ニコルソン・ベイカーの「もしもし」って本だったら題名だけ聞いたことがあったけど
その翻訳者がこんなに面白いエッセイを書く人だとは全然知りませんでした。
いつもお世話になっているミチさんのブログで他のエッセイ「ねにもつタイプ」が
紹介されていてすぐにピンときました。これ、きっと好き!
とりあえず検索でひっかかったのを全て(といっても2冊)
予約しておいたらこっちが先に来たのです。
白水uブックスってなんか味も素っ気もない装丁の印象があったけど
こんな可愛い女の子の表紙が差し出されるとちょっとうれしい。
章立ては4つで、順番に「考えてしまう」「ひとりあそび」「軽い妄想癖」
「翻訳家の生活と意見」となってますが最初から妄想がばんばん炸裂です。
大相撲がお好きなようで妄想世界や話の例えによく登場しますが、
またそれが的を得ているというか、うまい表現というか…。
エッセイを読んでこれだけ笑ったのって久しぶり
「粒タイプ」のガムがこわい理由というのが一度スキップしながら
あれを放り込んで気管に詰まり、あやうく死ぬところだったから-
マイナー派を自認する岸本さんですがスキップしながらって…!!
それが数あるキオスクで売られていることに対して
「白昼堂々」「殺人兵器」「慄然」などという単語を使って
心配しているようですが、たぶんその心配はご無用です。
次から次へと出てくる日常の気がかりを説明するときの簡潔にして大げさな文章。
とてもテンポが良くてあっという間。
もう1冊が待ち遠しいや。
その翻訳者がこんなに面白いエッセイを書く人だとは全然知りませんでした。
いつもお世話になっているミチさんのブログで他のエッセイ「ねにもつタイプ」が
紹介されていてすぐにピンときました。これ、きっと好き!
とりあえず検索でひっかかったのを全て(といっても2冊)
予約しておいたらこっちが先に来たのです。
白水uブックスってなんか味も素っ気もない装丁の印象があったけど
こんな可愛い女の子の表紙が差し出されるとちょっとうれしい。
気になる部分 (白水uブックス)岸本 佐知子白水社このアイテムの詳細を見る |
章立ては4つで、順番に「考えてしまう」「ひとりあそび」「軽い妄想癖」
「翻訳家の生活と意見」となってますが最初から妄想がばんばん炸裂です。
大相撲がお好きなようで妄想世界や話の例えによく登場しますが、
またそれが的を得ているというか、うまい表現というか…。
エッセイを読んでこれだけ笑ったのって久しぶり
「粒タイプ」のガムがこわい理由というのが一度スキップしながら
あれを放り込んで気管に詰まり、あやうく死ぬところだったから-
マイナー派を自認する岸本さんですがスキップしながらって…!!
それが数あるキオスクで売られていることに対して
「白昼堂々」「殺人兵器」「慄然」などという単語を使って
心配しているようですが、たぶんその心配はご無用です。
次から次へと出てくる日常の気がかりを説明するときの簡潔にして大げさな文章。
とてもテンポが良くてあっという間。
もう1冊が待ち遠しいや。
岸本さんのことかなり気に入ってしまいました!
あの妄想はしをんさんのそれとは全く違いますが、感心してしまいます。
cloud9さんもお気に召されたようでおススメし甲斐がありました。
「ねにもつタイプ」もお楽しみに~☆
…ひいては豊崎由美さんということになるのかな?
いつもミチさんが何をお読みになったかは興味を持ってます。こっそり後から同じの読んでみたりして。
奥田英朗さんと伊坂幸太郎さんが今は気になってます。
じゃ「気になる部分」さっそく返却してきますね~。
彼女が「気になる部分」が私にとっても気になる部分になりつつあります。
ビョーキ?
cloud9さんは順調に試写会を当てていらっしゃるようで羨ましいな~。
私は応募ハガキを書くのが面倒くさくて自腹三昧です。
なんでも面倒くさくなったらお終いね・・・。
とってもうれしいです。
TBもたくさん、ありがとうございます。
岸本さん、自分の細かいこだわりをあんなに上手く文章にできるなんてやっぱりさすが翻訳家ですね。
今月は試写会とっても調子がよくて邦画をたくさん堪能しました。