京都に住んでいながら、日頃は全くと言っていい位に縁のない玉露を、所用で訪れた茶舗で、せっかくの機会なので、味わってきました。
抽出された一滴の最後までを味わい尽くす玉露の淹れ方を、お店の方に教えていただきながら、その名のとおり「玉の露」の風味や香りを堪能。
一緒に出てきたお菓子共々、至福の一服を味わいました。
京都の街中に店を構える、享保二年(1717年)に創業した老舗の茶舗、一保堂。
お店は、自宅から徒歩圏内の近さにありますが、訪れたのは2012年以来の、実に7年ぶりとなります;
伺ったのは11時過ぎでしたが、店内は外国人観光客の姿も多くみられました。
所用(早い話が、お茶を購入)を終え、店内の喫茶室「嘉木(かぼく)」へ。
滅多にない機会なので、玉露をいただくことにしました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お菓子付きです♪
小さな茶碗が4つと、玉露の葉が入った黒い缶と急須が、運ばれてきました。
お湯を、茶碗から茶碗へ移し替えることで、その温度を下げていくという、漠然とした淹れ方は何となく知っていましたが、美味しく淹れるタイミング等をお店の方に教わりながら、自分で玉露を淹れる楽しみも体験します!
まずは、茶碗を4つ、お盆の上に置きます。
1つの茶碗に、お湯を注ぎます。
この時のお湯は、熱湯そのもの。
注ぎ入れたら、しばらく置きます。
続いて、そのお湯を隣の茶碗へ、移し入れます。
同じ要領で、更に隣の茶碗へと、お湯を移し替えていきます。
お湯の温度が徐々に下がっていくのが、器を持つ手に伝わる熱さから分かりました。
缶に入っている茶葉を全て、急須へ。
玉露とは思えない?、贅沢な投入量ですw
まぁ、ここで茶葉の量をケチるかどうかで、美味しさも変わってくるのでしょうね(^^;)
お湯も、もう1回移し替えます。
ここまでくると、お湯の温度もだいぶ下がっていました。
お湯が、茶碗を手に持ち続けることができる位の熱さになったら、そのお湯を急須へ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お茶の葉が、見る見る広がります。
急須に蓋をして、蒸らします。
喫茶室の各テーブルには、秒針付きの時計も置かれていました。
お店の方曰く、蒸らす時間は1分20秒。
1分20秒が経過後、茶碗へ注ぎ、一煎目の玉露をいただきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
急須から茶碗へは、最後の雫まで注ぎ切ります。
一煎目の玉露の、まるで出汁のような濃厚な風味をまずは、味わいます。
本格的なお茶の美味しさをしみじみと味わうのも、実に久々でした。
急須から立ち上る、豊かな玉露の芳香も、楽しみます。
二煎目以降も、一煎目の時と同様に、お湯の温度を下げてから急須へ移しますが、その後直ちに茶碗へ注ぎます。
今度は、香りや仄かに感じる苦みを、堪能します。
このセットは、大体三煎分の茶葉の分量とのことでした。
もちろん、自分の好きなだけ淹れ直して、差し支えありません。
玉露についてきたお菓子も、流石は京都、洗練された美味しさでした^^
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
二つに分けると、中には新緑の季節に相応しい、若草色の餡が、目にも美しく現れました。
穏やかな甘味は、玉露との相性もピッタリ!
お茶の奥深さと美味しさを改めて実感した、至福の喫茶のひと時でした。
この日はこの後、四条河原町の高島屋にも寄って用事を済ませ、6階にある「俵屋吉富 御茶席」へ。
一保堂では玉露をいただいたので、今度は抹茶とお菓子のセットをいただきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お菓子は、季節の生菓子を注文。
メニューにはお菓子の名前も載っていましたが、控えるのも忘れて綺麗なお菓子に目を奪われてしまい、思い出せません(爆)
見る程に肉厚で、艶やかなお菓子です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
いただくために、切って崩してしまうのが、本当に惜しくなってしまいますね。
和菓子とお茶とは、互いに最高の組み合わせということを、こちらでも幸せのうちに実感しました!
