「激ムズ」ソングに挑む

ギターレッスンを受け始めて

２か月ほどになる。

用事が入ったり個人練習が

間に合わなかったり、

雪も降ったりするので

不定期で予約できるのは助かる。

子供の頃は広島市内へ行くことを

「広島へ行く」と言っていた。

それくらい遠い感覚だったが、

高速道路が出来たし、

大人になって運転するようになり、

自由に行ける範囲内になった。

それでも高速道で60分から70分。

結構遠い。

いつも遅刻気味だ。

その傾向はずっとず～～～と

前からボイトレを受けていた

９年間もなぜかいつも5分遅れ。

何時に出てもなぜか遅れるって

未だに謎だ。

ギターレッスンもしかり。

数回通ったがまだ最適なルートを

見つけられない。

週末の広島市中心部は物凄く

混雑していてフラダンスにも

遅刻気味。

駐車できなくて15分遅刻

したこともある。

諦めて帰ろうかと思ったくらいだ。

自宅をもっと早く出たら良いと

自分でも思っているが

麻呂とばーちゃんを心配する。

「行ってくるね」と家を出ても

「大丈夫かな～。」

「大丈夫。大丈夫」と

運転しながら自分を慰めていて、

お稽古ごとにかまけて、

一人と一匹を放置するのには

罪悪感があるのでしょうね。

母と愛犬の世話は長女の役目

と思って生きて来た。

それをあえて振り切って生きる。

自分が能動的に生きられる時間は

残り10年となった。

この10年を悔いなく生きたい。

ギターが上手になって

感動のライブ繰り出し、

お客様がもっと増えて、

赤字活動から脱却し、

ヒット曲が生まれて、

紅白に出ても良いじゃないか。

どこまでも妄想が止まらない(笑)

が、それには色々なハードルが

あり過ぎ。

残念ながら年齢もハードル。

自己満足で行く。

ギタースキルを上げたい。

ギターの基礎を習っていたら

応用までに年月が掛かり過ぎる。

なのでレッスン曲を持参する。

おかげで「夜桜お七」「First Love」

が持ち歌になった。

次なるレッスン曲に「群青」を

選んだ。

YOASOBIという男女のツインユニット。

以前テレビでやっていた。

「１９祭」っていう番組だっけ。

全国から応募した１9歳が

YOASOBIと合唱する。

何しろ歌が良い。

感動した。

年齢を表す色というものが

当てられていて若さは「青」と

知った。

私も「群青」というタイトルで

曲を作り始めたが形にならず。

この１，2年ノートが1冊2冊

歌詞の断片で埋まりスマホにも

歌の断片が１００も録音されているが

まともに完成するに至っていない。

月1曲生まれた時代があまりに

遠のいた。

言葉がわかない。

メロディーも古い。

YOASOBIの歌詞は新鮮。

ああ良いことばと思想だな～

凄いな～と思うばかり。

言葉の羅列では歌に生命がない。

「思想」が含まれていなくては。

で、「群青」にチャレンジ。

いざ歌おうとするとメロディーが

ゼンゼン掴めない。

音程のアップダウンがすごくて

テンポが速い。

キーも高い。

常人には歌えないというくらいな

音の動きだ。

この頃はAIもリアルに歌える。

「生身の人間が歌っている歌」と

言われたくらいハードルが高い歌の

ひとつなのだった。

選曲してから「しまった」と思った。

ギターレッスンの前に

歌えるようにしなくては。

良い刺激にはなる。

煮詰まっている創作にも

喝が入れば良いけれど。

 

それとは別に10代の女子に

歌を教えてと言われて

軽く引き受けたのだが、

歌いたいという歌があまりの難曲。

びっくりした。

ゼンゼン教えられないです（爆）

髭男dismの「Subtitle」

https://www.youtube.com/watch?v=hN5MBlGv2Ac&t=4s

私の世代、少なくとも私には

手持ちにないメロディーだ。

こちらも音のアップダウンがすごい。

音の展開が私にはゼンゼン読めない。

テンポも速い。

どうしたらこんな曲書ける？？

素人にはちゃんと歌えないかも

しれないとさえ思う。

「難しい歌だね～」と言うと

「みんな歌っている」と言うから、

若者はやっぱり若者だわ。

最新ヒット曲のレベルと

若者とのギャップを思い知る。

音楽やるにはドロップアウト寸前の私。

YOASOBIが歌う

「大丈夫。さあ行こう。

あとは楽しむだけ」と。

救われる思いだ。