
たっぷり時間を掛けていただいた美味しいディナーの後は、リラックスした雰囲気が漂っていた、「おれんじ食堂3号」の車内。
このままゆったりと感じられる空気に微睡みながら、終点の川内へ向けて、ラストスパートに掛かります。
車内は、談笑したり写真を撮ったり、ミュージシャンの演奏を聴いたり…と、乗客の皆さん方は、残り少なくなった乗車時間を思い思いに過ごしていて、明るいムードに包まれていました。
<肥薩おれんじ鉄道(ルート)>
<肥薩おれんじ鉄道(公式サイト)>
<肥薩おれんじ鉄道(Wikipedia)>
<おれんじ食堂(公式サイト)>
<おれんじ食堂(Wikipedia)>

「おれんじ食堂3号」は、度々対向列車との行き違いのため、通過扱いですが、度々途中の駅で停車を繰り返します。
19時ともなると、1年でも最も昼が長くなるこの時期でも流石に、照明が点り始めます。
雨脚も、だいぶ強まってきたようでした。

最後の停車駅、阿久根(あくね)に到着。
1分停車の後19時11分発で、ここから終点の川内(せんだい)までの約30kmはノンストップ、49分間のラストスパートです。

車内では、ダイニング・カーの1号車で、地元のミュージシャンによるミニコンサートも始まりました♪
乗客からのリクエストにも応えて、皆さん楽しげに聴き入っていました^^

車窓からの海の景色は、阿久根附近からは、東シナ海を眺める風景へと変わりました!

「おれんじ食堂3号」は、川内を目指して、軽快に鉄路を進みます。
風景と共に、車のテールランプも、瞬時に後方へと流れ去っていきます。

夕闇に包まれつつある、東シナ海の大海原。
19時を回ったあたりから、車窓風景の明るさが急速に暗くなっていきました。

風景はどんどん流れ去っていきますが、並行している道路のラインだけはブレることなくシャープに写り、スピード感の演出に一役買っているようです!

道路際に植わっている木々からも、南国ムードを感じ取ることができますね♪

東シナ海は外海だけあって、波打ち際には打ち寄せる波頭が白い飛沫となっているのを、この暗さからでも認めることができました。
水平線上には、小さな光点がポツポツと…船の光でしょうか?
それとも東シナ海の対岸に位置する、甑島(こしきじま)列島の灯りでしょうか?

外の様子を眺めに、2号車の最後部へと赴いていましたが、乗降扉の傍らには、クローゼットらしき棚までありました。

2号車の客室と乗降扉とのガラスの仕切りには、角印風な「おれんじ食堂」のロゴが施されていました^^
1号車は、このようなロゴマークがあしらわれていましたね!

「おれんじ食堂3号」は海辺をしばらく走行した後、内陸部へとカーブして東シナ海と別れを告げます。
とっぷりと日も暮れて、夜の帳が下りた寂しげな小さな駅で、対向列車と最後の行き違いを待ちます。
やがて、反対方向から乗客も疎らな列車がトコトコとやってきました。
車内の蛍光灯に照らされた周辺だけが、つかの間煌々と照らし出されて、列車が走り去ると、再び闇に戻る侘しげな風景が何とも情感深い、夕闇に包まれた風景でした。

せっかく「おれんじ」と名の付く列車に乗車しているのですから、このジュースも外す訳にはいきません!
沿線で穫れるみかんを搾ったオレンジジュース、意外に濃厚な甘味が印象に残りました。
川内まであと10分弱となり、名残惜しさを噛みしめつつ、美味しくいただきました^^

さて、いよいよ終着駅・川内まで指呼の間となったところで、前の記事に記したお土産以外に、「おれんじ食堂3号」でいただいたり購入したグッズを紹介しましょう♪
新八代で乗車時にいただいた、「おれんじ食堂3号」の記念乗車証。
指定された座席番号も記載されています。

記念乗車証は、1号車と2号車とで色が異なるようです。

車内のカウンターでは、記念のグッズ関係の販売も行なっていました♪
グッズの目玉は、やはりこの、「通行記念入場券セット」でしょう!
微力ながら、応援の気持ちも込めて、奮発させていただきました(^-^)

「おれんじ食堂」が運行を開始した日付(平成25年(2013年)3月24日)で、肥薩おれんじ鉄道沿線中でも屈指の絶景を誇る、東シナ海沿岸の区間を走行する「おれんじ食堂」の画像の台紙に、今や珍しくなった、硬券の入場券が収まっています♪

