ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

線路脇に忘れ草咲いて三毛猫恋する夕暮れ

2012年07月08日 | ほぼ散歩

朝降っていた小雨は昼前にあがった

昼にはイタダいた戸隠蕎麦を手繰り

パリで行われたライブを Youtube でのんびりと観てから散歩に出かける

朝 姿を見せなかった三毛姐さんに会えるだろうか?

 

駅前商店街のカラオケスナックの店先にはオシロイバナが咲いている

 

踏切を渡ると線路脇にヤブカンゾウが咲いていた

忘れ草の別名を思い出し百合のつぼみ料理を連想したら中華街に行きたくなってきたが

油揚げと煮たのも旨い!と考え直して気持ちを切り替える

 

ムラサキツメクサの花ではミツバチが吸蜜中

これぞまさしくクローバー蜂蜜だな!と可笑しくなる

 

ヤブガラシの花が咲き始めている

ヤブガラシという名前も気の毒といえば気の毒だが

山本周五郎の短編の題名になっているのだからとなぐさめる

 

ワルナスビの花はそろそろ終わり頃

もうすぐちいさくて丸い茄子の実が生る

直径5ミリの茄子の実は可愛い

楽しみはまだまだ尽きない

 

野良猫ポイントにはパトカーとサポーターの方がいた

猫の虐待が無いように見張ってくれているのだろうか

 

サポーターの周りにわらわらと野良猫たちが集まってきた

ボスキジ 新顔茶トラ 黒ちゃん 三毛姐さんのお姉さん 黒猫さん と・・・

あっ!茶トラっ子ぉ~! 元気だったんだね!

サポーターの方が写ってしまうので撮れないけど「茶トラっ子は元気です」

 

いつのまにか足元に三毛姐さんが寄り添っていた

殺鼠剤で抜けた毛はどうなってるかな?と下から撮る

アップで見ても姐さんの首の毛が生え揃ってきたのが判り安心する

 

三毛姐さんの先導で土手に登り

チーズをひとかけらだけ召し上がっていただいてから土手を降りたら

姐さんのお姉さんがボスキジとじゃれあっていた

 

失われた子猫の季節は新たな子猫の誕生では埋められないが

生まれて死んで また生まれて そして死んで また生まれ

こうして命の連鎖が繰り返されて 今の我々があるのなら

共に生きて共に死のう と決めたら心は穏やかになる

 

私の命のために死んでくれた鶏の胸肉と

私が生きるためにもぎ取られたピーマンの実と

私が元気でいたいがために刈り取られたブロッコリーの花つぼみを今夜は喰う

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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たしかに (naga)
2012-07-08 19:12:27
命をいただきます!
人間ほど横暴なことは、ないですね。
茶トラッ子、よかった。
ありがとうございます。
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少し痩せてましたが (hayashi)
2012-07-09 08:34:49
茶トラっ子は元気でしたよ!食べ残したチーズのカケラを姐さんに貰って食べてました。いつまでたっても甘えん坊のようです。
返信する

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