自衛艦が多数停泊していた舞鶴湾を見渡してから高台を下りて、再び舞鶴赤れんがパークの倉庫群を見学します。
高台へ上がる前に訪れた、綺麗に修復が為された倉庫が建ち並ぶエリアとは高台を挟んで、文部科学省が所管する倉庫群の建つ一角があり、今度はそちらへと赴きました。
こちらの倉庫は内部への立ち入りはできず、また、先程見学してきた倉庫群と比べて修復も充分に為されているとは言い難い外観でしたが、それだけにかえって長年に渡って使用されてきた風合いがリアルに感じられました。
<舞鶴赤れんがパーク> (地図)
舞鶴赤れんがパークに隣接する高台から、舞鶴湾を眺めています。
高台に最も近い手前附近には、海上自衛隊の基地が広がり、岸壁に停泊している幾隻かの自衛艦を目にすることができました。
左の大きな艦は、補給艦「ましゅう」、「ましゅう」のすぐ右に直角に停泊している小さな艦は、多用途支援艦「ひうち」です。
曜日は限られていますが、岸壁や艦艇の甲板等の見学もできます。
岸壁に佇む、護衛艦「しらね」。
「ましゅう」のすぐ左に停泊していました。
「しらね」は平成26年度(2014年度)末までに退役する予定で、その後継には、平成25年(2013年)8月に進水し平成27年(2015年)3月頃の就役を目指す、護衛艦「いずも」が充てられる予定です。
「ましゅう」や「しらね」等が停泊している岸壁とは対岸となる位置には、イージス艦である、護衛艦「みょうこう」の姿が。
舞鶴ならではの風景を堪能して、高台を後にしました。
高台を下りた所に、国(文部科学省)が所有している倉庫が建ち並ぶ一角があります。
このエリアも、舞鶴赤れんがパークの敷地となっているようです。
少し遠目からの眺めでも、こちらの倉庫群は、高台へ上がる前に訪れた倉庫と比べて、長年の風雪に耐えてきた痕跡をよりリアルに認めることができます。
使い込まれた感がヒシヒシと伝わってくるような、文部科学省所管の倉庫群。
歴史を感じる佇まいです。
窓にはガラスではなく、鉄板が嵌め込まれています。
この古びた倉庫群は、先程見学してきた綺麗にお化粧直しされた倉庫と共に、国の重要文化財に指定されています。
壁面が良い感じに煤けていますね。
このくたびれた感じが、刻み込まれた、倉庫が歩んできた年月を、自然と思い起こさせます。
木の電柱といい古風な電灯といい、まるで時間が停止したような錯覚も憶えます。
…んん?!
何と、電灯の電球はLED電球!!
レトロな周囲との奇妙なアンバランスの取り合わせが、何だか面白かったです(^^;)
点灯時には、白熱灯とは異なった感じの照明となっているのでしょうね。。。見てみたいです。
こちらの倉庫群は、内部に立ち入っての見学はできませんが(老朽化というのも理由なのでしょう)、このように遊歩道が整備されていて、外観を眺めて往時を偲ばせながらの散策を楽しめるようになっています。
全く同じ意匠同士が向き合う光景、整然とした美しさと長い月日を経てきた赤れんがの暖かみとがマッチした、素敵な眺めでした。
半分朽ちてしまったような扉の庇もまた、豊かな情感を一段と掻き立ててくれます!
自衛艦を眺めていた高台から、正面の坂道を下ってきました。
三棟が縦列状に建ち並んだ端まで歩いてきました。
高台から見渡してきた自衛艦(補給艦「ましゅう」)が、今度は目の高さで間近に見えていました。
こちら側の棟の壁面には、蔦がビッシリと覆っていました!
