佐久にて迎えた2日目の朝、ホテルをチェックアウトして、まずは、1ヶ月前にすっかり虜となった、小海町の高原へと向かいます。
<<2016年末 東京&北陸旅-02>
三度目の小海行きとなる今回は、初回の訪問時と同様に、鉄道+バスで尋ねることに。
JR小海線で、山梨県の小淵沢方面から訪れた初回時とは逆方向から訪ねます。
のどかな田園の車窓風景を眺めながら、小海へ到着。
小海駅からは町営バスで、すっかり見慣れた小海の高原へ赴きました。
※ 一度目、二度目の小海行きについての記事は、こちらからどうぞ。
快晴の朝を迎えた、佐久平駅。
昨晩、高速バスを降り立った、駅南側の蓼科口とは反対側の北口となる、浅間口の駅前風景です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
駅前ロータリーにバス発着場がある蓼科口とは対照的に、浅間口は、タクシーや送迎の自家用車が多数、駅前に停まっていました。
すっきり爽快な青空で、これから旅立つ気分も高まります♪
これから乗車するのは、北陸新幹線ではなく、在来線の小海線。
画像の右端へと延びる、コンコースや北陸新幹線の改札口との連絡通路の先に、ホームがあります。
小海線のホームへの、出入口。
ホームと連絡通路との間を扉で仕切って、待合スペースとしています。
この待合いスペースの先が、ホームとなっています。
小海線の駅は、改札口もなく、駅員も配置されていない無人駅状態です。
小海線の駅のホームへ出てみると、ちょうど北陸新幹線の列車が、長野方面へと駆け抜けていきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
スピードからして、佐久平は通過したようです。
ここ佐久平の駅は、小海線のホームの方が、北陸新幹線のホームよりも高い位置にあります。
新幹線の駅としては、珍しい構造の駅ですね。
高い位置にある、小海線のホームからは、蓼科山をはじめとする八ヶ岳連峰を遙かに見渡す、佐久平の雄大な風景のパノラマを望むことができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
眼下を走る北陸新幹線の手前に見えている屋根の部分が、北陸新幹線のホームの端となります。
快晴の朝の、爽快な眺めでした。
北陸新幹線が乗り入れるこの駅が長野県佐久市にあるにもかかわらず、「佐久駅」ではなく「佐久平駅」と命名されたのは、北隣の小諸市と駅名を巡り対立したからとのことです。
最終的に、長野県知事による調停により、佐久と小諸の両市が位置する佐久盆地の通称「佐久平」を駅名とすることで、決着しました。
小諸から走ってきた、佐久平08:31発の小淵沢行の列車に乗車し、小海を目指します。
2両編成の普通列車は、佐久平からの乗車も結構あって混み合っていましたが、次の岩村田でかなりの乗客が下車し、以降はノンビリとしたローカル列車の風情漂う車内となりました。
小海線の列車は、佐久平の田園地帯を、走り抜けていきます。
車窓を流れゆく、のどかな景色を眺めているうち、自然と気分もゆったりモードにw
空を近くに感じられるのが、高原地帯を走っている証でしょうか。
佐久平を出発して45分、列車は09:16の定刻に、小海へ到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
到着したホームは、先月の初回訪問の帰路にこの駅から乗車した列車が出発した同じホームでした。
日中と夕刻では、ホームの雰囲気がガラリと変わりますね。
小海では、明らかに目的地が同じであろうと推測することができる方々が、多数下車。
その一群に混じって、改札口へ。
小海駅。
時計の付いた尖塔を持つ、大きな駅舎です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
塔には、時計の辺りに照準を合わせたような照明も、取り付けられています。
ライトアップされた夜景も、エキゾチックな雰囲気なのでしょうね。
ここ小海駅も、標高は既に865m。
この駅舎も、高原の街の玄関口をイメージして、建てられたのでしょうね。
小海駅にも貼られていた、「君の名は。」展のポスター。
地元の美術館で開催中の、話題の展覧会であったので、ここでも抜かりなくアピールして、展覧会目当てでバスを待つ人々の気分を、盛り上げてくれますw
09:25頃に、小海町営バスが、駅前へやって来ました。
このバスに、乗車します。
駅前でバスを待っていた一団が、このバスに全員乗車。
2人がけ座席の車内は、ほぼ全て1人が着席した状態で、小海駅を出発しました。
バスはしばらく、国道141号線を南下、小海駅の次の駅、松原湖駅附近で、先月は松原湖までの登り坂を歩いて上った、長野県道480号線へ入ります。
国道から県道へと入る交差点近くにある、松原湖駅入口バス停で、松原湖駅で小海線の列車を降りた人達が乗車(列車の車内で見かけた顔ぶれもありました)。
バスの座席は、ほぼ満席となりました。
先月は徒歩で30分強掛かった行程を、バスは僅か5分程で走破して、松原湖の畔へと到達。
三つの松原湖中、最も東に位置する長湖(ちょうこ)は、湖面がほとんど凍結していました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
