は、お化粧直しも綺麗に為されています。
所々黒ずんでいる染みのようなものも、そのまま保存する方針なのでしょうね。
ここには、明治から大正に掛けて、当時の海軍が倉庫として建設した赤れんが造りの倉庫の建物が保存されています。
あまりにも整然と立ち並んでいるところが、軍の手になる建築ということを良く表していると思います(^^;)
元々は兵器等を保管するための倉庫群でしたが、今では文化財として、イベントスペースとして、訪れる全ての人々を、静かに迎え入れています。
倉庫の内部。
元々倉庫なだけに、まとまった広いスペースを確保できるので、ホールや会議室といったイベントスペースや、展示や喫茶等のコーナーに利用されていて、一部の倉庫は「舞鶴市政記念館」にもなっています。
2階へのエレベータも完備、バリアフリー化もバッチリです!
2階の展示スペースでは、舞鶴市制施行70周年を記念して、「まいづる海軍ゆかり展2013」を開催していました。
明治の頃の東舞鶴市街地図、古い軍艦や、東郷平八郎が初代の鎮守府司令長官となった舞鶴鎮守府の建物の模型や、自衛艦旗(軍艦旗)等が展示されていました。
自衛艦旗は、かつての海軍の軍艦旗と同じデザインの旭日旗です。
ひととおり展示も見終えて、「日出づる国」を象徴するに相応しい意匠の旗に見送られるように、展示スペースを後にしました。
「まいづる海軍ゆかり展」を見終わった後は、もうしばらく倉庫群の見学を続けます。
半日とはいえ、見物に充てることのできる時間は、午前中の数時間…それ程ゆとりがある訳でもないので1ヶ所に絞り、赤れんが倉庫群を訪れることにしました。
<舞鶴赤れんがパーク> (地図)
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舞鶴で宿泊した、「ビジネスホテル アマービレ」の部屋からは、夜が明けると舞鶴湾を眺めることができました。
このホテルは東舞鶴市街地、海の近くにあり、快適な環境と利便性の双方を兼ね備えています。
ホテルには大浴場もあり、フェリーで小樽から到着した前夜には、手足を存分に伸ばしてゆったりと寛げました♪
それにしても舞鶴湾、こんなにも山々に囲まれているということに初めて気が付きました。
正面の山の向こう側に、日本海(若狭湾)が広がっているとは想像できない景色です。
ホテルの部屋から眺めてほぼ正面に、この旅行で利用した小樽行のフェリーが発着する、舞鶴フェリーターミナル(前島埠頭)が見えていました。
ここから小樽へと旅立ち、ここへ小樽から帰り着いたと思うと、感慨深いですねぇ。。。
朝食は、シッカリいただきます!
焼き魚に煮野菜等、典型的な和食の朝ご飯^^
食事を終えてホテルをチェックアウト、舞鶴の見物へ出発しました。
ホテルから、海の近くを西へしばらく歩いていくと、再び舞鶴湾が間近に見えてきました。
複雑に入り組んだ地形の舞鶴湾、こちらの眺めは、停泊している自衛艦が圧巻!
戦前は海軍、戦後は海上自衛隊の基地や諸施設が置かれ、軍事都市として発達してきた東舞鶴の一面を間近に垣間見ることができます。
奥に見えているのが(「681」の番号が付されている方)、機雷の排除等を任務とする掃海艇の「すがしま」です。
磁気に反応する機雷への対策のために、木造であるとのこと。
掃海艇は、磁気を帯びない木やFRPで造られた船体が普通であるそうです。
目的地の、赤れんが倉庫群(舞鶴赤れんがパーク)が見えてきました。
先程の「すがしま」が停泊していたすぐ反対側には、このように漁船が係留。
軍港と漁港とが隣り合わせなのも、東舞鶴ならではの眺めです。
今日「舞鶴赤れんがパーク」として整備されている倉庫群は、お化粧直しも綺麗に為されています。
所々黒ずんでいる染みのようなものも、そのまま保存する方針なのでしょうね。
ここには、明治から大正に掛けて、当時の海軍が倉庫として建設した赤れんが造りの倉庫の建物が保存されています。
あまりにも整然と立ち並んでいるところが、軍の手になる建築ということを良く表していると思います(^^;)
元々は兵器等を保管するための倉庫群でしたが、今では文化財として、イベントスペースとして、訪れる全ての人々を、静かに迎え入れています。
倉庫の内部。
元々倉庫なだけに、まとまった広いスペースを確保できるので、ホールや会議室といったイベントスペースや、展示や喫茶等のコーナーに利用されていて、一部の倉庫は「舞鶴市政記念館」にもなっています。
2階へのエレベータも完備、バリアフリー化もバッチリです!
