リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

雨季は一休み

2010-06-18 11:08:31 | メコン川研究所(メコンの目改題)
雨季をねらってメコンにやってきたのだが、雨は14日以来降らず、メコンの水位はじりじりと下がり続けている。

 雨が降らないとラオスの人はやることがない。
田んぼに水が溜まらないから、田植えの準備もできない。
 水牛はもっぱら、川の中でひるねで平和な時間だ。
人間も、昼間はあついから、日陰でごろごろしている。

 漁場にも活気はない、さまざまな漁具が所狭しと設置された落差のある場所。雨季になると、小屋が掛けられて、四六時中にぎわっているのだが、今年は朝方人がやってきて、梁を見て回っておしまい。

 市場に売るほどの漁がないから、みんなで分けておしまいという状況が続いている。

 雨が降らないと、川には生気がないのだな。

 そして、とにかく、暑い。
太陽がじりじりと照り、風はない。湿気は相当なものだ。
ラオスの酷暑期は4月と聞いていたが、雨の降らない6月というのは、太陽の位置からみるともっと暑いのでないかと思う。
 ただ、気温と言ったら、岐阜の夏の方がもっと高いように思う。
フェーン現象の40度以上などというのは、平らな場所ではないから気温差そんなにはあがらないからね。

 EC中期天気予報を確認しても、27日くらいまでは、この気圧配置は変わりそうにない。夕立に期待しているのだけれど、あまりの太陽のパワーで、朝方できかけた雲が、昼過ぎには霧散?してしまっている。

 アー。去年はドンぴしゃと雨にやってきたが、今年はだめみたいだな。

 今日の表紙写真はコーンの滝下流のメコン川。柳の林は冠水している。


 コーンパーソイという漁場
 落差を利用して漁具を設置している。
 


 刺し網で魚を採った少年。今日の朝ご飯だね。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こちらは雨期です. (まつべぇ~)
2010-06-18 13:43:52
 すごく天気よさそうやね.こちらは梅雨にはいったので,雨の日が多い.カビが生えそうだ.また,いいところに行ってますね.うらやましい.
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晴れ男か? (ニイムラ)
2010-07-01 10:24:05
帰ってきたが、天気が良い。
長良川のすごく降ったらしいのだが、帰宅後は快晴?
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