リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

居残りの佐平治   長良川はすこし増水

2005-05-07 17:02:21 | サツキマス研究会/長良川調査会
 昨日はあまり降っていないと思っていたのに、今日確認したら、長良川の水位は随分と増えている。この分だと、サツキマス漁が再開するの9日くらいになると思う。
この季節に、長良を留守にして上京、まだ居残っている身としては、少し、ほっとしている。

でも、漁師さんにとっては、この時期に漁が出来なのは、とても痛いことなんだ。
 長良川では5月11日に鵜飼が開催される。それに伴って、全国でも最も早い時期である11日にアユの漁が解禁となる。長良川では解禁と同時に網による漁も始まり、12日の早朝には全国に先駆けて、アユの初セリが始まる。つまり。アユのシーズンが始まるわけだ。
 初物のアユは高値を呼ぶ、料亭などの高級品需要は限られているから、相対的に、サツキマスの需要は減り、値段も下がるということ。

ただ、最近の長良川はアユも不漁で 量(漁?)も少ないから、お互いに高値を競い合う、ということはなくなった。だけど、どちらにしても、よいことではない。

 折をみて、書き込む予定だけど、サツキマスは以前は、4月にたくさん遡上してきた。
アユの解禁のころには、料亭などの需要を一通り満たす程度の漁獲はあった。
 それが、なぜ、こんな風になったのか。ということです。

サツキマス遡上調査 長良川河口堰 HPより

 にいむら

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