2階の展示スペースでは、舞鶴市制施行70周年を記念して、「まいづる海軍ゆかり展2013」を開催していました。
明治の頃の東舞鶴市街地図、古い軍艦や、東郷平八郎が初代の鎮守府司令長官となった舞鶴鎮守府の建物の模型や、自衛艦旗(軍艦旗)等が展示されていました。
自衛艦旗は、かつての海軍の軍艦旗と同じデザインの旭日旗です。
ひととおり展示も見終えて、「日出づる国」を象徴するに相応しい意匠の旗に見送られるように、展示スペースを後にしました。
「まいづる海軍ゆかり展」を見終わった後は、もうしばらく倉庫群の見学を続けます。
旭日旗が映画の記憶を呼び覚ましたのかもしれません。本当は「武器倉庫をイベント開催場所に作り変えた発想転換がすばらしい」と称えたいのですが、曇り空の下にひっそりと立つ煉瓦作りの建物が以前訪れたことのあるチェコのテレジンにある大人用の刑務所やポーランドのアウシュビッツにある建物にどことなく似かよっているような気がしてしまいました。
横浜の赤レンガ群は人が多いですがこちらはそれに比べると空いていていいですね。
そうそう、舞鶴の湾内は山の緑に囲まれていますよね。
お天気が良いと緑もくっきりでとても綺麗なのでたまに舞鶴に行った際に宮津の方までドライブする事もあります。
この旗を見ていて、私は頼もしさを憶えました。
この倉庫群は元々海軍が建てたものなので、機能性や効率性を重視した、シンプルな外観となったのも仕方ありませんね(^^;
赤れんがもしっかりと組まれていて、見るからに頑丈そうであったのも、元は軍の建物らしいと思いました。
もちろん、イベントがなくても倉庫自体は見学可能でした(ガランとした空間が広がるばかりですが(^^;)。
東舞鶴の中心から少し離れているので、車がないと少し不便かもしれませんね。
舞鶴湾の眺めは、本当に綺麗ですよね!
連なる山並みに抱かれた広い湾がとても印象的で、次はレンタカーでも借りてみたいなぁ、等と思いました。
港町には赤レンガ倉庫は付き物ですね。
神戸にもあるのかしら?
舞鶴にこんなに立派な港があるとは知りませんでした。
海軍ゆかりの地だったんですね。
横浜の赤レンガ倉庫の近くに漁港があるなんてことは考えられないけれど、それだけ舞鶴港付近の海水が綺麗だということですね。
これらの倉庫が建てられた当時は、建材として煉瓦がポピュラーであったということもあったのでしょうが、地の赤色、年月を経てくすんできた風合いなどが目に焼き付く、実に印象的な建材であったのですね。
古い港町の魅力は、煉瓦造りの倉庫にもあるのかもしれませんね♪
舞鶴が軍港として発達したのは、山に囲まれた天然の良港という地形条件が要害の地として適していたからなのでしょうね。
海があるということで海の幸も豊富なグルメ都市でもある舞鶴、海軍置き土産の肉じゃがやカレー等のお店もあって、食べ歩きにも魅力的な町です^^