新八代から川内までの、肥薩おれんじ鉄道全区間を走破する『おれんじ食堂3号「MEGUMI」』は、途中の出水でスウィーツを楽しむ「SWEETS」の区間が終了、出水からはディナータイムとなる「SINFONIA」の区間となります。
出水で出発を待つ間、ホームでは小さな「駅マルシェ」が立ち、並べられている出水の産品等を物色するなどして時間を過ごします。
やがて出水を出発して、行程の後半に入った「おれんじ食堂3号」の車内では、直ちに前菜が供され、落着きと華やぎとが心地良く同居した、素敵なディナータイムの幕開けとなりました♪
<おれんじ食堂>
<肥薩おれんじ鉄道>
「おれんじ食堂3号」が出水に停車している間、到着したホームでは「駅マルシェ」が店開き♪
出水やその周辺の産品や、出水に縁のあるお土産等、所狭しと商品が並べられた光景を目にすると、不思議と財布の紐も緩んでしまいます(^^;)
この小さなテーブル上からでも、山海の幸に恵まれた地域であることが良く分かった、出水の「駅マルシェ」でした。
新八代始発の「おれんじ食堂3号」川内行は、出水に16分間停車。
乗客達が買い物等に勤しんでいる間にも、行程後半の準備を万端整えて、間もなく出発します!
車内の運転台横のスペースには、八代特産の柑橘である、晩白柚(ばんぺいゆ)が、ミニ座布団の上にデンと鎮座していました^^
停車する駅の出発3分前になるとスタッフさんが鳴らしてくれるハンドベルの下に敷かれているのも、やはり八代地方が産地のい草を使ったミニ畳敷きなのでしょう。
17時20分、「おれんじ食堂3号」は、定刻どおり出水を出発しました。
2両編成の「おれんじ食堂」の1号車には、カウンタースペースがあります。
沿線のレストランで調理され最寄の駅で車内へ搬入した出来たての料理をこちらで、乗客へサーブするために最終的に盛り付けたり、物品の販売等を行なっています。
出水からは、川内までの行程の後半、ディナーの「SINFONIA」の区間となります!
出水出発直後に、早速前菜が運ばれ、少々早いディナータイムとなりました。
前菜は、「水俣ふろふき蒸 魚味噌添え」と「玉ねぎのムース 長島産生ウニ」、「茶美豚(ちゃーみーとん)のサルシッチャ カポナータ添え」の三種盛り♪
この三種いずれもが、沿線の産品!新鮮な野菜、コクのある茶美豚、野菜に添えられている海産物のどれもが美味しい組み合わせで素晴らしくマッチしているのも、同じ地の恵みであるからこそなのでしょうね^^
肥後、薩摩を沿線とするだけあり、ドリンクのリストを開くと、焼酎の品揃えの充実ぶりには目を見張ります!
他のドリンク類と比べて、圧倒的な品数ですw
芋焼酎は薩摩(鹿児島)、米焼酎は肥後(熊本)…となっていますね。
せっかく焼酎の本場に来ていることですし、焼酎をいただこうと思っていたのですが、こうも多いと、どれにしようかな…迷ってしまいます;
結局、スタッフさんにお伺いを立て、お勧めのものをお願いしました。
鹿児島県長島町の「黒島美人」という銘柄を、ロックで。
実は、迷いながらも、「これかな?」と思っていたのが、この「黒島美人」。
図らずも、スタッフさんお勧めと同じであって、ちょっぴり嬉しくなりましたw
芋の風味を感じながら、しっかりした甘味とコクを濃厚に楽しめる1杯です♪
長島は、八代海(不知火海)と東シナ海とを隔てる位置にある島で、じゃがいもさつまいもをはじめとする農産物や、豊かな海の幸に恵まれた島である、ということでしたので、リストにその名を見付けて、注目したのでした(^-^)
この位置なら、美味しい産品に恵まれるというのも、納得ですね。
「水俣葉野菜と海藻コラーゲンサラダ」です。
朝食をいただいた「おれんじ食堂1号」の「出水産サラダ」と同様、この水俣産葉野菜の新鮮さも素晴らしい!
