「長い島」という意味の、ドゥギ島(Dugi otok)の南部からドライブすること約1時間、島の北部にある、ヴェリ・ラト岬灯台(Svjetionik Rt Veli rat)に到着しました。
しばらくの間、この灯台の周囲を散策することにします。
______________________________________________
灯台所有のボートでしょうか。
巻き上げられたロープで繋がれて、スムーズに進水できるように、レールが敷かれた上に留められていました。
こういう、きちんと設備が整備され、かつ、管理されている状態を目にするのは、気持ちの良いものです。
この灯台が建てられたのは、1849年とのことで、大変歴史のある灯台のようです。
灯台の土台の部分は、可愛らしい建物となっています。
普通の家屋のような建物の上に灯台が乗っている、一見奇妙な取り合わせに思えますが、次第に親しみやすさを感じてきました^^
灯台の建っている場所は、アドリア海の外海に突き出た、三角形の小さな岬になっていて、時折岩がちの浜辺には、波がしぶきとなって打ち寄せていました。
灯台の海側前面には、クロアチア国旗を掲げたポールが立っていました。
この地の激動の歴史を反映して、これまで様々な国の国旗が、入れ替わり立ち替わり掲げられてきたことでしょう。
海側から眺めると、流石に基部の建物も含めて、灯台の風格を感じることができます。
教会のファサードによくある、バラ窓を半分にしたような半円形の窓が、実用的な建造物に、柔らかなイメージをもたらしていると感じました。
岬の突端から、灯台を振り返って。
国旗のポールが、ちゃんと正面に来るように配置されていますね!
少しアップして、ディテールを。
古い灯台だけあって、古風なデザインが逆にいい味出しています。
「灯台=白」のイメージをずっと持っていましたが、この灯台は、灯台部分の渋い色と基部の建物のカラフルな色とが旨くマッチしていて、とても印象良く目に映りました。
少し離れて見ると、親しげに見える灯台ですが、近付いて見上げると、流石に迫力があります!
灯台の正面の海を眺めています。
空はすっかり雲に覆われた曇天で、それを移すアドリア海も、テラシュチツァ(Telašćica)で数時間前に見た時とは全く異なる、荒涼とした感じの色に染まり、別の海に来ているようにも思えてしまいます。
雲の様子と淡い光の織りなす光景が、幻想的な眺めでした。
ちょうど、この花の咲く季節であるらしく、一面に咲き誇っていました。
海の色が今ひとつ鮮やかさに欠けていたので、これらの花々が鮮やかな色のアクセントとなって映えていました!
未舗装となった道は、灯台から先へ続いていましたが、ハイキングロードといった趣でした。
松林の中を行く、気持ちの良さそうなルートです。
ネコ発見!!
左の白い路面をノンビリ歩いています(^o^)
縄張りパトロールから戻ってきたところでしょうかw
この灯台の住人(住猫)については、今回の旅行の情報収集でも大変お世話になり、リンクも張らせていただいている、kikiさんのブログに、素敵なアングルで撮影された灯台と共に、癒されるたくさんの画像付きで、紹介されています^^
私も猫ガイドさん期待していましたが、上記のとおり巡回中らしく?、不在で残念でした(TT)
そもそも、この灯台の存在を初めて知ったのも、実は上記リンク先の、kikiさんのブログなんですよね~。
kikiさんのブログには、殊にこの灯台やドゥギ島関連の情報面(日本語による情報という点でも大変貴重な情報でした)で、大いに助けていただきました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
結局、ここで灯台と海を眺めつつ小1時間程、憩いの時を過ごしました。
緑豊かで、南部とは異なる魅力に溢れるドゥギ島の北部も、ゆっくり時間をかけて巡ってみたいと思いました。
時刻は15時近くになり、ザダル(Zadar)行のフェリーが16時30分に出る、ブルビニ(Brbinj)の港へ、そろそろ向かうことにします。
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このヴェリ・ラトの灯台、何と宿泊できるようです!!
ヴェリ・ラトの他にも、クロアチア各地の11灯台(ヴェリ・ラト含む)が宿泊可能になっている模様です。
外国からの支払いは為替になる等手続きは少々手間そうですが、灯台大好きな方、自然の中でノビノビ過ごしたい方、他にも関心のある方には、思い出深い体験ができそうです^^
流石は観光立国のクロアチア、バラエティに富んだアコモデーションも揃っていますね!
