猪名湖から、3つの松原湖中、最も西に位置する大月湖へと、赴きます。
<<長野県小海町の高原へ-18>
県道から分岐する小径を少し入ったところで、ひっそりと佇んでいた小さな湖の大月湖(おおつきこ)は、既に湖面が一面に凍結していました。
まだ凍結しておらず、青い湖面の風景を楽しんだ、これまで巡った長湖(ちょうこ)や猪名湖(いなこ)とは、またひと味違った印象深い景色を、堪能します。
時間も経過し、午後の眩い逆光に輝く素敵な眺めの中で、ここでも訪れる者もなく、静けさに支配された湖畔を、しばし散策しました。
<松原湖>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
猪名湖から、県道480号線を西へ進み、松原湖の三湖のうち、最も西に位置している、大月湖へと向かいます。
猪名湖畔の近くを通っている県道は、この辺りでは西進する程に高度を上げ、既に猪名湖を見下ろす眺めが、県道に北側には広がっていました。
2時間程前に、この猪名湖岸に沿った小径を歩いていたのですね。
(リンク先の記事中、雪を被った切り株の画像の上方に見えている辺りを、この時歩いています)
県道から分岐している小径へ入り、少し進むと、大月湖の湖面が眼前に広がります!
大月湖は、これまでに訪れた、長湖や猪名湖のように、入り組んだ形をしておらず、寧ろ溜め池を彷彿とさせる湖です。
湖畔は比較的平坦な地形に囲まれていて、そこから程良い距離を保って、山々の連なりが屏風のように重なり合い、先の二湖に引けを取らない、素晴らしい風景を楽しむことができます♪
正面には、八ヶ岳連峰。
松原湖の三湖の中で、最も西に位置している大月湖は、八ヶ岳には最も近く、雄大な美しさを誇る山容の見え方は、一番素晴らしいと感じました。
素朴な美しさが魅力的な、高原の湖の、美しい風景。
湖越しに眺める山々との間に、視界を遮る何物もない、爽快な眺めは、大月湖も実際以上に大きなように、感じさせられます。
八ヶ岳から湧き立つように、青空に薄いヴェールを掛けるが如く、繊細な筋を幾重にも描いている雲の美しい広がりも、とても素敵です!
…湖面の様子が、長湖や猪名湖と違っていますね。
何やら、白っぽい…。
岸辺へと、目を凝らしてみると…凍結していました。
水際まで、隙なく氷に閉ざされた、大月湖。
数日前に大雪を降らせた厳しい寒気で、いち早く冬の装いへと変化を遂げていました。
これから冬本番へと季節が進むと、猪名湖や長湖も凍結し、松原湖では、ワカサギ釣りを楽しむことができるそうです。
パノラマ撮影しても、風景のバランスが素晴らしく整っている、大月湖です。
白い湖面…というのも、不思議な美しさを感じるものですね。
湖の幅と見事にマッチした八ヶ岳の広がりようが、何よりもこの眺めを素晴らしく引き立てます。
逆光で、より強調された明暗のコントラストによって、より深みを増した美しい景色から、目を離すことができません。
日光を背にした順光の眺めでは、色彩の美しさを堪能。
緑からすっかり色を変えた、木々の葉の様子も、クッキリと鮮やかに映し出されます!
本当に、大月湖のどの方向を眺めても、素敵な風景が、目に飛び込んできました。
大月湖の南側の岸辺には、氷に覆われていない水の湖面を僅かに目にすることができました。
湖面の氷にあいた大きな穴、のような感じです。
これから寒さも厳しくなるにつれ、氷の厚みも増していくのでしょうけれども、この時は凍結したてで、まだまだ正に「薄氷」の状態であったのでしょう。
凍結した湖面は、不思議なまだら模様をしていました。
大月湖の南側の眺め。
大月湖岸に沿った畦道の外側には、雪に埋まった畑地らしき平坦地が、広がっています。
電線すらも、雪に覆われた明るい午後の、のどかな田園風景の演出に欠かせない要素に思えました。
八ヶ岳に抱かれた高原の、のんびりとした田園風景。
真っ白に雪化粧した大地の輝きが、素敵です^^
純白の大地を直線とカーブとで貫く、道路の描く筋と、拓かれた田畑の眺めに感じる、人々の営みの証…雄大な自然と一体になった、印象深い眺めでした。
大月湖の南岸でも、パノラマ撮影。
湖、八ヶ岳、田園の三要素が、揃い踏みです♪
フェンスの足下すぐの湖畔に、先程アップで見た、湖面の大穴が見えていますね。
人に近しい優しさを感じた、大月湖南側の風景です。
これより先へは、かなりこの畦道がぬかるんでいそうであったため、大月湖の北を走っている県道480号線へと戻るべく、ここで引き返すことにしました。
午後の陽射しに煌めく、凍った湖面は、通常の湖面のそれとはまた異なる、不思議な趣。
その煌めきをバックに、湖畔に群生していたススキ?の穂が、黄金色の輝きを放っていました。
湖水すらも凍り付いて、水すらも完全に動きを止めた、静寂の世界に独り立つ、神秘的な感覚を堪能しました。
明るく暖かな日差しと、ひんやりとした空気との、丁度良いバランスが、とても気持ちの良い大月湖畔です。
それぞれ個性的な美しい風景に魅了されどおしであった、松原湖と総称される、長湖、猪名湖、大月湖の三湖巡りの散策でした。
時間を気にせず、気の向くままのペースで歩を進めた散策は、10時過ぎに長湖の畔からスタートし、3時間以上を掛けて、ここ大月湖まで辿り着きました。
素晴らしい美景と、静寂な清々しい空気を満喫した、松原湖。
別の季節にも、是非また訪れてみたいと思います。
<長野県小海町の高原へ-20>>
<<長野県小海町の高原へ-18>
県道から分岐する小径を少し入ったところで、ひっそりと佇んでいた小さな湖の大月湖(おおつきこ)は、既に湖面が一面に凍結していました。
まだ凍結しておらず、青い湖面の風景を楽しんだ、これまで巡った長湖(ちょうこ)や猪名湖(いなこ)とは、またひと味違った印象深い景色を、堪能します。
時間も経過し、午後の眩い逆光に輝く素敵な眺めの中で、ここでも訪れる者もなく、静けさに支配された湖畔を、しばし散策しました。
<松原湖>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
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猪名湖から、県道480号線を西へ進み、松原湖の三湖のうち、最も西に位置している、大月湖へと向かいます。
猪名湖畔の近くを通っている県道は、この辺りでは西進する程に高度を上げ、既に猪名湖を見下ろす眺めが、県道に北側には広がっていました。
2時間程前に、この猪名湖岸に沿った小径を歩いていたのですね。
(リンク先の記事中、雪を被った切り株の画像の上方に見えている辺りを、この時歩いています)
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県道から分岐している小径へ入り、少し進むと、大月湖の湖面が眼前に広がります!