肥薩おれんじ鉄道線で、「おれんじ食堂」が停車する10の停車駅の入場券です(新八代(しんやつしろ)はJR九州の駅)。

「おれんじ食堂」の車両をあしらった、ミニノートと絵はがき。
これらも車内で販売している、記念グッズ類です。
入場券セットよりも手頃なお値段で購入できます^^

川内到着の直前で渡る川内川に架かる鉄橋上で、少しの間信号停止。
すぐ左側には、九州新幹線の橋梁があり、架線柱等のシルエットが川内の街の灯りによって、そのシルエットが浮かび上がっているのが、辛うじて見えています。
かなり激しい降りとなった雨が、前照灯に照らし出されていました;

20時ジャスト、「おれんじ食堂3号」は、終着駅・川内へ到着しました!
八代から延長116.9kmの距離を走ってきた、肥薩おれんじ鉄道の区間は、この川内まで。
川内から鹿児島方面への区間の在来線は、再びJR九州の鹿児島本線となります。

川内では、「おれんじ食堂3号」の到着を待って、入れ違いに対向列車が出発していきました。
くまモンのラッピング列車でした~(^o^)
まさかお目に掛かれるとは思ってもいなかったので、慌てて撮影…ご覧のとおりブレブレに(T-T)
…まぁ、この目で見られただけ、ラッキーとしておきましょう。。。

新八代(しんやつしろ)から所要2時間46分を掛けて走ってきた、スローライフなグルメ観光列車である「おれんじ食堂3号」の車両とも、これでお別れ。
119.7kmの快適な旅路に感謝しつつ、扉口でクルーの方々に見送られながら、改札へと向かいました。
趣向を凝らした車両に料理、手作り感溢れる心地良い車中イベント、素晴らしい車窓からの眺め…等々、「おれんじ食堂」の旅路は時間の掛かることを逆手に取った、素晴らしく贅沢な時間旅行でした!
前の記事でも書きましたが、本当にまた乗りに来たくなる「おれんじ食堂」、次に来る時は、明るい日射しを浴びつつ青い海を眺めながらのランチを楽しんでみたいですね。
「おれんじ食堂」で得た満足感の余韻に浸るのはもう少し先…この日はこの後、川内から九州新幹線で博多へトンボ返りの行程が残っています。
このままゆったりと感じられる空気に微睡みながら、終点の川内へ向けて、ラストスパートに掛かります。
車内は、談笑したり写真を撮ったり、ミュージシャンの演奏を聴いたり…と、乗客の皆さん方は、残り少なくなった乗車時間を思い思いに過ごしていて、明るいムードに包まれていました。
<肥薩おれんじ鉄道(ルート)>
<肥薩おれんじ鉄道(公式サイト)>
<肥薩おれんじ鉄道(Wikipedia)>
<おれんじ食堂(公式サイト)>
<おれんじ食堂(Wikipedia)>
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「おれんじ食堂3号」は、度々対向列車との行き違いのため、通過扱いですが、度々途中の駅で停車を繰り返します。
19時ともなると、1年でも最も昼が長くなるこの時期でも流石に、照明が点り始めます。
雨脚も、だいぶ強まってきたようでした。

最後の停車駅、阿久根(あくね)に到着。
1分停車の後19時11分発で、ここから終点の川内(せんだい)までの約30kmはノンストップ、49分間のラストスパートです。

車内では、ダイニング・カーの1号車で、地元のミュージシャンによるミニコンサートも始まりました♪
乗客からのリクエストにも応えて、皆さん楽しげに聴き入っていました^^

車窓からの海の景色は、阿久根附近からは、東シナ海を眺める風景へと変わりました!

「おれんじ食堂3号」は、川内を目指して、軽快に鉄路を進みます。
風景と共に、車のテールランプも、瞬時に後方へと流れ去っていきます。

夕闇に包まれつつある、東シナ海の大海原。
19時を回ったあたりから、車窓風景の明るさが急速に暗くなっていきました。

風景はどんどん流れ去っていきますが、並行している道路のラインだけはブレることなくシャープに写り、スピード感の演出に一役買っているようです!

道路際に植わっている木々からも、南国ムードを感じ取ることができますね♪

東シナ海は外海だけあって、波打ち際には打ち寄せる波頭が白い飛沫となっているのを、この暗さからでも認めることができました。
水平線上には、小さな光点がポツポツと…船の光でしょうか?
それとも東シナ海の対岸に位置する、甑島(こしきじま)列島の灯りでしょうか?

