あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

珍なる旅に出て~出雲篇

2021-02-04 | 心の栄養

今年の立春は124年ぶりの?2月3日。

出雲に詣でたくなった。

当日朝9時になって

「一緒に行く?」と母に聞いたら

行くと即答だった。

麻呂も泊まれるホテルも予約できた。

1時後に出発。

スライド式で無駄に大きな車を

買ったがやっと本領発揮。

母がお気に入りの

松江市のフォーゲルパークは

色とりどりのお花が咲き乱れている。

ほんわかと暖かくて

フクロウがまどろんでいる。

地上のパラダイスだ。

茂みから雄の孔雀が出て来て

私の前を悠々と歩いていく様に感動。

広場で羽を広げて回転する。

求愛行為でもあるけれど

縄張り意識からくる威嚇なのですと。

オレンジの鳥に対して

「ここに入るな」って。

啼くでもくちばしでつつくでもなく

静かに羽を広げるとは

なんて優雅なのでしょう。

出雲の伝承館は古い日本家屋と

お庭が素晴らしい。

絵や掛け軸や古物も素晴らしかった。

こじんまりした施設で

我々にはちょうど良い感じ。

母も大満足。

宿についたが麻呂が怖がった。

エレベータ前でブルブル震える。

なだめてお部屋に。

お部屋にケージがないので持参した。

エレベータとお部屋の入り口を

通るのにギリギリ。

お風呂施設にも食事にも

母は「行かん」ときっぱりだ。

しかたなく私一人で温泉へ。

その間、麻呂は落ち着かず。

帰ったら母は超不機嫌。

片道徒歩9分で晩ごはん調達。

それで90分って私としては

上出来だけど。

母も麻呂もご老体になって

不安感が強くなった。

麻呂は深夜まで落ち着かず。

母も私もどうしたわけか

眠気がこない。

ほとんど寝ないまま朝になった。

翌朝は寒かった。

朝ごはんの間車内で待たせたが、

寒さで痙攣発作が出ていた。

彼には迷惑な旅だったな。

母は何度も「孔雀が凄かった」

「伝承館は良かった」と回想した。

お風呂も入らずおいしいものも

食べていないからね。

翌日11時半には帰着して

自宅でお昼ご飯だった(爆)

出雲大社にお参りくらいはしても

良さそうだがそれもなし(爆)

粉雪が舞う寒い日でもあった。

私一人でさっとお詣りした。

人もまばらだった。

大社の隣の北島家の社には

池があってそれは素晴らしい。

母もここでは手を合わせた。

帰り道は海岸線を南下するルート。

真冬の日本海は迫力がある。

海岸の見える場所に立って

「大間の漁師(おとこ)」をひとふし歌う。

PVを録画することなどあれば

ここが最適だな。

「行くことに意義がある的旅」だった。

果たして神様に

「熱意」が伝わったかしらん。

 


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