大月湖は、これまでに訪れた、長湖や猪名湖のように、入り組んだ形をしておらず、寧ろ溜め池を彷彿とさせる湖です。
湖畔は比較的平坦な地形に囲まれていて、そこから程良い距離を保って、山々の連なりが屏風のように重なり合い、先の二湖に引けを取らない、素晴らしい風景を楽しむことができます♪
正面には、八ヶ岳連峰。
松原湖の三湖の中で、最も西に位置している大月湖は、八ヶ岳には最も近く、雄大な美しさを誇る山容の見え方は、一番素晴らしいと感じました。
素朴な美しさが魅力的な、高原の湖の、美しい風景。
湖越しに眺める山々との間に、視界を遮る何物もない、爽快な眺めは、大月湖も実際以上に大きなように、感じさせられます。
八ヶ岳から湧き立つように、青空に薄いヴェールを掛けるが如く、繊細な筋を幾重にも描いている雲の美しい広がりも、とても素敵です!
…湖面の様子が、長湖や猪名湖と違っていますね。
何やら、白っぽい…。
岸辺へと、目を凝らしてみると…凍結していました。
水際まで、隙なく氷に閉ざされた、大月湖。
数日前に大雪を降らせた厳しい寒気で、いち早く冬の装いへと変化を遂げていました。
これから冬本番へと季節が進むと、猪名湖や長湖も凍結し、松原湖では、ワカサギ釣りを楽しむことができるそうです。
パノラマ撮影しても、風景のバランスが素晴らしく整っている、大月湖です。
白い湖面…というのも、不思議な美しさを感じるものですね。
湖の幅と見事にマッチした八ヶ岳の広がりようが、何よりもこの眺めを素晴らしく引き立てます。
逆光で、より強調された明暗のコントラストによって、より深みを増した美しい景色から、目を離すことができません。
日光を背にした順光の眺めでは、色彩の美しさを堪能。
緑からすっかり色を変えた、木々の葉の様子も、クッキリと鮮やかに映し出されます!
本当に、大月湖のどの方向を眺めても、素敵な風景が、目に飛び込んできました。
大月湖の南側の岸辺には、氷に覆われていない水の湖面を僅かに目にすることができました。
湖面の氷にあいた大きな穴、のような感じです。
これから寒さも厳しくなるにつれ、氷の厚みも増していくのでしょうけれども、この時は凍結したてで、まだまだ正に「薄氷」の状態であったのでしょう。
凍結した湖面は、不思議なまだら模様をしていました。
大月湖の南側の眺め。
大月湖岸に沿った畦道の外側には、雪に埋まった畑地らしき平坦地が、広がっています。
電線すらも、雪に覆われた明るい午後の、のどかな田園風景の演出に欠かせない要素に思えました。
八ヶ岳に抱かれた高原の、のんびりとした田園風景。
真っ白に雪化粧した大地の輝きが、素敵です^^
純白の大地を直線とカーブとで貫く、道路の描く筋と、拓かれた田畑の眺めに感じる、人々の営みの証…雄大な自然と一体になった、印象深い眺めでした。
大月湖の南岸でも、パノラマ撮影。
湖、八ヶ岳、田園の三要素が、揃い踏みです♪
フェンスの足下すぐの湖畔に、先程アップで見た、湖面の大穴が見えていますね。
人に近しい優しさを感じた、大月湖南側の風景です。
これより先へは、かなりこの畦道がぬかるんでいそうであったため、大月湖の北を走っている県道480号線へと戻るべく、ここで引き返すことにしました。
午後の陽射しに煌めく、凍った湖面は、通常の湖面のそれとはまた異なる、不思議な趣。
その煌めきをバックに、湖畔に群生していたススキ?の穂が、黄金色の輝きを放っていました。
湖水すらも凍り付いて、水すらも完全に動きを止めた、静寂の世界に独り立つ、神秘的な感覚を堪能しました。
明るく暖かな日差しと、ひんやりとした空気との、丁度良いバランスが、とても気持ちの良い大月湖畔です。
それぞれ個性的な美しい風景に魅了されどおしであった、松原湖と総称される、長湖、猪名湖、大月湖の三湖巡りの散策でした。
時間を気にせず、気の向くままのペースで歩を進めた散策は、10時過ぎに長湖の畔からスタートし、3時間以上を掛けて、ここ大月湖まで辿り着きました。
素晴らしい美景と、静寂な清々しい空気を満喫した、松原湖。
別の季節にも、是非また訪れてみたいと思います。
<長野県小海町の高原へ-20>>
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