Super Aguri F1 TEAMの撤退…。。。

5月6日、F1界でさみしいニュースが飛び交った。

プライベートTEAMとしてはF1に参戦することは莫大な資金を援助するスポンサーなしには不可能な世界である。

ドライバーが個人スポンサーを付けてTEAMにアプローチをしたり。
トップTEAMであれば、いくらでもスポンサーは付いてくるが…。

マグマ・グループとの交渉が途端に決裂し、単独交渉のため、他のスポンサーとの交渉を打ち切っていたSuper Aguri F1 TEAM。
急遽、ワイグル社との緊急交渉を行ったものの、約1週間という短い期間で数億という資金を依頼しても…。
結果は当然『No！』でしょう。

そんな中、前戦のスペインGPでは何とか参戦で来たSuper Agiri F1TEAM。
今週末に行われるトルコGPを前にして、新スポンサーの交渉成立間近などの報道もあり、楽観視していましたが…。

資金難は意外に厳しく、また政治が絡んでいる事は知りませんでした。
なぜ、HondaのCEO(：ニック・フライ)がSAF1TEAMのスポンサー契約に大きく関与していたのか分かりませんが…。
何故、日本の企業はスポンサーにならなかったのでしょうか？？
それだけF1に興味がないのか…？？
フジテレビのみの放送権＋夜中の放送(地上波)も影響していたのか…？？

ニック・フライはSAF1をあまりよく思っていなかったのでしょうね。
そうとしか思えません。
Hondaという大きなTEAMとSuper Aguri F1 TEAMという極小TEAMが対等に渡り合っていたのも事実。
そんなことも関係していたのか…。。

ここでまた才能のあるF1ドライバーが1人去る事になりました。
HondaからSAF1に移籍し、その後RedBullなどからもオファーがあったとか…。

タラレバをいうと、日本魂と題して盛り上がりを見せていますが、Red Bullに行く選択をしていた方が未来は明るかったのかも知れません。

今後、F1の世界に戻る事ができるのか…
個人的にはもう1度ドライブする姿を見てみたいです。
しかし残留も茨の道でしょう。。

どのTEAMも結構なドライバーがそろいましたから。。
あえて言うなら、A・スーティル(フォース・インディア)のシート位でしょうか…？？
Hondaからの参戦という報道も早速出ていますが、J・バトン、R・バリチェロの代わりに佐藤琢磨はかなり厳しいかもです。。。

F1の財政面での難しさを教えてもらいました。。

またいつか佐藤琢磨という名前をF1の世界で見ることができた時には
心から応援したいと思います。

『ありがとうSuper Aguri F1 TEAM』
『おつかれさまでした』