リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

万物は流転す! フンコロガシ始末記

2013-02-04 17:26:27 | メコン川研究所(メコンの目改題)
フンコロガシの料理法。

 1。フンコロガシを生きたまま 堅い羽部分をむしり、おなかの中のふん。水牛のふんが甲虫の糞に変わったふん。を絞り出す。
 2.フンコロガシを生きたまま水に浸し、よく洗い、水を数回取り替える。

 3.ニンニクを刻み、油で炒める。
 
 4,フンコロガシを生きたまま鍋にぶち込む。 這い出さない程度に軽く押さえる。

 5.火の通りを見ながら、塩、ニョクマム、味の素。砂糖を加える。

 6.溶き卵を加え???? よくなじませる。 おわり。




 できあがったものを。ビールといっしょに頂いた。




 味覚をレポートしようとして、ビデオも回していたのだが、言葉にならない。

 歯ごたえ、甲虫のキチン質が口中にみち、パサパサしている。
 噛んでもキチン質は堅く 柔らかく、その形をかえないでそのままである。

 味はといえば、ほんのりと甘い。かと思うと。酸味がある。すこしひりつく感じだ。これは。フンコロガシの消化液か??

 何回となく噛んだが。羽はそのままなので、口中から甲虫の羽をすてた!!

 せっかく作ってくれたもの、まして、フンコロガシは近くのおばさんが朝くらいうちから三時間かけてバケツいっぱいとってきてくれたものだ。
 がんばって、スプーン5杯くらいは食べた。

 心配した臭いはしないなぁ。とビールをあおって、すこしゲップをした。
 
 すると、鼻腔を通る風に水牛の糞のそこはかとない香りがした。



 それから。2時間後、下痢がおとづれた。
 ひどくはならないものの、三回ほど。の御来襲。
 トイレにすわると、うんこは牛から虫へ、そして 私を通って、流転していった。
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8 コメント

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Unknown (seitamu28)
2013-02-04 19:45:38
きっと、下痢はビールのせいでしょう。
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第1章 (ヒラマツ)
2013-02-05 10:49:14
 もし,ゲテモノの食に関する本を書かれるなら,第1章はファーブルに倣い,フンコロガシでしょう.第2章はアユモドキ?かな..実現することをたのしみにしております.
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Unknown (にいむら)
2013-02-05 21:28:11
ゲテモノと思って食べているわけではないのだよ。昆虫食は人類の根源的な栄養獲得の手段だったはず。
 ちなみに、アユモドキは中国地方ではよく食べられていた美食の素材。
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Unknown (にいむら)
2013-02-05 21:28:38
ゲテモノと思って食べているわけではないのだよ。昆虫食は人類の根源的な栄養獲得の手段だったはず。
 ちなみに、アユモドキは中国地方ではよく食べられていた美食の素材。
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これは失礼 (ヒラマツ)
2013-02-05 22:00:51
 ゲテモノとは言葉を誤りましたかね.

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Re:これは失礼 (niimuray)
2013-02-06 10:28:30
美食とは言わないけど、大切なものです。
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Unknown (三笠)
2014-10-09 16:19:58
亀レスですが
現地の人もこうやって食べるのですか?
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Unknown (ニイムラ)
2014-10-10 18:39:47
ふつうの食べ物みたいですね。もしかしてごちそうに属するかもしれません。ボクが残したのも子供らが食べちゃった。
成虫に近いものは羽があって厳しいけど、幼虫とくにさなぎはおいしいですよ。
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