リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

東京電力 福島第一3号機の危機、炉内の温度は限界に近い

2011-05-16 16:24:27 | 原発情報
3号機の不安定さ続く 温度上昇・窒素ガス注入できず(朝日新聞) - goo ニュース

 「東電は圧力容器の温度上昇について、注水用の配管から水が漏れている可能性があるとみて、別の経路で注入を始めた。圧力容器上部の胴フランジと呼ばれる部分では15日午前8時現在で297.5度まで上昇したが、16日午前5時は269度まで下がった。 」

 記事のタイトル 不安定さ続く、と報道は言うが、危機的状況が起こり、進展していると公表すべきではないか。水蒸気爆発の可能性が有ると理解している。

 東電が公表しているプラント内の温度をグラフ化したサイト

 これを見ると RPV胴フランジ きいろの線は乱高下して今は少し低下傾向を示している。ところが、RPV胴フランジ下部という茶色の線はずーっと上昇傾向を示していて、設計限界という300℃に迫ろうとしている。このままの上昇傾向が続くとあと2日間で300℃は突破するがその時になにが起こるのだろうか。

 RPV胴フランジ
 この場所の温度上昇はなにを意味しているのか?

 圧力容器の下部が150℃前後であまり変化がないことは救いだけれど、不安な日々はつづく。
 
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