ビスカヤ橋のゴンドラで、ポルトゥガレテから対岸のゲチョへと、ネルビオン川を渡ります。
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-27>
相変わらず、川面を吹きすさぶ強風が止むことはありませんでしたが、高所から何本ものワイヤーで吊り下げられたゴンドラの乗り心地は、「安定」そのもの!
所要2分程の、あっという間の、不思議で貴重なゴンドラ体験でした。
<ビスカヤ橋>(バスク語:Bizkaiko Zubia スペイン語:Puente de Vizcaya)
ネルビオン川(バスク語:Nerbioi スペイン語:Río Nervión)に架かるビスカヤ橋の南詰の、ポルトゥガレテ(Portugalete)側の渡し場。
ちょうど、橋の北詰にあたる、対岸のゲチョ(バスク語(公式名称):Getxo スペイン語:Guecho)へ向けて、ゴンドラが離れていきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像両端に見えている赤い鉄骨は、橋の主塔の根元。
ポルトゥガレテ市街からの一本の街路がその主塔の真下を潜り、そのままゴンドラへ繋がる形に接続されて、車はダイレクトにゴンドラ上へ乗り入れることができます。
静かに、ゆっくりと、ゴンドラは動き始めました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
車が載っている中央部を挟み込むように、両側に付いている白くて細長い箱のような部分が、人が乗るためのスペースとなっています。
ゴンドラでの通行は有料で、人の通行料は0.35ユーロ(2015年11月現在)。
橋の袂に、自動券売機がありました。
私は渡りませんでしたが、高さ45mという観光用の橋桁の通行料は、7ユーロとのこと。
ゴンドラへと繋がる、短い街路。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
地元の人以外であれば、見過ごしてしまいそうな位の、「街中にある普通の通り」といった佇まい。
左側(運転者にとっては右側)のレーンで、ゴンドラを待つのでしょう。
街路の突き当たり正面の高台には、主塔を支えているワイヤーが繋がれている土台のようなものが、見えていました。
ゴンドラが接岸し、対岸からの人や車を下ろした後、こちら側で待っていた人や車が、続々とゴンドラへと乗り込んでいきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
流石に街中に架かっているだけあって、ゴンドラを利用する車も多いです。
ゴンドラは、8分おきに24時間運行ですが、8分の間にほぼ積載台数いっぱい(6台)の車が、毎度乗り込んでいました。
因みに、人の定員は、約300名とのことです。
人が乗り込むスペース。
前後両端に、乗降のためのドアがあります。
このように、風雨を完全に遮断することができる構造となっています。
ゴンドラは、地元の人達の足として、今日でも現役として利用されている感じです。
通行料も、上述のとおりの安さですしね。
周辺には、他に橋も架けられていないので、この辺りでは、対岸との唯一のルートとして機能している、ビスカヤ橋です。
川を渡っている間に、ちょっと一息つけるのも、いいですよね^^
ゴンドラから、ポルトゥガレテの方向を振り返って。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
強風で雲が吹き流されて、青空が広がっていました。
川面の尋常でないさざめき具合…逆光にも燦めいて、視覚からでも荒れ模様の天候であることが、嫌でも判ってしまいます;
ゴンドラ内は、この強風もシャットアウト状態なので、荒れる川面の様子を、すぐ直上の高さから、ダイナミックに眺めることができました!
ゴンドラでの、ポルトゥガレテ~ゲチョの渡河に掛かる時間は、わずかに2分程。
あっという間に、対岸のゲチョに到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
橋の周辺の上空は、抜けるような青空!!
しかしながら、折からの強風は未だに収まらず、むしろ勢いを増して、暴風の域に達しているのではないかと感じる程になっていました;;
この画像も、本当に吹き飛ばされないように、足腰をしっかと地面に踏ん張って、撮影しています(-_-;)
ゲチョ側の橋の袂はポルトゥガレテ側と比べて、スペースに余裕があり、主塔の聳える迫力あるアングルで、ビスカヤ橋の美しい姿に見とれることができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
主塔の鉄骨が逆光を背にして、くっきりと浮かび上がっている様子は、壮観そのものでした!
ワイヤーが四方に張り渡されていることからも、ビスカヤ橋がいかに巨大な構造物であるかが分かります。
吹き付ける暴風の強さに加え、冷たさに抗ってのビスカヤ橋鑑賞も、そろそろ限界…;
名残惜しくも橋に別れを告げて、ゲチョの街中にある、メトロの駅へと向かいました。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-29>>
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-27>
相変わらず、川面を吹きすさぶ強風が止むことはありませんでしたが、高所から何本ものワイヤーで吊り下げられたゴンドラの乗り心地は、「安定」そのもの!