かかっているのは、柿のドレッシング。
こちらも、フルーティな甘味が素敵なお味でした^^
付け合わせの小さなパンは、水俣のパン屋さん「Un Pain(アン・パン)」さんによる、「おれんじクーペ」というオリジナルブレッドです。
豆乳クリームでいただきます。
続いて出てきたのは、メニューによると、「薩摩八重ファーム黒豚ベーコンと白インゲン豆のスープ仕立て 鮮魚のグリルを浮かべて」という、長~い名前(^^;)
カップに、具の野菜がギッシリ!という感じで、黒豚や魚が見えませんw
まずは、野菜をいただくと、その下に隠れていた、ベーコンや魚のグリルがようやく現れました。
野菜や豆、黒豚や魚の風味が溶け込んだスープは、あっさり風味とコクとのバランスもよく、優しく溶け込んでいくような美味しさを楽しむことができました♪
具だくさんで、見た目以上にボリュームがあった食べ応えも大満足の逸品です!
出水の次の停車駅、阿久根に近付くと、これまでの八代海に代わり、東シナ海が車窓から眺める風景となります。
九州とはいえ流石に1月では、17時30分を回ると、空には暮色が広がります。
ちょうど日没の頃のようでした。
この、西の空のグラデーションと、辛うじて青い色を保っている東シナ海の美しい夕景を眺めながら、「おれんじ食堂3号」は走り続けます。
17時42分、「おれんじ食堂3号」は阿久根に到着しました。
出水からは、約20分の所要時間です。
この駅で、約20分弱程停車します。
この阿久根駅舎も、昨年(平成26年/2014年)の年末に訪れてまだ日が浅いので、何となくお馴染みになっている感が強かったですw
それでも、その時は朝(午前)の時間帯であったので、灯火の点った夕暮れ時の、正に「慕情」を纏った風情の阿久根駅の静かな佇まいが、清々しかったです。
駅舎の出入口附近でお寛ぎ中のところ、撮影させていただいたw、ネコさん(^o^)
身動ぎ一つなしに、収まってくださいました♪
駅舎の出入口からホームへは、一直線。
改札口から、天井も高くて広々としたコンコース、そして出入口を眺めます。
こぢんまりとした外観ながらも、広々とした内部スペースを誇る「にぎわい交流館」として平成26年(2014年)に生まれ変わった阿久根駅。
木材を多用し暖色系の照明で彩られた、柔和な雰囲気の構内で出発を待つ間、寛ぎに満ちたひと時を過ごします。
出水で出発を待つ間、ホームでは小さな「駅マルシェ」が立ち、並べられている出水の産品等を物色するなどして時間を過ごします。
やがて出水を出発して、行程の後半に入った「おれんじ食堂3号」の車内では、直ちに前菜が供され、落着きと華やぎとが心地良く同居した、素敵なディナータイムの幕開けとなりました♪
<おれんじ食堂>
<肥薩おれんじ鉄道>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
「おれんじ食堂3号」が出水に停車している間、到着したホームでは「駅マルシェ」が店開き♪
出水やその周辺の産品や、出水に縁のあるお土産等、所狭しと商品が並べられた光景を目にすると、不思議と財布の紐も緩んでしまいます(^^;)
この小さなテーブル上からでも、山海の幸に恵まれた地域であることが良く分かった、出水の「駅マルシェ」でした。
新八代始発の「おれんじ食堂3号」川内行は、出水に16分間停車。
乗客達が買い物等に勤しんでいる間にも、行程後半の準備を万端整えて、間もなく出発します!