バスの車窓から見えているのは、「つ」の字形をした長湖の書き出しにあたる、西の端の部分。
凍結して真っ白になった湖面が印象的で、思わずコンデジを向けていました。
湖面が白くなっていなかったのは、西の端でも、本当に最先端となる部分のみでした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
バスの車内から眺めていた時は、この部分はまだ凍結していないと思っていましたが、撮影した画像をよく見てみると、うっすらとした氷が、既に湖面を覆っているようでした。
画像でも、左端の辺りだけが凍結していなかったということが、分かりました。
長湖の畔を走り去ったバスは、引き続いてそのすぐ西隣の、松原湖で最大の湖である、猪名湖畔へ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
やはり、風景に見覚えがあると、ついつい見入ってしまいますね。
湖畔に人影は見当たらず、静かな朝を迎えていました。
長湖に比べて大きな猪名湖の湖面は、凍結はまだまだの様子でしたが、目を凝らしてみると…一部の湖岸近くが、凍結を始めていたようです(湖面が白くなっている部分)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
猪名湖も、冬本番になると、凍結した湖面の上で、ワカサギ釣りを楽しむことができるそうです。
京都からレンタカーで長駆した、二度目の訪問時には、この猪名湖畔をぐるりと歩いて一周しながら、美しい雪景色を堪能したものでしたが、それから約1ヶ月が経過したこの日、その雪は跡形もありません…。
バスは猪名湖畔を通り抜けた後、松原湖で最も西にある大月湖の近くを県道で通過しますが、大月湖は県道から少し脇道へ入らないと、その美しい風景を目にすることができないので、バスの車内からの眺めは、お預けとなりました。
三つの松原湖畔を通り過ぎたバスは、更に高度をぐんぐん稼いでゆく県道を進みます。
松原湖(猪名湖)の畔から5分程で、バスは、小海町高原美術館へ到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
小海駅からは、約20分の所要時間でした。
バスはここから、まだ少し先まで走りますが、乗客は全員ここで下車。
バス停から美術館へと、吸い込まれていきました。
先月の二度にわたる訪問中、足繁く通ったこともあり、ここでもまた「帰ってきた」感に囚われながらw、私も美術館へと歩を向けます。
<2016年末 東京&北陸旅-04>>
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三度目の小海行きとなる今回は、初回の訪問時と同様に、鉄道+バスで尋ねることに。
JR小海線で、山梨県の小淵沢方面から訪れた初回時とは逆方向から訪ねます。
のどかな田園の車窓風景を眺めながら、小海へ到着。
小海駅からは町営バスで、すっかり見慣れた小海の高原へ赴きました。
※ 一度目、二度目の小海行きについての記事は、こちらからどうぞ。
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快晴の朝を迎えた、佐久平駅。
昨晩、高速バスを降り立った、駅南側の蓼科口とは反対側の北口となる、浅間口の駅前風景です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
駅前ロータリーにバス発着場がある蓼科口とは対照的に、浅間口は、タクシーや送迎の自家用車が多数、駅前に停まっていました。
すっきり爽快な青空で、これから旅立つ気分も高まります♪
これから乗車するのは、北陸新幹線ではなく、在来線の小海線。
画像の右端へと延びる、コンコースや北陸新幹線の改札口との連絡通路の先に、ホームがあります。
小海線のホームへの、出入口。
ホームと連絡通路との間を扉で仕切って、待合スペースとしています。
この待合いスペースの先が、ホームとなっています。
小海線の駅は、改札口もなく、駅員も配置されていない無人駅状態です。
小海線の駅のホームへ出てみると、ちょうど北陸新幹線の列車が、長野方面へと駆け抜けていきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
スピードからして、佐久平は通過したようです。
ここ佐久平の駅は、小海線のホームの方が、北陸新幹線のホームよりも高い位置にあります。
新幹線の駅としては、珍しい構造の駅ですね。
高い位置にある、小海線のホームからは、蓼科山をはじめとする八ヶ岳連峰を遙かに見渡す、佐久平の雄大な風景のパノラマを望むことができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
眼下を走る北陸新幹線の手前に見えている屋根の部分が、北陸新幹線のホームの端となります。
快晴の朝の、爽快な眺めでした。
北陸新幹線が乗り入れるこの駅が長野県佐久市にあるにもかかわらず、「佐久駅」ではなく「佐久平駅」と命名されたのは、北隣の小諸市と駅名を巡り対立したからとのことです。
最終的に、長野県知事による調停により、佐久と小諸の両市が位置する佐久盆地の通称「佐久平」を駅名とすることで、決着しました。
