リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

オシドリ 近くの池

2009-01-22 16:20:04 | アユの流し目/雑記帳
 岐阜市三十八景だったか?松尾池。
前住んでいたところから近くて、ずいぶん昔に行ったことがある。そこは、かなり有名なオシドリのいる池なのだ。
 いぜん、設楽ダム関連でネコギギの撮影を手伝ったとき、取材に来た新聞社のカメラマンに設楽のオシドリは取材するのか聞いたところ、オシドリなら松尾池が…。と話していた。一昨日、設楽でオシドリを見たこともあったので、今日の午後通りすがりに寄ってみた。

 見事に、餌付けされている。カムフラージュもなにもないが、東屋のすぐ近くにマガモと一緒に群れていた。
 ここでも、カメラマンが4名ほど、立派な望遠レンズと三脚で構えていた。群れているのは、その方達がドングリを蒔いているからだった。びっくりしたのは、マガモがオシドリを押しのけてドングリを食べていること。
「カモはドングリを食べるのですか?」蒔いている方に伺ったら。
「オシドリはカモだろう」とあまり、ご機嫌はよくない。
 
 遠くから東屋を見たとき、なんとなく、その場所の雰囲気は察していたので、ボクも三脚やら目立つレンズは持って行かなくて、手持ちのズームを付け1.4倍のエクステンダーだけ持っていた。彼らにしたら、せっかく集めているオシドリを撮影していく図々しい奴なのだろうな。
 まあいいのだ。オシドリがどうやってドングリを食べるのかそれが見たかったので観察しながら撮影することにした。


 丸呑みだ。あまり芸がない。しかも、ドングリは沈む。水中は見えない。
ロケハンしている意味は、「木の実を食べる鳥」の採餌行動を撮りたい、からなのだが蒔かれたドングリを食べている姿はごまかしようもなく、不自然にうつりそうだった。

 それにしても美しい鳥だなあ。そう思って撮影していたが、廻りは煩いのだ。
 最近は人が増えた。餌代がかかってたまらない。ここのは小さい下の駐車場の方が大きくてきれいだ。…。
 その場所は背景が人工的であったこともあり早々に立ち去るつもりであったが、そうも言われたらと、しばらく撮影していた。

 すこし、場所を移動して、木に留まって休んでいるオシドリを見た。


 とても心の和む風景だと思うのだが、彼らは撮影するでもなく、なにやら話し続けている。しずかな水面に人の話し声だけが広がっていく。

 帰りがけに、駐車場でバケツにドングリを入れた先ほどの方にお会いした。
「ドングリをどこかで買ってみえるのですか?」ドングリを売っているのならボクも欲しいと思って聞いたのだが、拾ってくるのだそうだ。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがに一眼デジカメ (まつべぇ~)
2009-01-24 08:09:21
 さすがにすばらしい解像力、
Cannonのレンズおそるべし。
いいですね。きれいですね。
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スタビライザー (ニイムラ)
2009-01-24 11:01:40
手ぶれ補正のついたズームを使ってみたのだけれど、ホントに良く効くね。
 舟の上で使ったらどうなのか?ためしてみたいな。
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どうりで (まつべぇ~)
2009-01-24 11:16:33
それであれほどに画面が
クリアなのだ。納得の画像ですね。
おしどりがどんぐり食とはしりませんでした
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郡上にもいる (カメ)
2009-01-24 23:37:39
オシドリなら大和の長良川にもいますよ。必ず見れるわけではないですが。亀尾島の下流では群れを見かけた事もありました。6月ごろ大和町のコイの養殖池によくいます。
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亀尾島なら (ニイムラ)
2009-01-25 09:52:06
いいなあ。
あの淵にいるのだろうか?
コイ池はうむむだ。
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