Lighthouses of Croatia(ヴェリ・ラト、Veli Rat)
Lighthouses of Croatia
灯台についての詳細な記述は、下記のリンク先へ。
クロアチア語表記となった場合は、リンク先ページ右上の英国旗をクリックしていただければ、英語表記となります。
クロアチア語表記となって、上記英国旗をクリックしても英語表記とならない場合は、お手数ですが、左側のメニューの上から4番目、"Svjetionici" をクリックしていいただき、表示されたページの右上の英国旗をクリックして英語表記として、右側の地図に表示された、下記の青い円をクリックしてください。
ヴェリ・ラト岬灯台(Veli rat): 地図中上から2番目かつ右から5番目のマス目にある、最も右下の円("Veli rat" の小画像が表示されます)
大セストゥリツァ島-タイェル灯台(Sestrica Vela - Tajer): 地図中上から3番目かつ右から4番目のマス目にある、最も左の円("Sestrica Vela - Tajer" の小画像が表示されます)
ヴェリ・ラト岬灯台(Svjetionik Rt Veli rat)
大セストゥリツァ島-タイェル灯台(Svjetionik Otočić Sestrica Vela - Tajer)
(拙ブログでもとりあげた灯台(前を通り過ぎただけですが;)なので、せっかくなのでリンクしておきます)
上記の全リンク先のメインページです。
Plovput
クロアチア政府100%出資の、灯台や無線など、海上交通のナビゲーション関連を取り扱う組織のようです。
結構専門家チックで難しそうなページが多いですが、美しい灯台の風景の画像等へのリンクもあります。
しばらくの間、この灯台の周囲を散策することにします。
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灯台所有のボートでしょうか。
巻き上げられたロープで繋がれて、スムーズに進水できるように、レールが敷かれた上に留められていました。
こういう、きちんと設備が整備され、かつ、管理されている状態を目にするのは、気持ちの良いものです。
この灯台が建てられたのは、1849年とのことで、大変歴史のある灯台のようです。
灯台の土台の部分は、可愛らしい建物となっています。
普通の家屋のような建物の上に灯台が乗っている、一見奇妙な取り合わせに思えますが、次第に親しみやすさを感じてきました^^
灯台の建っている場所は、アドリア海の外海に突き出た、三角形の小さな岬になっていて、時折岩がちの浜辺には、波がしぶきとなって打ち寄せていました。
灯台の海側前面には、クロアチア国旗を掲げたポールが立っていました。
この地の激動の歴史を反映して、これまで様々な国の国旗が、入れ替わり立ち替わり掲げられてきたことでしょう。
海側から眺めると、流石に基部の建物も含めて、灯台の風格を感じることができます。
教会のファサードによくある、バラ窓を半分にしたような半円形の窓が、実用的な建造物に、柔らかなイメージをもたらしていると感じました。
岬の突端から、灯台を振り返って。
国旗のポールが、ちゃんと正面に来るように配置されていますね!
少しアップして、ディテールを。
古い灯台だけあって、古風なデザインが逆にいい味出しています。
「灯台=白」のイメージをずっと持っていましたが、この灯台は、灯台部分の渋い色と基部の建物のカラフルな色とが旨くマッチしていて、とても印象良く目に映りました。
少し離れて見ると、親しげに見える灯台ですが、近付いて見上げると、流石に迫力があります!
灯台の正面の海を眺めています。
空はすっかり雲に覆われた曇天で、それを移すアドリア海も、テラシュチツァ(Telašćica)で数時間前に見た時とは全く異なる、荒涼とした感じの色に染まり、別の海に来ているようにも思えてしまいます。
雲の様子と淡い光の織りなす光景が、幻想的な眺めでした。
ちょうど、この花の咲く季節であるらしく、一面に咲き誇っていました。
海の色が今ひとつ鮮やかさに欠けていたので、これらの花々が鮮やかな色のアクセントとなって映えていました!
未舗装となった道は、灯台から先へ続いていましたが、ハイキングロードといった趣でした。
松林の中を行く、気持ちの良さそうなルートです。
ネコ発見!!
