人間一滴(デラシネのこころブログより)
「土も山も空も水も
みんな汚してほしくない
こんなきれいな空なのに
ほんと放射能あるのかい
うちの父ちゃん切腹したのと同じなんです
一日も早く原発止めてください
お願いです
どうか福島県の米食べてください」
ワイドスクランブルの中で、樽川さんの奥さんが語っていた言葉だ。
8代続くという農家の樽川さんの事をもっと知りたくてネットを探した。
林田明大さんのブログ
今日の放送のことが詳しく書いてある。
このブログで引用されているのが以下のブログ。
大岡山投資生活研究所
農文教の記事検索に記事があった。
農家としてもとても優れた人だったのだと思う。
国勢調査の広報にもそのお名前とコメントがある。
地域に根ざす、誠実な方だったに違いない。
しんぶん赤旗の記事を転載します。
出荷前の畑残し…
福島の農民自殺 「もう犠牲出さないで」
福島県須賀川市の畑には出荷時期をのがしたキャベツが整然と並んでいました。ただ、葉の一部が茶色になっているものも目立ちます。丸まったまま、色が変わってしまったものもありました。東日本大震災直後におきた福島第1原発事故の影響で収穫されないままです。
写真
(写真)いまだにキャベツが収穫できない畑に立つ次男=2日、福島県須賀川市
この畑を残し、同市の専業農家の男性(64)が自ら命を絶ちました。同原発の事故で福島県の一部の野菜が出荷停止となった翌日3月24日早朝のことです。「生真面目だったから、ポキンと切れたんだ」。妻(61)や長女(41)、次男(35)は、男性を振り返りました。
男性は高校卒業後、農業の道に進みました。30代のころから有機農法に取り組むようになりました。
口癖は「野菜も米も、人の口に入るものだから農薬はなるべく使いたくねえ」「虫が食わねえようなもの(を)作ってどうすんだ」。まだヘリコプターで地域に除草剤の空中散布が行われていた時代。自らの田んぼに黄色い旗を立て、除草剤をまかないように求めました。
5年前、次男は農業を継ぐ意思を伝えました。「戻ってきて農家(を)やっから」。男性は何も言わず涙を流しました。
今回の地震では、自宅のかわらが落ち、作業場や倉庫の壁がはがれました。片付けは、地域の人たちといつもと変わらない様子でこなしました。
ただ、同原発1号機の爆発をニュースで見ると「百姓、終わりだぞ。福島県の農作物はだめだ」とつぶやきました。夜には叔母に電話をかけ「故郷がなくなるかもしんね」と漏らしたといいます。
それでも、キャベツの出荷には意欲をみせていました。「出せるかどうか試しに食べよう」。3月17日、男性はキャベツをひとつ畑から収穫してきて、家族で食べました。
そんな矢先の23日、政府は規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島県のキャベツやホウレンソウの出荷停止を指示しました。
「風呂(に)入れ」。その晩、男性は妻にそう促し、台所に立ちました。いつもはやらない皿洗いを黙々とこなしました。
遺書は見つかりませんでした。妻は「原発に殺された」と悔しさを募らせます。長女は「もう、こんな人を出さないでほしい」と訴えました。
原発事故は収束を見せません。いまだ、先の見通しのないまま男性のキャベツは畑に植えられたままになっています。(藤川良太)
「土も山も空も水も
みんな汚してほしくない
こんなきれいな空なのに
ほんと放射能あるのかい
うちの父ちゃん切腹したのと同じなんです
一日も早く原発止めてください
お願いです
どうか福島県の米食べてください」
ワイドスクランブルの中で、樽川さんの奥さんが語っていた言葉だ。
8代続くという農家の樽川さんの事をもっと知りたくてネットを探した。
林田明大さんのブログ
今日の放送のことが詳しく書いてある。
このブログで引用されているのが以下のブログ。
大岡山投資生活研究所
農文教の記事検索に記事があった。
農家としてもとても優れた人だったのだと思う。
国勢調査の広報にもそのお名前とコメントがある。
地域に根ざす、誠実な方だったに違いない。
しんぶん赤旗の記事を転載します。
出荷前の畑残し…
福島の農民自殺 「もう犠牲出さないで」
福島県須賀川市の畑には出荷時期をのがしたキャベツが整然と並んでいました。ただ、葉の一部が茶色になっているものも目立ちます。丸まったまま、色が変わってしまったものもありました。東日本大震災直後におきた福島第1原発事故の影響で収穫されないままです。
写真
(写真)いまだにキャベツが収穫できない畑に立つ次男=2日、福島県須賀川市
この畑を残し、同市の専業農家の男性(64)が自ら命を絶ちました。同原発の事故で福島県の一部の野菜が出荷停止となった翌日3月24日早朝のことです。「生真面目だったから、ポキンと切れたんだ」。妻(61)や長女(41)、次男(35)は、男性を振り返りました。
男性は高校卒業後、農業の道に進みました。30代のころから有機農法に取り組むようになりました。
口癖は「野菜も米も、人の口に入るものだから農薬はなるべく使いたくねえ」「虫が食わねえようなもの(を)作ってどうすんだ」。まだヘリコプターで地域に除草剤の空中散布が行われていた時代。自らの田んぼに黄色い旗を立て、除草剤をまかないように求めました。
5年前、次男は農業を継ぐ意思を伝えました。「戻ってきて農家(を)やっから」。男性は何も言わず涙を流しました。
今回の地震では、自宅のかわらが落ち、作業場や倉庫の壁がはがれました。片付けは、地域の人たちといつもと変わらない様子でこなしました。
ただ、同原発1号機の爆発をニュースで見ると「百姓、終わりだぞ。福島県の農作物はだめだ」とつぶやきました。夜には叔母に電話をかけ「故郷がなくなるかもしんね」と漏らしたといいます。
それでも、キャベツの出荷には意欲をみせていました。「出せるかどうか試しに食べよう」。3月17日、男性はキャベツをひとつ畑から収穫してきて、家族で食べました。
そんな矢先の23日、政府は規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島県のキャベツやホウレンソウの出荷停止を指示しました。
「風呂(に)入れ」。その晩、男性は妻にそう促し、台所に立ちました。いつもはやらない皿洗いを黙々とこなしました。
遺書は見つかりませんでした。妻は「原発に殺された」と悔しさを募らせます。長女は「もう、こんな人を出さないでほしい」と訴えました。
原発事故は収束を見せません。いまだ、先の見通しのないまま男性のキャベツは畑に植えられたままになっています。(藤川良太)
箱庭のように狭い国会議事堂の中で,廃鶏のつつき合いのような
政争を繰り返している。日本の政治家は総入れ替えするべきだ。
どの政党がやっても、変わらないだろう。こんな未曽有の時期に
!怒りも憤りも通り越し、呆れるしかない。
だから、善人は死んではいけないのだ。
県会議員の総入れ替えができたらなー
市会議員の総入れ替えができたらなー
市長の総入れ替えができたらなー
日本国民の総入れ替えができなきゃ何もできないか!!
原子力発電の事故を想定した原発による発電費を出す必要がある。