時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

冬の東九州巡り-10~小倉で鰻を堪能して京都へ

2015-08-27 21:41:23 | 日本
 昼前に到着した小倉でいただくことに決めていた、この旅最後の食事は、鰻でした!

 平成27年(2015年)のゴールデンウィークに赴いた九州行の、最終日に寄せていただいた鰻屋さんへは、実はこの時が初の訪問なのでした。

 「鰻の美味しい街」であった小倉を初めて実感したことから、すっかり小倉が気に入ってしまいましたw

 鰻を満喫した後、小倉駅へと戻り新幹線に乗車、京都への最終行程に就きました。


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 小倉駅から徒歩数分の至近に、目指すお店の「川淀」があります。

 駅前の商店街にあるお店は、間口が狭く、ともすれば見過ごしてしまいそう(実際、2度程お店の前を通り過ぎてウロウロしました;)ですが、創業60年を数える老舗です!



 前菜。

 海苔とカイワレで隠れてしまっているのは、山芋です。
 シャリシャリと、心地良い歯応えを楽しみました。

 蒲鉾に山葵というのも、良く合いますね♪
 右の鉢のものは…覚えていません(爆)



 小鉢一品で出てきたものは、焼き茄子でした。
 ボリュームもしっかりした茄子が隠れる程に、鰹節が掛けられています。
 小倉、豪快ですね!

 良く効く生姜のスッキリした風味とマッチして、あっという間に平らげましたw



 前菜と小鉢で、胃袋も慣らされてw、いよいよ鰻のお出まし~♪

 まずは、白焼きです。
 ふっくらとした食感と、しっかりとした歯応えとの、絶妙な按配が堪らない美味しさに感動!
 鰻本来の旨味も、ダイレクトに堪能することができました。

 あっさりとした白焼きには、山葵や生姜も良く合います。



 続いて、蒲焼き。
 うな重にしていただきました^^

 あっさりとした風味の白焼きに対して、こちらは円やかなタレのコクとの、素晴らしい組み合わせ!
 飴色の、食欲をそそる焼き色にも、目を奪われます。



 もちろん、肝吸いも付いてきます!

 独特の食感のある肝もまた、私の大好物です♪



 うな重に山椒を振り掛けて。

 蒲焼きと山椒との組み合わせも、誰が最初に考えたのでしょうね。。。
 脂の乗った鰻の身のコクを、甘辛のタレが一層引き立てる堪らない美味しさを、山椒が程良く引き締めてくれます。
 脂が乗っていながら、胃にもたれない、心地良い満腹感の幸せに身を委ねます。



 デザートは、アイスクリームとフルーツ。

 後口も爽やかに、この旅最後の美食も、美味しくいただきました!

 「九州の入口に、こんなにも美味しい鰻を楽しむことができる街があるとは…!」と、嬉しい発見に再訪を誓いつつ、お店を辞去。
 小倉駅へと戻りました。
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 小倉駅、山陽新幹線のりばへの入口。
 在来線のりばの北側に、隣接しています。

 ここから、京都への最終の行程が始まります。



 山陽新幹線は、小倉を出発すると、すぐに新関門トンネルへ突入して、九州に別れを告げます。

 小倉の次の駅は、山口県の新下関です。



 小倉を13時49分に出発する、東京行の「のぞみ34号」が、ホームへ進入してきました。

 この旅のトリを飾る列車となります。

 乗車して、ホッと一息。
 改めて、旅の余韻に浸っていました。



 姫路を通過時、奇跡的に姫路城を捉えることに成功!
 手前の建物の屋上広告塔も、姫路城の意匠となっていますね。

 平成27年(2015年)3月竣工の、「平成の大修理」最終局面に入っていた、この時の姫路城。
 長らく天守を覆っていた、仮設の覆いも取り払われて、「白鷺城(はくろじょう)」の別称に相応しい、秀麗な姿を見せていました♪

 京都へは、あと45分程で到着です。



 16時15分、小倉から約2時間半で、「のぞみ34号」は、京都へ到着しました。

 1泊2日の、慌ただしい年の瀬東九州巡りの旅、ここに完結です。
 別府や湯布院といった、有名スポットのすぐ傍まで来ていながら立ち寄らずに、どちらかといえばマイナーな場所巡りに終始しましたが、関サバを味わうことが目的であったので、自分としては、大いに満足した旅でした。
 宇佐神宮や、宿泊した日出についても、時間の流れをゆったりと感じることができ、寛いだ気分で過ごすことができました。

 日出へは、城下カレイを求めて、またふらりと立ち寄ってみたいものですね。


 「冬の東九州巡り」 了



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