リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

Once upon a time in NAGARA    ほんの少し昔

2005-05-08 16:13:20 | サツキマス研究会/長良川調査会
 少し昔のこと、15年位前には、サツキマスは本当にたくさん獲れた。
そして、大きさも立派なものだった。

 ほんの少し前、3年前のサツキマスの姿をご覧ください。漁のはじめの頃、大きなサツキマスが遡ぼってきた。3年前でも、以前ほど、数は多くはないものの、こんな立派な姿のマスが獲れていたんだ。
5月4日のブログと比較ほしい。大きさもさることながら、この体の幅(体高という)。
これが長良のサツキマス!!!

(クリックすると画像が拡大します。)

 さて、居残りのボクはまだ、都内にいる。
 先ほど電話で確認したところでは、本日8日、川の濁りがとれてきたので、午前中5回漁をして、1尾もサツキマスは獲れなかったそうだ。

 河口堰が閉まった年も、5月7日までほとんどサツキマスが獲れなかったことはあった。その時は、10日からぼちぼち獲れだしたのだけども、今年は最初からどうも妙なのだ。
 
 早く、帰らねば、いざ、長良川! しかし・・・

 にいむら
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1 コメント

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初めまして (masa)
2005-05-09 10:10:31
初めまして、あれこれ検索していてたどり着きました。今奄美大島に住んでいますが、三重県の出身で、長良川にはキャンプや釣りによく通いました。



サツキマス、やっぱり激減ですか?悲しいですね。



河口堰の工事が始まってから反対集会にもよく参加しました。年を追うごとに工事が進み、いつの間にか完成し、当たり前の」ようにゲートが下ろされた時、とても悲しかったです。



もはや当たり前の光景となった河口堰。一号線を通るたびに悲しくなりました。汽水域がなくなり、素人目にも堰の上流が汚れていったのが分かります。シジミも取れない、鮎やサツキマスも帰って来ない、それは本来の長良川の姿ではないですよね。いつの日か、この愚かな工事を反省し、ゲートが上がり、元の長良川に戻る日が来ることを信じています。
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