この蔦もまた、建物の古さをより際立たせますね。
扉の庇は、既になくなっていました。
修復された倉庫も、元々はこのような扉であったのでしょう。
実用的な扉です。
上部の、僅かにアーチ方に弯曲した意匠が、辛うじて飾りっ気のない扉とのアクセントとなって、バランスを保っているかのように見えました。。。
この庇も、崩壊寸前…といった態で、辛うじて壁面に取り付いていますね;
舞鶴赤れんがパークに隣接した敷地にも、同じような造りの赤煉瓦の建物が建っていました。
この辺り一帯には、以前にはもっとたくさんの煉瓦造りの建物があったのかもしれませんね。
武器庫として建てられ、その後時代の変遷と共に当初の役割を果たし終えて後も、文化的な遺構となって往事の記憶を後世に伝える使命を新たに担った、赤煉瓦の倉庫群。
これからも時を経る程に、魅力的な風格を増していくことでしょう。
高台へ上がる前に訪れた、綺麗に修復が為された倉庫が建ち並ぶエリアとは高台を挟んで、文部科学省が所管する倉庫群の建つ一角があり、今度はそちらへと赴きました。
こちらの倉庫は内部への立ち入りはできず、また、先程見学してきた倉庫群と比べて修復も充分に為されているとは言い難い外観でしたが、それだけにかえって長年に渡って使用されてきた風合いがリアルに感じられました。
<舞鶴赤れんがパーク> (地図)
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舞鶴赤れんがパークに隣接する高台から、舞鶴湾を眺めています。
高台に最も近い手前附近には、海上自衛隊の基地が広がり、岸壁に停泊している幾隻かの自衛艦を目にすることができました。
左の大きな艦は、補給艦「ましゅう」、「ましゅう」のすぐ右に直角に停泊している小さな艦は、多用途支援艦「ひうち」です。
曜日は限られていますが、岸壁や艦艇の甲板等の見学もできます。
岸壁に佇む、護衛艦「しらね」。
「ましゅう」のすぐ左に停泊していました。
「しらね」は平成26年度(2014年度)末までに退役する予定で、その後継には、平成25年(2013年)8月に進水し平成27年(2015年)3月頃の就役を目指す、護衛艦「いずも」が充てられる予定です。
「ましゅう」や「しらね」等が停泊している岸壁とは対岸となる位置には、イージス艦である、護衛艦「みょうこう」の姿が。
舞鶴ならではの風景を堪能して、高台を後にしました。
高台を下りた所に、国(文部科学省)が所有している倉庫が建ち並ぶ一角があります。
このエリアも、舞鶴赤れんがパークの敷地となっているようです。
少し遠目からの眺めでも、こちらの倉庫群は、高台へ上がる前に訪れた倉庫と比べて、長年の風雪に耐えてきた痕跡をよりリアルに認めることができます。
使い込まれた感がヒシヒシと伝わってくるような、文部科学省所管の倉庫群。
歴史を感じる佇まいです。
窓にはガラスではなく、鉄板が嵌め込まれています。
この古びた倉庫群は、先程見学してきた綺麗にお化粧直しされた倉庫と共に、国の重要文化財に指定されています。
壁面が良い感じに煤けていますね。
このくたびれた感じが、刻み込まれた、倉庫が歩んできた年月を、自然と思い起こさせます。
木の電柱といい古風な電灯といい、まるで時間が停止したような錯覚も憶えます。
…んん?!
何と、電灯の電球はLED電球!!
レトロな周囲との奇妙なアンバランスの取り合わせが、何だか面白かったです(^^;)
点灯時には、白熱灯とは異なった感じの照明となっているのでしょうね。。。見てみたいです。
こちらの倉庫群は、内部に立ち入っての見学はできませんが(老朽化というのも理由なのでしょう)、このように遊歩道が整備されていて、外観を眺めて往時を偲ばせながらの散策を楽しめるようになっています。
全く同じ意匠同士が向き合う光景、整然とした美しさと長い月日を経てきた赤れんがの暖かみとがマッチした、素敵な眺めでした。
半分朽ちてしまったような扉の庇もまた、豊かな情感を一段と掻き立ててくれます!
自衛艦を眺めていた高台から、正面の坂道を下ってきました。
三棟が縦列状に建ち並んだ端まで歩いてきました。
高台から見渡してきた自衛艦(補給艦「ましゅう」)が、今度は目の高さで間近に見えていました。
こちら側の棟の壁面には、蔦がビッシリと覆っていました!
この蔦もまた、建物の古さをより際立たせますね。
扉の庇は、既になくなっていました。
修復された倉庫も、元々はこのような扉であったのでしょう。
実用的な扉です。
上部の、僅かにアーチ方に弯曲した意匠が、辛うじて飾りっ気のない扉とのアクセントとなって、バランスを保っているかのように見えました。。。
この庇も、崩壊寸前…といった態で、辛うじて壁面に取り付いていますね;
舞鶴赤れんがパークに隣接した敷地にも、同じような造りの赤煉瓦の建物が建っていました。
この辺り一帯には、以前にはもっとたくさんの煉瓦造りの建物があったのかもしれませんね。
武器庫として建てられ、その後時代の変遷と共に当初の役割を果たし終えて後も、文化的な遺構となって往事の記憶を後世に伝える使命を新たに担った、赤煉瓦の倉庫群。
これからも時を経る程に、魅力的な風格を増していくことでしょう。
商業目的ではなく、文化的な催しに使える施設にするのが理想ですが、維持費を考えると、それも難しそうですね。
フランスの軍艦は何度か見学したことがありますが、日本の軍艦は一度も見学したことがありません。
内部の構造も大分違うのでしょうね。
それでもこちらも国の重文指定なので、必要最小限の管理はこれからも施してくれると思いたいです。
まぁ、全ての倉庫が綺麗に修復された姿というのも、均一的に見えておもしろみが欠けそうにも思えるので、こうした古びた趣のある風情も生かして保存していただきたいと思います^^
曜日と時間が限られるものの、自衛艦の見学もできることを知って、その内是非見学してみたいです♪
知らない世界を窺うイメージで、興味津々です!