左の白い路面をノンビリ歩いています(^o^)
縄張りパトロールから戻ってきたところでしょうかw
この灯台の住人(住猫)については、今回の旅行の情報収集でも大変お世話になり、リンクも張らせていただいている、kikiさんのブログに、素敵なアングルで撮影された灯台と共に、癒されるたくさんの画像付きで、紹介されています^^
私も猫ガイドさん期待していましたが、上記のとおり巡回中らしく?、不在で残念でした(TT)
そもそも、この灯台の存在を初めて知ったのも、実は上記リンク先の、kikiさんのブログなんですよね~。
kikiさんのブログには、殊にこの灯台やドゥギ島関連の情報面(日本語による情報という点でも大変貴重な情報でした)で、大いに助けていただきました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
結局、ここで灯台と海を眺めつつ小1時間程、憩いの時を過ごしました。
緑豊かで、南部とは異なる魅力に溢れるドゥギ島の北部も、ゆっくり時間をかけて巡ってみたいと思いました。
時刻は15時近くになり、ザダル(Zadar)行のフェリーが16時30分に出る、ブルビニ(Brbinj)の港へ、そろそろ向かうことにします。
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このヴェリ・ラトの灯台、何と宿泊できるようです!!
ヴェリ・ラトの他にも、クロアチア各地の11灯台(ヴェリ・ラト含む)が宿泊可能になっている模様です。
外国からの支払いは為替になる等手続きは少々手間そうですが、灯台大好きな方、自然の中でノビノビ過ごしたい方、他にも関心のある方には、思い出深い体験ができそうです^^
流石は観光立国のクロアチア、バラエティに富んだアコモデーションも揃っていますね!
Lighthouses of Croatia(ヴェリ・ラト、Veli Rat)
Lighthouses of Croatia
灯台についての詳細な記述は、下記のリンク先へ。
クロアチア語表記となった場合は、リンク先ページ右上の英国旗をクリックしていただければ、英語表記となります。
クロアチア語表記となって、上記英国旗をクリックしても英語表記とならない場合は、お手数ですが、左側のメニューの上から4番目、"Svjetionici" をクリックしていいただき、表示されたページの右上の英国旗をクリックして英語表記として、右側の地図に表示された、下記の青い円をクリックしてください。
ヴェリ・ラト岬灯台(Veli rat): 地図中上から2番目かつ右から5番目のマス目にある、最も右下の円("Veli rat" の小画像が表示されます)
大セストゥリツァ島-タイェル灯台(Sestrica Vela - Tajer): 地図中上から3番目かつ右から4番目のマス目にある、最も左の円("Sestrica Vela - Tajer" の小画像が表示されます)
ヴェリ・ラト岬灯台(Svjetionik Rt Veli rat)
大セストゥリツァ島-タイェル灯台(Svjetionik Otočić Sestrica Vela - Tajer)
(拙ブログでもとりあげた灯台(前を通り過ぎただけですが;)なので、せっかくなのでリンクしておきます)
上記の全リンク先のメインページです。
Plovput
クロアチア政府100%出資の、灯台や無線など、海上交通のナビゲーション関連を取り扱う組織のようです。
結構専門家チックで難しそうなページが多いですが、美しい灯台の風景の画像等へのリンクもあります。
説明不足の多い私事ブログが少しでもtaろうさんの旅に役立てたのであれば嬉しいです♪
次回は私がtaろうさんのブログを参考に島散策をさせて頂きます。(サリ周辺で行ってみたい所が既にたくさんです!)迷う事の無いガイドブック並の細かな説明で嬉しいです。
猫ガイドさん、もしかして写真に小さく写っているのは三毛猫ちゃんの方かしら??
ここのネコちゃん達、本当に人懐っこくてかわいかったです。今でも元気にしてるかなぁ~と写真を見る度に思い出します。
このブログの記事がkikiさんのお役に立てるのであれば、私も嬉しいです!
ガイドさんは、元の画像を拡大したところ、どうも新顔さんみたいです(前足の柄で推測)。
kikiさんのブログを拝読して期待していたのですが、生憎ご飯中か縄張り巡回中だったのでしょうね。
きっと今も大自然の中でのんびり幸せに暮らしていることでしょう、そう願っています^^