昨年、岐阜新聞に連載した「鮎の12ヶ月」川面からの記録を転載しました。
この原稿の取材を通じて、長良川を巡るというのが本来の目的だったのですがその目的については、正直なところあまり果たせたとはいえない内容となっています。
むしろ現場主義のボクとしては、アユ、長良川についての想いを反芻したような内容ですね。
気が付けば、徳山ダムの水を長良川に流して下流から取水するなどという「愚かな」事業は本格的に動き出していました。
長良川の本来の姿というのは何だったのか、その実体が崩れ始めているのだと思います。
昨年の長良川は久しぶりの豊かな姿を見せてくれました。
長良川河口堰が閉まって以来、久しぶりにアユが多かったのです。
サツキマスも少し多く帰ってきました。
今年の豊漁をうけて、長良川河口堰による惨状を忘れたかのような方々が少なからずいるということは、ボクにはとても不思議なことです。
ボクが初めてみた長良川の姿はこんなではありませんでした。
残念なのは、豊かだった長良川の姿を覚えていない人が増えつつあるのだということです。長良川の本当の豊かさを記録しなくては。
いそがなければ、すこし賑やかだった川をみて焦燥に駆られた2007年でした。
今年は長良川をもっと頻繁に巡りたいと思っています。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2008年元旦
浜名湖のほとりの街で 新村安雄
この原稿の取材を通じて、長良川を巡るというのが本来の目的だったのですがその目的については、正直なところあまり果たせたとはいえない内容となっています。
むしろ現場主義のボクとしては、アユ、長良川についての想いを反芻したような内容ですね。
気が付けば、徳山ダムの水を長良川に流して下流から取水するなどという「愚かな」事業は本格的に動き出していました。
長良川の本来の姿というのは何だったのか、その実体が崩れ始めているのだと思います。
昨年の長良川は久しぶりの豊かな姿を見せてくれました。
長良川河口堰が閉まって以来、久しぶりにアユが多かったのです。
サツキマスも少し多く帰ってきました。
今年の豊漁をうけて、長良川河口堰による惨状を忘れたかのような方々が少なからずいるということは、ボクにはとても不思議なことです。
ボクが初めてみた長良川の姿はこんなではありませんでした。
残念なのは、豊かだった長良川の姿を覚えていない人が増えつつあるのだということです。長良川の本当の豊かさを記録しなくては。
いそがなければ、すこし賑やかだった川をみて焦燥に駆られた2007年でした。
今年は長良川をもっと頻繁に巡りたいと思っています。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
2008年元旦
浜名湖のほとりの街で 新村安雄
今年もよろしくお願いします.
また,いい川に行きたいですね.
昨年は四万十川の支流黒尊川に夏に遊びにいきましたが
きれいでしたね.
では