外の様子を眺めに、2号車の最後部へと赴いていましたが、乗降扉の傍らには、クローゼットらしき棚までありました。

2号車の客室と乗降扉とのガラスの仕切りには、角印風な「おれんじ食堂」のロゴが施されていました^^
1号車は、このようなロゴマークがあしらわれていましたね!

「おれんじ食堂3号」は海辺をしばらく走行した後、内陸部へとカーブして東シナ海と別れを告げます。
とっぷりと日も暮れて、夜の帳が下りた寂しげな小さな駅で、対向列車と最後の行き違いを待ちます。
やがて、反対方向から乗客も疎らな列車がトコトコとやってきました。
車内の蛍光灯に照らされた周辺だけが、つかの間煌々と照らし出されて、列車が走り去ると、再び闇に戻る侘しげな風景が何とも情感深い、夕闇に包まれた風景でした。

せっかく「おれんじ」と名の付く列車に乗車しているのですから、このジュースも外す訳にはいきません!
沿線で穫れるみかんを搾ったオレンジジュース、意外に濃厚な甘味が印象に残りました。
川内まであと10分弱となり、名残惜しさを噛みしめつつ、美味しくいただきました^^
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さて、いよいよ終着駅・川内まで指呼の間となったところで、前の記事に記したお土産以外に、「おれんじ食堂3号」でいただいたり購入したグッズを紹介しましょう♪
新八代で乗車時にいただいた、「おれんじ食堂3号」の記念乗車証。
指定された座席番号も記載されています。

記念乗車証は、1号車と2号車とで色が異なるようです。

車内のカウンターでは、記念のグッズ関係の販売も行なっていました♪
グッズの目玉は、やはりこの、「通行記念入場券セット」でしょう!
微力ながら、応援の気持ちも込めて、奮発させていただきました(^-^)

「おれんじ食堂」が運行を開始した日付(平成25年(2013年)3月24日)で、肥薩おれんじ鉄道沿線中でも屈指の絶景を誇る、東シナ海沿岸の区間を走行する「おれんじ食堂」の画像の台紙に、今や珍しくなった、硬券の入場券が収まっています♪

肥薩おれんじ鉄道線で、「おれんじ食堂」が停車する10の停車駅の入場券です(新八代(しんやつしろ)はJR九州の駅)。

「おれんじ食堂」の車両をあしらった、ミニノートと絵はがき。
これらも車内で販売している、記念グッズ類です。
入場券セットよりも手頃なお値段で購入できます^^
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川内到着の直前で渡る川内川に架かる鉄橋上で、少しの間信号停止。
すぐ左側には、九州新幹線の橋梁があり、架線柱等のシルエットが川内の街の灯りによって、そのシルエットが浮かび上がっているのが、辛うじて見えています。
かなり激しい降りとなった雨が、前照灯に照らし出されていました;

20時ジャスト、「おれんじ食堂3号」は、終着駅・川内へ到着しました!
八代から延長116.9kmの距離を走ってきた、肥薩おれんじ鉄道の区間は、この川内まで。
川内から鹿児島方面への区間の在来線は、再びJR九州の鹿児島本線となります。

川内では、「おれんじ食堂3号」の到着を待って、入れ違いに対向列車が出発していきました。
くまモンのラッピング列車でした~(^o^)
まさかお目に掛かれるとは思ってもいなかったので、慌てて撮影…ご覧のとおりブレブレに(T-T)
…まぁ、この目で見られただけ、ラッキーとしておきましょう。。。

新八代(しんやつしろ)から所要2時間46分を掛けて走ってきた、スローライフなグルメ観光列車である「おれんじ食堂3号」の車両とも、これでお別れ。
119.7kmの快適な旅路に感謝しつつ、扉口でクルーの方々に見送られながら、改札へと向かいました。
趣向を凝らした車両に料理、手作り感溢れる心地良い車中イベント、素晴らしい車窓からの眺め…等々、「おれんじ食堂」の旅路は時間の掛かることを逆手に取った、素晴らしく贅沢な時間旅行でした!
前の記事でも書きましたが、本当にまた乗りに来たくなる「おれんじ食堂」、次に来る時は、明るい日射しを浴びつつ青い海を眺めながらのランチを楽しんでみたいですね。
「おれんじ食堂」で得た満足感の余韻に浸るのはもう少し先…この日はこの後、川内から九州新幹線で博多へトンボ返りの行程が残っています。
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