あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

魔法の言葉&ドリンク

2022-06-21 | 半径30メートルの事件

梅雨の晴れたのを楽しんだのも

束の間だった。

雨は降りそうで降らず。

楽しいはずの好天があだになり

先だって撒いた夏大根の芽が

全部枯れた。

芽が出たのもしらないうちに

茶色いブッタイが畝になっていた。

何の芽だろう?としばらく

思い出せないほどだった。

そもそも夏大根への愛情が

薄かったな。

先週の梅雨入りで

水やりから開放されたと思った。

畠のことを3、4日

すっかり忘れていた。

昨日は予定のない休日だった。

で、頼まれもしないのに

他所の草刈りに精を出して

すぐに終わるだろうと手を

つけたら3時間半も費やした。

くたくただ。

誰にも褒められないぞと

家人に忠告されたが

まったくその通りで

お昼をとっくに廻って

ホウホウノテイで帰宅したら

お隣さんからクレームがあった

と母が困惑していた。

そのタイミングで聞いた。

イノシシにまたしても襲撃されて

わが家のジャガイモが全滅したと。

お隣さんが朝発見して

「次のお隣さん」へ通報された

そうだ。

被害にあった我が家は

なぜかスルー。

母は畠から今帰って来たのに

じゃがいもが根こそぎやられたのを

見過ごした様子だ。

「ジャガイモが全部イノシシに

やられんだって」と言うが

母の目は泳いでいて

リアクションが薄い(笑)

母はとにもかくにもクレームに

対応しなくてはと動転して

何をどうすれば良いか

分からないまま畠に行き、

そのまま今帰って来たという。

汗だくで困惑した不安げな

顔にイラっとする。

何のことか理解できないくせに

矢面に立つヒト。

「息子に言ってくれって

どうして言えないの!」

と叱るが母のハートには

たぶん届かない。

畦の草を撤去するのは

一休みしてからと

思っていたが母の圧が

それを許さない。

足腰は限界に近かったが

怒りのエネルギーで片づけた。

人の感じ方は様々なのだ。

人によって優先事項が違うのだ。

同じでなくても良い。

でもね「変だ」

「それはおかしくないか?」

と思う。

自分と違う人には苛立ちを覚える。

ああ、朗らかに生きたい。

そのことを切に願うが

どうなったらそうなるかな~と

思うばかり。

直後にこの家の長男が帰宅して

万事を放り投げた。

「ま、いいかっ」

魔法の言葉を独り言ちれば

たいていの事は「どこぞに」

収まるものだ。

それから早々に

お風呂に飛びこみ

冷えたビールよね。

精神状態を保つのにこの2つは

必須だ。

 

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