あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

たまの精神修養

2021-02-06 | 心の栄養

友人のAさんを誘って

庄原市萬福寺へ。

写経と座禅に参加させてもらった。

静まり返った本堂で精神を統一すると

清々しい。

般若心経の写経には

バタバタした性格が表れて

ぐちゃぐちゃな文字が並んだ。

Aさんはじっくり&きっちり

丁寧に書いていた。

視力が落ちたらしく

下書きの文字が良く見えない。

今流行っている「密」という文字に

気を取られてしまった。

「蜜」が正しかったと

最後の一文字で気づいた。

小学生じゃあるまいし、

なのだけれど筆ペンでなぞって

ぐちゃっとごまかしておいた。

座禅の説明をうけてから

20分2セットを座る。

曹洞宗は目を閉じない。

スマホにはまり目がドライ傾向。

脚よりの眼が辛かった。

座ってすぐに凄く強い

幸福感のようなものが

鼻奥を中心に湧き上がってきた

というか

降って来たというか・・。

最近あまりにイライラするので

内観を取り入れたり

スピリチャルな本やネットを

たくさん見てきた。

スピリチャルで言う「ハイアーセルフ」を

自分に取り込んだらよいそうだが

このことだろうか

という思いがよぎったけれど

確信確証はない。

あまりに強烈な幸福感で

涙目になった。

その間10秒。

すぐに消えてしまった。

ちょっと休憩して2回目の座禅へ。

思いがけないことばが

自身の内側からはっきり聞こえた。

「得度」

今まで考えたこともない。

もう一人の参加者にそれを言うと

それもいいですね~とのこと。

その時はご一緒しましょうかなんて。

曹洞宗にするか浄土真宗にするか

分からないけれどなんて言いながら

失礼した。

運転する間感じた。

明かに私の中の何かが違う。

内部にあった炎が消えた気がするし

ギザギザ&トゲトゲしたものが

なくなったように感じる。

爽やかでほんのり暖かい風が

心中に吹いている感覚だ。

この視点からならば

客観的に自分を見ることができる。

この好ましい状態がさて

いつまで持ちますやら。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 珍なる旅に出て~出雲篇 | トップ | メンテ~顔面篇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