西村ニュース2024年9月議会報告その1ができましたので、内容をご紹介します。
福祉灯油 今年こそ何としても実現を🔥
昨年の冬は全道の8割の自治体で実施された福祉灯油。物価高騰で市民の生活は大変です。今年こそ何としても実現してほしいと強く迫りました。福祉部長は「今後国ではさらなる物価高騰対策を講じる予定であるため、市としても動向を注視し、必要に応じて対応していきたい」という答弁を引き出すことができました。いつものような否定する答弁ではなかったため、これからの運動次第では実現できる可能性があるのではと思いました。
コロナワクチンに助成を💉
今後コロナワクチンは自治体による定期接種となり、接種費用は1万5300円でそのうち国は8300円補助します。残りの7000円のうち市町村がどれだけ負担するかは自治体によって異なります。この点釧路市はどうなるのか質問しました。子ども保健部長の答弁の内容は「高齢者や基礎疾患のある方は3260円、生活保護世帯は無料、それ以外の方には補助はない」というものです。自己負担7000円では、接種したくても経済的にあきらめる人もいるため、全世代での助成を求めました。特に高齢者と基礎疾患のある方は無料に、受験生にもインフルエンザワクチン並みの補助を強く求めました。
生活保護を優しく使いやすい制度に🙁
病気で働けなくなったり、年金では生活が苦しい場合など、生活に困ったら誰もが生活保護を申請する可能性があります。社会援護課の窓口では「生活保護のしおり」は誰でも自由に持っていけるようにはなっていません。他の窓口ではほとんどない「暴力追放」と書いたポスターが何枚も張ってあります。執務室を高い衝立で囲み、絵画や観葉植物などもほとんどなく殺風景な印象です。せめて「生活保護のしおり」には漢字にルビを振って、生活保護を申請しようかどうか悩んでいる人にとって優しい内容にできないか質問しました。福祉部長は「わかりやすい表記になるよう検討する」と答えました。
また居住用不動産と原付バイクは原則保有が認められています。しかし釧路市のしおりにははっきりと書いてありません。その点も改善を要求しました。生活保護など暮らしの相談はお気軽にお寄せください。