あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

愛犬トイレ問題

2024-02-05 | 愛犬がいる暮らし

麻呂の粗相が恒常化した。

そもそも犬は外につながれていたが

麻呂さまは室内にいて

洋式こたつ内で日がな寝ている。

’この家に犬がいるの?’と聞かれる。

まさかこたつの中とはね。

吠えない。

誰か知らない人の足がこたつに

入ってきても爆睡している。

むしろいつもそこにあるはずの

ばーちゃんの足が抜けたら

置いてけぼりになるのを警戒して

こたつから出て来る。

座敷犬がいると分かるのは

玄関に漂うおしっこのにおい。

板の間に水たまりができる。

3日に1~2度の頻度だ。

帰宅して玄関ドアを開けたら

まず板の間の水たまりと匂い

を確認。

OKだったらこたつ敷に注目。

目視できなくても、

ひやっと冷たいときがある。

はい、おもらし。

ばーちゃん(母)はず~~~っと

ず~~っとこたつに入って

食べたり飲んだり

テレビを見ては日記を開いて

新聞を読んでうつらうつらと

眠っている。

買い物かデイサービスしか

出かける先がない。

出かける時はまっさきに

麻呂は大丈夫かと心配している。

かといって自分がいつも

そこにいるのに、

麻呂のおもらしには無関心。

板の間の水たまりも、

こたつ敷と母の背後の敷物

におしっこをなさっている

のにも気づかずひたすら

日記かテレビを見ている。

その都度切れる姉を嫌がり

妹が麻呂のおしめを買って来た。

ナイス・アイディア。

パンツ式でしっぽが出せる。

なんとか着せたがSだと

小さかった。

ならばと

「おなかに撒きつけるだけ式」を

今度は買って来てくれた。

Mサイズは麻呂のお腹まわりに

ギリギリだったがなんとか装着。

夕方から私も妹も留守で

一晩様子を見た。

翌朝、おしめにおしっこが

ずっしりで推定2回分

美しく保持されていた。

万歳。

で、またおしめをつけた直後

フローリングに〇ンチが。

巻き付ける式おしめはお尻が

出てるという気づきに大笑い。

更にサイズが本当にMで良いか?

ということになり、

胴回りをどうにか図って

Lサイズを買って来た。

ここまででもかなりの労力だ。

夕方出かける前に麻呂に

巻き付けておいた。

翌朝帰宅。

玄関の板の間におしっこの

水たまりがあってイラっといた。

ばーちゃんは朝になって

おしめを外していた。

「ほいでも(それでも)

外でしっこしたで~」という。

ならばいつの時点で玄関に

粗相したのか?

別の敷物にもおしっこの後が。

私は切れた。

外したらダメだと言うのに、

外した方が気持ちよくおしっこ

できるとでも言いたげな母。

それならまたつけておいて

欲しいがやり方が分からない母。

「分からん」「分からん」と

いうばかり。

「外さないで!」と叫ぶ私。

板の間の掃除をしてくれれば

良いがちゃんと拭かない。

汚れた雑巾は玄関に放置。

雪が降っていても私が洗って

乾かしてきた。

すぐそばで麻呂がおしっこの

体勢になっても気づかない母に、

私の怒りがどんどんエスカレート。

大声になった。

「こんな汚いところ無理!!」

母には何もかもが混沌と

していて「分からない」のは

嘘ではなかろう。

分からないなら手を出すな

と言いたい。

怒鳴り声に母は黙り込んだ。

母の認知機能の低下に拍車だ。

たかがおしめ問題だ。

数時間後、夕方になった。

麻呂にLサイズのおしめをして

私が帰るまで外さないでと

出かけた。

帰宅したのは翌日正午。

こたつから出て来た麻呂は

おしめの中におしっこなし。

家じゅうどこにも水たまりなし。

夕方5時から19時間、

1度もおしっこしないなんて

考えられない。

母はおしめを外していない。

だっこして外でおしっこを

させるのも最近の母には

困難になった。

「おしっこした?」と

麻呂に聞いても黙っている(笑)

とりあえず1日無事に過ぎた。

昼間は2回外でおしっこさせた。

で、夕方の「おしめタイム」に。

昨夜のおしめは汚れていないので

もう一度使いたいがノリが緩い。

外れそう。

ガムテープを探したがない。

新しいおしめLサイズを

装着。

出かける前にふと見ると

肝心のお〇んちんがおしめから

はみ出てる(爆)

装着しなおしてお出かけしてきた。

さて、明朝どうなっているかだ。

愛犬の粗相は認知症なのだそう。

麻呂のおしっこが誰にとっても

ストレスのないところに

着地しますように。

 


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