あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

天界からの手紙

2021-05-10 | 心の栄養

Uターンから20年以上経過。

物が増えた。

先日からチンタラだけれど

断捨離をしている。

本棚が2つ、

衣装のクローゼット、

CDの棚と本棚がきれいになった。

苦労して手に入れたり

書いたりした楽譜も

思いきって半分捨てた。

で、昨夜は開かずの引きだしに

手をつけた。

古い手紙がいくつか出て来た。

東京でひとり暮らしをしていた

頃のもので

亡くなった父からや

今は毎日顔を合わせる母から。

そして友人あかねさんからの

絵葉書。

インドから出してくれたようだ。

いつも日本から来る人に

和食を食べさせたり

何かと世話をやいていた。

今日一人帰ったから

寂しいと書かれていた。

涙目になった。

もう一人は誓子さんからの手紙。

インドであかねさんを通じて

出会った。

二人とも亡くなった。

誓子さんが45歳で亡くなってから

20年近いかもしれない。

「インドで色々な人に会った

けれど真理さんは

違和感のない人だった」

と書かれていた。

「母が広島出身だからか」

とあるが記憶に残っていない。

そうだったのね・・

と今更のように思う。

生前の誓子さんと話をしたのは

ほんの2、3回。

少しの時間だったのに、

彼女からの友情は奇跡的だと思う。

亡くなってから不思議なことが

何度もあってますます彼女を

身近に感じるようになった。

手紙の中で私の左足を

気づかってくれていた。

そう言えばあの頃、

インドで足の傷から

ばい菌が入って半年にわたり

苦しんだ。

「左足の痛みは大丈夫ですか?

つらいでしょうね。

一概に言えないけれど、

それによってカルマが解消

されることも。

それは絶妙のタイミングで

起こります。お大事にしてね」

と結ばれていた。

現在の私はまさしく

神経痛による左足の痛みで

辛い毎日を送っている。

何をしても良くならないので

スピリチャル的な意味があるのか

と思い始めていた

このタイミングだった!

誓子さんは神経痛など

比べようもない大病に耐えて

亡くなった。

どれだけ辛かっただろう。

私は察することもできなかった。

それは今でも悔やまれる。

彼女について共通の友人だった

あかねさんから聞いた言葉を

ある方が口にした上で、

「あなたが呼べば私は

いつでも行くと言っているよ」

とのことだった。

誓子さんを呼ぶことは

ほとんどなかったけれど、

誓子さんは私をいつも

気にかけてくれた。

随分前のことだが

「まりさんも私も幸せ」

と「聞こえた」ことがある。

「そうだな~。

私は幸せよね。

でも・・誓子さんも幸せ?」

と思った直後に

「だって神様の光の中に

いるんだもん」

胸の深いところで聞こえて

お~泣きしたことがある。

誓子さんはこの三次元で

ちゃんと学んで天界に行った。

そして私に対する友情は

今も続いていると知る。

私はいつも人間関係で

つまずいてきた。

誰にも迎合できないし

誰にも理解されない自分は

一人だと思うことがある。

それでも両親や友人からの

手紙を読んでいると

私は愛されているのねと思える。

有り難い。

それが分かったからね、

嬉しい手紙もぜんぶ捨てた。

 

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