繊細に泡立った、抹茶の円やかなコクを、楽しみます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
美味しいお茶をいただくと、本当に心も和みますね。
お茶の美味しさを愉しんだ、日常とは一味違う、素敵な一日でした。
抽出された一滴の最後までを味わい尽くす玉露の淹れ方を、お店の方に教えていただきながら、その名のとおり「玉の露」の風味や香りを堪能。
一緒に出てきたお菓子共々、至福の一服を味わいました。
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京都の街中に店を構える、享保二年(1717年)に創業した老舗の茶舗、一保堂。
お店は、自宅から徒歩圏内の近さにありますが、訪れたのは2012年以来の、実に7年ぶりとなります;
伺ったのは11時過ぎでしたが、店内は外国人観光客の姿も多くみられました。
所用(早い話が、お茶を購入)を終え、店内の喫茶室「嘉木(かぼく)」へ。
滅多にない機会なので、玉露をいただくことにしました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お菓子付きです♪
小さな茶碗が4つと、玉露の葉が入った黒い缶と急須が、運ばれてきました。
お湯を、茶碗から茶碗へ移し替えることで、その温度を下げていくという、漠然とした淹れ方は何となく知っていましたが、美味しく淹れるタイミング等をお店の方に教わりながら、自分で玉露を淹れる楽しみも体験します!
まずは、茶碗を4つ、お盆の上に置きます。
1つの茶碗に、お湯を注ぎます。
この時のお湯は、熱湯そのもの。
注ぎ入れたら、しばらく置きます。
続いて、そのお湯を隣の茶碗へ、移し入れます。
同じ要領で、更に隣の茶碗へと、お湯を移し替えていきます。
お湯の温度が徐々に下がっていくのが、器を持つ手に伝わる熱さから分かりました。
缶に入っている茶葉を全て、急須へ。
玉露とは思えない?、贅沢な投入量ですw
まぁ、ここで茶葉の量をケチるかどうかで、美味しさも変わってくるのでしょうね(^^;)
お湯も、もう1回移し替えます。
ここまでくると、お湯の温度もだいぶ下がっていました。
お湯が、茶碗を手に持ち続けることができる位の熱さになったら、そのお湯を急須へ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お茶の葉が、見る見る広がります。
急須に蓋をして、蒸らします。
喫茶室の各テーブルには、秒針付きの時計も置かれていました。
お店の方曰く、蒸らす時間は1分20秒。
1分20秒が経過後、茶碗へ注ぎ、一煎目の玉露をいただきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
急須から茶碗へは、最後の雫まで注ぎ切ります。
一煎目の玉露の、まるで出汁のような濃厚な風味をまずは、味わいます。
本格的なお茶の美味しさをしみじみと味わうのも、実に久々でした。
急須から立ち上る、豊かな玉露の芳香も、楽しみます。
二煎目以降も、一煎目の時と同様に、お湯の温度を下げてから急須へ移しますが、その後直ちに茶碗へ注ぎます。
今度は、香りや仄かに感じる苦みを、堪能します。
このセットは、大体三煎分の茶葉の分量とのことでした。
もちろん、自分の好きなだけ淹れ直して、差し支えありません。
玉露についてきたお菓子も、流石は京都、洗練された美味しさでした^^
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
二つに分けると、中には新緑の季節に相応しい、若草色の餡が、目にも美しく現れました。
穏やかな甘味は、玉露との相性もピッタリ!
お茶の奥深さと美味しさを改めて実感した、至福の喫茶のひと時でした。
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この日はこの後、四条河原町の高島屋にも寄って用事を済ませ、6階にある「俵屋吉富 御茶席」へ。
一保堂では玉露をいただいたので、今度は抹茶とお菓子のセットをいただきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
お菓子は、季節の生菓子を注文。
メニューにはお菓子の名前も載っていましたが、控えるのも忘れて綺麗なお菓子に目を奪われてしまい、思い出せません(爆)
見る程に肉厚で、艶やかなお菓子です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
いただくために、切って崩してしまうのが、本当に惜しくなってしまいますね。
和菓子とお茶とは、互いに最高の組み合わせということを、こちらでも幸せのうちに実感しました!
繊細に泡立った、抹茶の円やかなコクを、楽しみます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
美味しいお茶をいただくと、本当に心も和みますね。
お茶の美味しさを愉しんだ、日常とは一味違う、素敵な一日でした。
お湯の温度なども適当だったけれど、これからはお茶碗を3つ用意してじっくりお茶を味わうことにします。
ですが、こうしたものこそ、躊躇せず大胆に使うことが、美味しさを堪能できるということを、実感させられました。
お湯を別の茶碗に移していくと、自然と玉露の適温になった、この玉露の器のセット、経験を重ねて、この茶碗おかずとなったのでしょうね。