リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

トキのゆくへ

2009-03-24 12:32:57 | アユの流し目/雑記帳
放鳥トキの7番が行方不明に(新潟日報) - goo ニュース

 この記事ではわかりにくいから
 毎日JPを参照

 『一方、今月10日に3羽目として本州に飛来した13番の雌(1歳)は村上市から新潟市北区へ、最初に本州へ飛来し一時は長野県まで渡った3番の雌(3歳)は新発田市から村上市へ、それぞれ移動したことが22日確認された。』

 ・7番。胎内から移動、18日以降不明。
 ・13番。佐渡から村上に渡ったトキは西進して、新潟市北区へ
 ・3番。 最初に本州にわたり、長野までいったトキは再び北上して村上にいる。

 降雪の季節が終わったことで餌環境が向上したような印象のニュース記事もあるのだが、実際のところどうだろうか。
 もしかして、雪があった方が水場が特定されて餌を探すのが容易かったのではないかとも考えている。

 トキの空間認識というのはよく判らないのだけれど、一度長野まで移動したトキが村上に戻った。
 この行動、餌場を記憶していて、その場所に戻ったということならば面白いな。
 それにしても、3羽とも移動しているということは、餌条件が原因か、人間との接触が原因か? 一度様子を見に行きたいのだけども…。

 
☆テキスト版
放鳥トキの7番が行方不明に
新潟日報2009年3月20日(金)12:00
 本州に飛来した3羽のトキのうち、個体番号7番の雌が行方不明になっていることが20日、環境省のモニタリング(生態観察)で分かった。

 雌の7番は18日午前7時ごろ、胎内市北部で西に飛び去った後、不明となっている。ほかの2羽(ともに雌)は20日、3番が新発田市で、13番が村上市でそれぞれ確認された。

 佐渡市では同日、雄4羽、雌1羽の計5羽が確認されている。

☆テキスト版
 毎日JPより

トキ放鳥:胎内の2歳雌が、18日から不明に 環境省、情報求める /新潟

 本州に飛来している放鳥トキ3羽のうち、胎内市で生息が確認されていた2歳の雌の行方が18日から分からなくなっている。環境省は「目撃情報があれば、知らせてほしい」と市民に情報提供を呼び掛けている。

 同省によると、この2歳の雌は今月3日、佐渡島から本州に渡った2羽目のトキとして胎内市北部で確認された。周辺の水田などで活動していたが、18日午前7時ごろに目撃されたのを最後に行方が分からなくなった。

 このトキは右足にピンクと赤の足輪、左足に個体番号「07」番の足輪が付けられ、羽には緑と青の塗料で着色されている。目撃情報は同省新潟事務所(025・249・7575)まで。

 一方、今月10日に3羽目として本州に飛来した13番の雌(1歳)は村上市から新潟市北区へ、最初に本州へ飛来し一時は長野県まで渡った3番の雌(3歳)は新発田市から村上市へ、それぞれ移動したことが22日確認された。【畠山哲郎】

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4 コメント

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遠くに飛んでいきますね. (まつべぇ~)
2009-03-26 08:13:04
里山周辺をうろつき,あまり遠くまでと
ばないと聞いていたので,まさか海を
わたるとは.若いトキだから,移動する
能力習性が老齢のトキより高いとか.
 また,若いトキは自分の縄張りをもと
めて,ある成長段階に移動する事があるのですかね
そういうこともあるのですかね?
返信する
一羽不明に (ニイムラ)
2009-03-26 22:13:10
胎内からどこかに?太平洋側に移動したらすげー!
返信する
朱鷺だって出稼ぎするさ (nono)
2009-03-30 18:31:44
食べ物もろくに獲れない佐渡なんて、向こうに大きな陸があれば朱鷺だって飛んでいきますよ。
学者諸君は自分の功績と失敗だけより考えていないのですかね。
朱鷺の身になって考えりゃ直ぐ解りそうなもんを。
それにしても、やはり日本育ちの朱鷺ですね、女性の方が勇気と夢をお持ちのようです。残るのは勇気を持たない雄のみですか。ソフトバンクの宣伝みたい。
ついて行けばいいのに、僕ならついて行くのに。
「日本中の自然を考えろ」と環境省に朱鷺は言いたいのでしょう。女性にそれを言わせるなんて朱鷺の男もダメだね。まるで日本人みたい!!
返信する
メスがすべて出た (ニイムラ)
2009-03-31 13:03:28
いやー。これは予想ガイ。
個人的にはとても貴重な事例となったと思っているのだけれども。
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