リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

2023/01/22 クジラ 年間、70頭ほどが打ち上がるという

2023-01-22 11:05:44 | ニュースクリップ
年間、70頭ほどが打ち上がるという。
 

クジラの死因は自然死、事故死、病死などがありますが、漂着するのは死んだクジラのうち、ごく一部だけといわれています。

 事故死には、漁網が絡んだり、船と衝突したりするケースが考えられます。

 体力が落ちて弱ると、正常に呼吸できず肺炎をおこしたり、溺水(肺の中に水が入る)による呼吸困難を起こしたりすることもあるということです。

 北海道の場合、以下のような事例が挙げられます。

 ■親からはぐれた乳離れしていない幼体が衰弱して打ち上げられる
 ■衰弱して正常に遊泳できなくなり打ち上がる(淀川の事例はこの可能性が大きい)
 ■流氷に閉じ込められて衰弱、または浮上して呼吸することができなくなる


【低体温証、寄生虫で方向感覚がマヒ】


2007年8月 苫小牧市

 また本州などでは以下のようなケースも確認されているということです。

 ■エサを追いかけて浅瀬に入ってしまう
 ■低温の海水で回遊経路がブロックされ低体温症で動けなくなる
 ■耳に寄生虫が発生し方向感覚がおかしくなる

 「ストランディングネットワーク北海道」では、北海道内でイルカ・クジラの座礁・漂着・混獲を見つけた場合は、情報の提供を呼び掛けています。(ただし北海道外のケースや、アザラシ・オットセイ・トド・海亀など鯨類以外の動物は対応不可)

 「北海道いるかくじら110番」
 通報専用電話  090-1380-2336
 ホームページ https://kujira110.com/

 

大阪の”迷いクジラ”だけじゃない…相次ぐ「漂着・衰弱死」 クジラに何が起きているのか? 巨大海洋生物が死に至る原因とは

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UHB:北海道文化放送

 

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