車内の運転台横のスペースには、八代特産の柑橘である、晩白柚(ばんぺいゆ)が、ミニ座布団の上にデンと鎮座していました^^
停車する駅の出発3分前になるとスタッフさんが鳴らしてくれるハンドベルの下に敷かれているのも、やはり八代地方が産地のい草を使ったミニ畳敷きなのでしょう。
17時20分、「おれんじ食堂3号」は、定刻どおり出水を出発しました。
2両編成の「おれんじ食堂」の1号車には、カウンタースペースがあります。
沿線のレストランで調理され最寄の駅で車内へ搬入した出来たての料理をこちらで、乗客へサーブするために最終的に盛り付けたり、物品の販売等を行なっています。
出水からは、川内までの行程の後半、ディナーの「SINFONIA」の区間となります!
出水出発直後に、早速前菜が運ばれ、少々早いディナータイムとなりました。
前菜は、「水俣ふろふき蒸 魚味噌添え」と「玉ねぎのムース 長島産生ウニ」、「茶美豚(ちゃーみーとん)のサルシッチャ カポナータ添え」の三種盛り♪
この三種いずれもが、沿線の産品!新鮮な野菜、コクのある茶美豚、野菜に添えられている海産物のどれもが美味しい組み合わせで素晴らしくマッチしているのも、同じ地の恵みであるからこそなのでしょうね^^
肥後、薩摩を沿線とするだけあり、ドリンクのリストを開くと、焼酎の品揃えの充実ぶりには目を見張ります!
他のドリンク類と比べて、圧倒的な品数ですw
芋焼酎は薩摩(鹿児島)、米焼酎は肥後(熊本)…となっていますね。
せっかく焼酎の本場に来ていることですし、焼酎をいただこうと思っていたのですが、こうも多いと、どれにしようかな…迷ってしまいます;
結局、スタッフさんにお伺いを立て、お勧めのものをお願いしました。
鹿児島県長島町の「黒島美人」という銘柄を、ロックで。
実は、迷いながらも、「これかな?」と思っていたのが、この「黒島美人」。
図らずも、スタッフさんお勧めと同じであって、ちょっぴり嬉しくなりましたw
芋の風味を感じながら、しっかりした甘味とコクを濃厚に楽しめる1杯です♪
長島は、八代海(不知火海)と東シナ海とを隔てる位置にある島で、じゃがいもさつまいもをはじめとする農産物や、豊かな海の幸に恵まれた島である、ということでしたので、リストにその名を見付けて、注目したのでした(^-^)
この位置なら、美味しい産品に恵まれるというのも、納得ですね。
「水俣葉野菜と海藻コラーゲンサラダ」です。
朝食をいただいた「おれんじ食堂1号」の「出水産サラダ」と同様、この水俣産葉野菜の新鮮さも素晴らしい!
かかっているのは、柿のドレッシング。
こちらも、フルーティな甘味が素敵なお味でした^^
付け合わせの小さなパンは、水俣のパン屋さん「Un Pain(アン・パン)」さんによる、「おれんじクーペ」というオリジナルブレッドです。
豆乳クリームでいただきます。
続いて出てきたのは、メニューによると、「薩摩八重ファーム黒豚ベーコンと白インゲン豆のスープ仕立て 鮮魚のグリルを浮かべて」という、長~い名前(^^;)
カップに、具の野菜がギッシリ!という感じで、黒豚や魚が見えませんw
まずは、野菜をいただくと、その下に隠れていた、ベーコンや魚のグリルがようやく現れました。
野菜や豆、黒豚や魚の風味が溶け込んだスープは、あっさり風味とコクとのバランスもよく、優しく溶け込んでいくような美味しさを楽しむことができました♪
具だくさんで、見た目以上にボリュームがあった食べ応えも大満足の逸品です!
