年間、70頭ほどが打ち上がるという。
クジラの死因は自然死、事故死、病死などがありますが、漂着するのは死んだクジラのうち、ごく一部だけといわれています。
事故死には、漁網が絡んだり、船と衝突したりするケースが考えられます。
体力が落ちて弱ると、正常に呼吸できず肺炎をおこしたり、溺水(肺の中に水が入る)による呼吸困難を起こしたりすることもあるということです。
北海道の場合、以下のような事例が挙げられます。
■親からはぐれた乳離れしていない幼体が衰弱して打ち上げられる
■衰弱して正常に遊泳できなくなり打ち上がる(淀川の事例はこの可能性が大きい)
■流氷に閉じ込められて衰弱、または浮上して呼吸することができなくなる
【低体温証、寄生虫で方向感覚がマヒ】
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また本州などでは以下のようなケースも確認されているということです。
■エサを追いかけて浅瀬に入ってしまう
■低温の海水で回遊経路がブロックされ低体温症で動けなくなる
■耳に寄生虫が発生し方向感覚がおかしくなる
「ストランディングネットワーク北海道」では、北海道内でイルカ・クジラの座礁・漂着・混獲を見つけた場合は、情報の提供を呼び掛けています。(ただし北海道外のケースや、アザラシ・オットセイ・トド・海亀など鯨類以外の動物は対応不可)
「北海道いるかくじら110番」
通報専用電話 090-1380-2336
ホームページ https://kujira110.com/
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