あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

人体の不思議。ってか私の不思議。

2021-04-19 | 私が歌手

ヘルニアの痛みも4週目に突入。

鍼灸や整形外科に通う日々だ。

左側の背筋がチリチリ

時々ズキ~ンと痛む。

患部が明らかに盛り上がっていて

何かのはずみでそこを起点に

左のひざ下まで嫌な痛みが通る。

電気治療で何度かほぐしてもらって、

体のゆがみ調整を予約した。

ほとんど体に触られない治療だ。

それをある人に言うと

「ああ、エネルギー治療ね」

とのこと。

人体は電気を帯びたエネルギー体

でもあるという認識はあるが

自分が受けていたとは知らなかった。

で、いつものように仰向けになり

足裏をこちょこちょと触られる。

たいてい内臓のどこかが悪い

と言われる。

施術方法は患部に軽く手を置くのみ。

腸がグルグルと動く感覚があって

何時間後に人生最大の!

見たこともないサイズの!

ウン○をするっと!

排泄したこともある。

今回は右の脇腹あたりに

軽く手を置かれた。

するとどうしたわけか

言い得ぬ感情が込み上げてきた。

目から流れ出た涙が

両耳に入って行くほど。

「込み上げてくる」と言うと

どんな感情かと聞かれる。

悲しいに近い。

その感情に「名前をつける必要」

があるあらしく

怒りとか過去のトラウマかと問われたが

思い当らない・・。

で、自分の内面を探っていたら、

先日行った原爆資料館を思いだした。

あの悲しさに似ている。

感情が身体に影響するそうだ。

ま、良く言えば感情豊か。

それが身体に出やすい体質ではある。

感情と身体への影響を切り離す為に、

自分の手を胸部と額、頭頂に

しばらく置く。

感情が落ち着いて来たら、

立体的に思いだしていた

原爆投下後の広島市が

平面的な写真になった。

左背中の盛り上がりが戻って

随分痛みが楽になった。

不思議だわ~。

これを読んだ人から

「にいやさんが一番不思議だ」

と笑われちゃうかな。

で、だいぶ良くなったことに

気を良くしてトレーニングジムへgo。

プールで水中歩行しておく程度で

よかったのに一気にハードルを

上げたのが悪かった。

翌日から左側のお尻から膝下まで

神経痛。

左の背中がまたしても盛り上がり

チリチリたまにズキンが始まった。

股関節の痛みまで再発してしまった。

しかたなく痛み止め注射を打ちに

病院へ。

お尻にブスっと注射をしてもらい

待合室の椅子に座るや

言いようのない悲しみが込み上げる。

そう言えば・・

前回の痛み止め注射後にも

同じ感情を味わったのを思いだした。

前回より強烈で泣きそうなのを

必死でこらえた。

一体何がこれほど悲しいのか

さっぱり分からない。

椅子から急いで立ちあがる。

大勢が座る椅子は眠気や

イライラを誘発することがあるし

母を泌尿器科へ連れて行った時は

自分が膀胱炎になったくらい

トイレに通った。

空間とか磁場に大勢の

「おしっこしたい」が蔓延していた。

エネルギー治療も痛み止め薬剤も

同じ作用で私の感情を

掻き立てるのかどうか。

まだ自分の中に原爆資料館に伴う

悲しみがあって

その感情を誘発しているのなら

ヒロシマ関連の新曲作りや

8月の鎮魂のコンサート主催は

想像以上に過酷になるかもしれない。

自分にその覚悟があるか?

そんな思いが過ぎっているところだ。

 


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