出水の次の停車駅、阿久根に近付くと、これまでの八代海に代わり、東シナ海が車窓から眺める風景となります。
九州とはいえ流石に1月では、17時30分を回ると、空には暮色が広がります。
ちょうど日没の頃のようでした。
この、西の空のグラデーションと、辛うじて青い色を保っている東シナ海の美しい夕景を眺めながら、「おれんじ食堂3号」は走り続けます。
17時42分、「おれんじ食堂3号」は阿久根に到着しました。
出水からは、約20分の所要時間です。
この駅で、約20分弱程停車します。
この阿久根駅舎も、昨年(平成26年/2014年)の年末に訪れてまだ日が浅いので、何となくお馴染みになっている感が強かったですw
それでも、その時は朝(午前)の時間帯であったので、灯火の点った夕暮れ時の、正に「慕情」を纏った風情の阿久根駅の静かな佇まいが、清々しかったです。
駅舎の出入口附近でお寛ぎ中のところ、撮影させていただいたw、ネコさん(^o^)
身動ぎ一つなしに、収まってくださいました♪
駅舎の出入口からホームへは、一直線。
改札口から、天井も高くて広々としたコンコース、そして出入口を眺めます。
こぢんまりとした外観ながらも、広々とした内部スペースを誇る「にぎわい交流館」として平成26年(2014年)に生まれ変わった阿久根駅。
木材を多用し暖色系の照明で彩られた、柔和な雰囲気の構内で出発を待つ間、寛ぎに満ちたひと時を過ごします。
地元の産物を自信を持って提供できるって素晴らしい。
柿のドレッシング、美味しそうですね。
私も海辺の町を旅すると、いつでも新鮮なお魚が楽しめる環境に住む人々が羨ましくて仕方がありません。
アルコールは一杯だけにして食事を楽しもう!と決意して行っても、これだけのチョイスがあると、ついついお代りしてしまいそう(笑)
猫ちゃん、まるまるしてますね。
きっと地元の美味しいお魚や野菜を沢山食べてるんでしょうね。
次々に供される美食の悉くに、地元産品が使われていることに驚き、地産地消を正に「体で」ダイレクトに実感できる体験は、身も心も豊かに、幸せにしてくれますよ♪
柿のドレッシングも、そうした嬉しい驚きの一つで、マイルドで上品な風味が野菜とマッチして、素晴らしい美味しさでした。
充実の焼酎の品揃えとリーズナブルな価格設定、呑兵衛さんには要注意でしょうねw
沿線は本場だけに、お味も折り紙付きですよ!
阿久根駅のネコさん、人慣れした身のこなしと、体格の良さから、地元の方々に大事にされていることが分かりますよね^^
日頃は無残な食生活を送る(爆)私などよりも、余程舌も肥えていらっしゃると思います。。。
昨年、帰国の際一番美味しいと思ったものは、自分の予想を裏切って知人宅で出してくださったレタスと柿のサラダでした。今まで柿のシーズンに日本に帰っても自ら柿を食べようとしたことがなかったのです。
塩味のドレッシングと冷たい甘い柿が妙にマッチして最高でした。
最近イギリスでもイスラエル産の柿が売られていますが日本の柿の二分の一ぐらいの大きさです。日本の柿とは比べ物になりませんが熟していれば一応甘いので今度ドレッシングを作ってみようかなっと考えています。
この、肥薩おれんじ鉄道沿線、八代海と東シナ海という2つの海の異なる眺めを楽しむことができるという、絶景路線です。
豊富な産品に恵まれた、海に沈む夕陽を楽しめる、沿線の資源に恵まれた地の利を生かしたコンセプトの「おれんじ食堂」、日本全国から乗客が集まるのも納得できます。
柿といえば、生食がまず頭に浮かぶイメージですが、実のところ、結構加工されて食されてもいるのですよね。
ニュートラルに感じる優しい甘味は、色々な食材との相性も良いのかもしれません。
良く冷えた柿のサラダ、考えただけでも美味しそうですね^^
「おれんじ食堂」の柿ドレッシングは、果物としての柿の風味が良く生かされていて、とても美味しかったです♪
柿をドレッシングに…という発想、料理はやはり創造の産物だなぁ、と、改めて実感しました。