リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

2008年 7月に起きた 長良川河口堰のゲートが動かなくなった事故のまとめ

2011-06-03 20:41:20 | サツキマス研究会/長良川調査会
有ってはならない事故が起きた。
何重にも設けられているという長良川河口堰のゲート昇降装置が故障していた。

 ボクはこの事故が起きたときちょうどラオス、メコン河に行っていてニュースには接していない。長良川河口堰管理所のHPから事故を知って集めた記事のリンクをここに載せます。

 ちなみに、建設が始まる前に岐阜市で開かれた国際魚道会議ぎふ'90の席上で外国の研究者から洪水時にゲートが上がらなかったらどうするのかという質問があった。
 その時、説明した水資源開発公団・建設省(旧)はゲートの安全措置、停電しても各ゲートに発電機がある。云々の説明をした。

 質問者はその発電機が故障したらどうするのかと重ねて質問したのだが、発表者は答えて曰く
「爆破します」と言った。
 今回はゲートが水中で止まるという事態にはならなかったが、あやうく「爆破する」に値する事故であった可能性があるのではないか、とボクは思っている。


 関連記事
 ○新聞報道より
 ○長良川河口堰 管理所 発表資料より
 ○管理マニュアル 岐阜県のHPから
 注)実際にはこれらの安全対策は機能してはいない。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (みわ)
2011-06-16 17:46:26
当然爆破の為の爆薬は設置済みなのでしょうね。
想定外で済ますのではないでしょうか。
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