為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり

やろうと思えば何でもできる。できないのはやろうと思わないから。やろうとすることは他人のためではなく、自分のためになる。

第6回送別会(リハビリテーション部)。。

2006-03-18 | お酒の場
本日はいよいよ最後の出勤日でした…。
患者さんと話をして…。
挨拶をして…。

何故でしょう。
全ての患者さんの反応は絶好調。
いつもこうだといいのですが。

最初の患者は…。
今日は何をしましょう??
「上下の寸法を測って統一した形にする。」
「竹の汚いところを綺麗にする」
木工を導入していますが、いつものように自分は抑えて、
患者さんは鋸で切る役割を遂行しようとしていると…。
「いつまでも人に頼ってはいけないと思う」
「それは病棟でも同じ」
その後、トイレへ…。
自発的に練習し、トランスファーも一番安定していた。
理学療法の効果を応用的に使うことができました。

次の患者は…。
自発性や意欲が少ない患者。
最後の挨拶をすると「もう明日からここには来ない!!」
何故ですか…??
「あんたがいないから。辞めるのが早すぎる!」
など言われました。
その後、担当の理学療法士が最後に手紙を書いた…と。
「先日、長い間、お世話になりました」
たったコレだけの文章ですが、あの本人が書いたということ。
また、担当の理学療法士の優しさや思いやりに感激しました。

次は、食事動作訓練の患者…。
コミュニケーションや患者の視線、反応から察すること。
コレだけでの意思疎通は本当に勉強させられました。
食事量が比較的に摂取できたこと。
「食べさせろ!」
「コレが食べたい!」←指差し
etc、ジェスチャーにて行えた事。
最後の申し送りの時に、患者から呼ばれ…。
「上着の袖を挙げろ!」のジェスチャー。
患者から握手を求め、また初めて自発的に手を振る…。
涙が出ました…(涙

次は…。
自発性や意欲が低く、介助の依存性が高い患者。
トイレ動作は軽介助でできるが、中々定着しなかった。
「トイレに行きたい!」とのことでトイレへ。
少し安定したトランスファーと、恐怖心はなかったと。
また最後に「本当にありがとう。お世話になりました」

次の患者は…(涙
最も今回トラブルを起こした患者。
担当を2度変更し、患者から多くの事を学びました。
「Drを初めスタッフは、治らない事を前提にリハビリをする」
「それなのにどう目標を立てて生きていけばいいのか??」
「ここは治らないけど、こんなことができるように目指す」
「その一言が何で言えないのか??」
「あなたは、本当にそんな状況に居る自分の希望の光でした」
「本当に良くやってくれた。ありがとう」
訓練ということより、精神面の考慮をしてきた患者。

次は…。
遂行機能障害がADLや思考に影響を及ぼしている患者。
「先生のリハビリをこれからも受けたいので、
次の病院の名前と住所・連絡先を教えてください」と…。
「塗り絵を最初はさせられている感じだったけど、
今は楽しいし、時間が待ち通しい」

最後に…。
最初から精神面不安定。
少しずつ介助量が減ったが風邪からメンタルダウン。
そして内科的なもので転院。
その後担当となりOT再開。
介助量は減りメンタルは問題なし。
担当変更して2週間。
最後に部屋を訪れると…。
「あなたに出逢って私は幸せでした…」
「この思いは一生忘れません…」
一緒に泣きました…(涙

そして本日の送別会。
部長より…
「鹿児島の研修会で会いましょう」
副部長より…
「高次脳機能障害を一緒に研究したかった」
「でも一緒にプロジェクトを作って研究しよう」
「急性期のデータをできるだけ集めて欲しい」
「そして合同で接待に発表しよう」

今回の挨拶では、「涙は一切なし!!」
当院に入職するまでの経過を話した。
また今後の目標やしたいことを…。

上司・先輩・同期・後輩…。
色んな方々から支えられて成長させて頂きました。
本当に出会いに恵まれ、私は幸せ者です…。

その後、2次会…。
明日は研修会で遠くまで行くので、
早めに終わろうと思っていました。

しかし…。
OT??
またまた熱く語ってしまい…。
気付けばAM3:30。
楽しいひと時でした。

本当に3年間、お世話になりました。
今後とも宜しくお願いいたします。

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