所要2分程の、あっという間の、不思議で貴重なゴンドラ体験でした。
<ビスカヤ橋>(バスク語:Bizkaiko Zubia スペイン語:Puente de Vizcaya)
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ネルビオン川(バスク語:Nerbioi スペイン語:Río Nervión)に架かるビスカヤ橋の南詰の、ポルトゥガレテ(Portugalete)側の渡し場。
ちょうど、橋の北詰にあたる、対岸のゲチョ(バスク語(公式名称):Getxo スペイン語:Guecho)へ向けて、ゴンドラが離れていきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像両端に見えている赤い鉄骨は、橋の主塔の根元。
ポルトゥガレテ市街からの一本の街路がその主塔の真下を潜り、そのままゴンドラへ繋がる形に接続されて、車はダイレクトにゴンドラ上へ乗り入れることができます。
静かに、ゆっくりと、ゴンドラは動き始めました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
車が載っている中央部を挟み込むように、両側に付いている白くて細長い箱のような部分が、人が乗るためのスペースとなっています。
ゴンドラでの通行は有料で、人の通行料は0.35ユーロ(2015年11月現在)。
橋の袂に、自動券売機がありました。
私は渡りませんでしたが、高さ45mという観光用の橋桁の通行料は、7ユーロとのこと。
ゴンドラへと繋がる、短い街路。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
地元の人以外であれば、見過ごしてしまいそうな位の、「街中にある普通の通り」といった佇まい。
左側(運転者にとっては右側)のレーンで、ゴンドラを待つのでしょう。
街路の突き当たり正面の高台には、主塔を支えているワイヤーが繋がれている土台のようなものが、見えていました。
ゴンドラが接岸し、対岸からの人や車を下ろした後、こちら側で待っていた人や車が、続々とゴンドラへと乗り込んでいきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
流石に街中に架かっているだけあって、ゴンドラを利用する車も多いです。
ゴンドラは、8分おきに24時間運行ですが、8分の間にほぼ積載台数いっぱい(6台)の車が、毎度乗り込んでいました。
因みに、人の定員は、約300名とのことです。
人が乗り込むスペース。
前後両端に、乗降のためのドアがあります。
このように、風雨を完全に遮断することができる構造となっています。
ゴンドラは、地元の人達の足として、今日でも現役として利用されている感じです。
通行料も、上述のとおりの安さですしね。
周辺には、他に橋も架けられていないので、この辺りでは、対岸との唯一のルートとして機能している、ビスカヤ橋です。
川を渡っている間に、ちょっと一息つけるのも、いいですよね^^
ゴンドラから、ポルトゥガレテの方向を振り返って。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
強風で雲が吹き流されて、青空が広がっていました。
川面の尋常でないさざめき具合…逆光にも燦めいて、視覚からでも荒れ模様の天候であることが、嫌でも判ってしまいます;
ゴンドラ内は、この強風もシャットアウト状態なので、荒れる川面の様子を、すぐ直上の高さから、ダイナミックに眺めることができました!
ゴンドラでの、ポルトゥガレテ~ゲチョの渡河に掛かる時間は、わずかに2分程。
あっという間に、対岸のゲチョに到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
橋の周辺の上空は、抜けるような青空!!
しかしながら、折からの強風は未だに収まらず、むしろ勢いを増して、暴風の域に達しているのではないかと感じる程になっていました;;
この画像も、本当に吹き飛ばされないように、足腰をしっかと地面に踏ん張って、撮影しています(-_-;)
ゲチョ側の橋の袂はポルトゥガレテ側と比べて、スペースに余裕があり、主塔の聳える迫力あるアングルで、ビスカヤ橋の美しい姿に見とれることができます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
主塔の鉄骨が逆光を背にして、くっきりと浮かび上がっている様子は、壮観そのものでした!
ワイヤーが四方に張り渡されていることからも、ビスカヤ橋がいかに巨大な構造物であるかが分かります。
吹き付ける暴風の強さに加え、冷たさに抗ってのビスカヤ橋鑑賞も、そろそろ限界…;
名残惜しくも橋に別れを告げて、ゲチョの街中にある、メトロの駅へと向かいました。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-29>>
見る感じ板1枚の幅くらいであとはシースルー感満載ですよね・・・怖。
もし強風でなかったらtaろうさん渡ってましたか?気になるところです^^
川の表面を見る限りかなりの暴風ですね。でも空は真っ青でとっても綺麗!
ゴンドラは6台で車一杯なんですね。日本だったら交通量の多さできっと効率を取って無機質な面白味の無い”ただの橋”をすぐに建設しそう。
次回ビルバオに行った際に時間があったらぜひこの橋を見に行って見たいと思います。
仰るとおりの幅位のシースルーですが、もちろん金網で全周囲われているので、「一応」安全なハズ…因みに、板と板との間にはわずかな隙間があり、足下からも下界を「眺め」られるそうですよ(-_-;)
強風でなかったら、きっと上がっていたと思いますが、中程まで進んで下を見て、立ち竦んでしまったかもしれませんw
立っているのもやっとな位の暴風でした!晴れたと思ったら、次の雲がすぐに流れてきて、通り雨を降らしてはまた晴れて…の繰り返しという、荒れ模様の天気でした。
この橋が世界遺産になったのは、ゴンドラのアイデア、優れた建築技術やデザイン等の基準を満たしたからとのことで、美しい姿を鑑賞して、束の間ゴンドラに乗ってみるのも、いい思い出になると思います^^
ガソリン自動車が誕生したのが1886年、その直後に自動車も利用できる運搬橋を作ってしまうっていうところが凄いですね。
この橋もエッフェルの弟子の設計だそうですが、今回の旅でもエッフェルの弟子が設計した建築物に多く出会い、エッフェルの偉大さを再確認しました。
ビスカヤ橋の存在は知らず、ゴンドラに乗ることができなかったのは残念ですが、フランスにも現役の運搬橋があるらしいので、機会があったら乗ってみたいと思います。
当時の最先端技術の産物の登場に併せて、斬新なアイデアで橋を架けた創造性が、この橋を世界遺産に登録させる価値なのだと思います。
産業革命の申し子である鉄鋼を多用した、産業的なはずのデザインが、文化的にも洗練の域に仕上げているのが、えっフェルのデザインの素敵なところですよね!
僅か2分程度のとても短い時間ですが、ゴンドラで川を渡る気分も、中々乙なものでしたよ♪
今ではかなり希少な存在のようなので、フランスにかなり残る運搬橋で、体験なさってみてください^^