「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」

8月から待っている予約群がみなあともう少しってとこまできて
なっかなか回ってこないのでしびれを切らしてつなぎの１冊。

予約になれてしまうと図書館へ行ってもカウンターへ直行して、
本を受け取るばかりであんまり館内を見て回ることをしないのです…。

ぶらぶらヂンヂン古書の旅 北尾 トロ 風塵社 このアイテムの詳細を見る

北尾さんの本にしてはあんまり題名が冴えない感じですが、
目次を見たら金沢のあうん堂さんが出ていたのでそこから読み始めました。
結局一気に読んじゃった。

各地の古本屋めぐりを目的とした旅行記です。
倉敷の蟲文庫さんとか頓花さんという女性が経営するトンカ書店とか。
けっこう喫茶店もよく話題に出てくるし最近の古書店の傾向なのかブックカフェの情報も。
とは不可分なのですかねぇ。

私自身は古書店を利用したのは両手で数え切れるほどですが、
なぜか古書にまつわる話は好きで「チャリングクロス街84番地」や
夫婦でいきなり古書にはまったアメリカ人の本とか読みました。

ＮＨＫの「熱中時間」に登場する熱中人は全国どこへ行こうと
自分の目的にまっしぐらで土地の名産品などには目もくれませんが
私はやっぱりこういう喫茶店でだらだらしちゃうようなゆる～い旅がいいな。