小諸から走ってきた、佐久平08:31発の小淵沢行の列車に乗車し、小海を目指します。
2両編成の普通列車は、佐久平からの乗車も結構あって混み合っていましたが、次の岩村田でかなりの乗客が下車し、以降はノンビリとしたローカル列車の風情漂う車内となりました。
小海線の列車は、佐久平の田園地帯を、走り抜けていきます。
車窓を流れゆく、のどかな景色を眺めているうち、自然と気分もゆったりモードにw
空を近くに感じられるのが、高原地帯を走っている証でしょうか。
佐久平を出発して45分、列車は09:16の定刻に、小海へ到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
到着したホームは、先月の初回訪問の帰路にこの駅から乗車した列車が出発した同じホームでした。
日中と夕刻では、ホームの雰囲気がガラリと変わりますね。
小海では、明らかに目的地が同じであろうと推測することができる方々が、多数下車。
その一群に混じって、改札口へ。
小海駅。
時計の付いた尖塔を持つ、大きな駅舎です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
塔には、時計の辺りに照準を合わせたような照明も、取り付けられています。
ライトアップされた夜景も、エキゾチックな雰囲気なのでしょうね。
ここ小海駅も、標高は既に865m。
この駅舎も、高原の街の玄関口をイメージして、建てられたのでしょうね。
小海駅にも貼られていた、「君の名は。」展のポスター。
地元の美術館で開催中の、話題の展覧会であったので、ここでも抜かりなくアピールして、展覧会目当てでバスを待つ人々の気分を、盛り上げてくれますw
09:25頃に、小海町営バスが、駅前へやって来ました。
このバスに、乗車します。
駅前でバスを待っていた一団が、このバスに全員乗車。
2人がけ座席の車内は、ほぼ全て1人が着席した状態で、小海駅を出発しました。
バスはしばらく、国道141号線を南下、小海駅の次の駅、松原湖駅附近で、先月は松原湖までの登り坂を歩いて上った、長野県道480号線へ入ります。
国道から県道へと入る交差点近くにある、松原湖駅入口バス停で、松原湖駅で小海線の列車を降りた人達が乗車(列車の車内で見かけた顔ぶれもありました)。
バスの座席は、ほぼ満席となりました。
先月は徒歩で30分強掛かった行程を、バスは僅か5分程で走破して、松原湖の畔へと到達。
三つの松原湖中、最も東に位置する長湖(ちょうこ)は、湖面がほとんど凍結していました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
バスの車窓から見えているのは、「つ」の字形をした長湖の書き出しにあたる、西の端の部分。
凍結して真っ白になった湖面が印象的で、思わずコンデジを向けていました。
湖面が白くなっていなかったのは、西の端でも、本当に最先端となる部分のみでした。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
バスの車内から眺めていた時は、この部分はまだ凍結していないと思っていましたが、撮影した画像をよく見てみると、うっすらとした氷が、既に湖面を覆っているようでした。
画像でも、左端の辺りだけが凍結していなかったということが、分かりました。
長湖の畔を走り去ったバスは、引き続いてそのすぐ西隣の、松原湖で最大の湖である、猪名湖畔へ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
やはり、風景に見覚えがあると、ついつい見入ってしまいますね。
湖畔に人影は見当たらず、静かな朝を迎えていました。
長湖に比べて大きな猪名湖の湖面は、凍結はまだまだの様子でしたが、目を凝らしてみると…一部の湖岸近くが、凍結を始めていたようです(湖面が白くなっている部分)。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
猪名湖も、冬本番になると、凍結した湖面の上で、ワカサギ釣りを楽しむことができるそうです。
京都からレンタカーで長駆した、二度目の訪問時には、この猪名湖畔をぐるりと歩いて一周しながら、美しい雪景色を堪能したものでしたが、それから約1ヶ月が経過したこの日、その雪は跡形もありません…。
バスは猪名湖畔を通り抜けた後、松原湖で最も西にある大月湖の近くを県道で通過しますが、大月湖は県道から少し脇道へ入らないと、その美しい風景を目にすることができないので、バスの車内からの眺めは、お預けとなりました。
三つの松原湖畔を通り過ぎたバスは、更に高度をぐんぐん稼いでゆく県道を進みます。
松原湖(猪名湖)の畔から5分程で、バスは、小海町高原美術館へ到着しました。
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小海駅からは、約20分の所要時間でした。
バスはここから、まだ少し先まで走りますが、乗客は全員ここで下車。
バス停から美術館へと、吸い込まれていきました。
先月の二度にわたる訪問中、足繁く通ったこともあり、ここでもまた「帰ってきた」感に囚われながらw、私も美術館へと歩を向けます。
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