こ~んばん~わ
6月27日には9thシングル『自業自得』を発売する櫻坂46
5月19日深夜放送の櫻坂46冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)で、6月26日発売の9thシングル『自業自得』のフォーメーション発表があり、三期生の山下瞳月がセンターに選ばれた。
グループの歴史を紐解くと、2015年に結成された前身の欅坂46では、1st~8thシングル表題曲センターを1期生の平手友梨奈が務め、2020年に櫻坂46に改名してからは、1st~8thシングル表題曲センターを2期生の森田ひかる、田村保乃、山﨑天、守屋麗奈、藤吉夏鈴が務めてきた。合わせてシングル16枚、およそ9年に渡るグループの歴史上、初めて三期生からセンターが誕生する。
2022年11月、初代キャプテン菅井友香の卒業セレモニーがあった東京ドーム公演では、新加入を控え、他の三期生と共に会場で見学していた山下。櫻坂46公式YouTubeの『三期生ドキュメンタリー』では、1・2期生との初対面で、憧れの先輩達を前に感極まって涙を流し、震えた声で「大好きなグループに加入させていただいて、すごく嬉しくて。私の趣味は皆さんの生写真を集めることです」と打ち明け、先輩達から一斉に「可愛い~!」と歓声があがっていた。生粋のアイドルオタクだったことを隠さず、“推しメン”は田村と守屋だとも明かしていた。
中学・高校とダンス部に所属し、世界的ダンサーで櫻坂46の振り付けを担ってきたTAKAHIROからも逸材ぶりを評価されるなど、加入当初からパフォーマンス面で注目を集めてきた彼女。京都府出身ではんなりとした雰囲気ながら、同期には鋭いツッコミをしたり、ダンス部出身なのに運動神経がまるでダメなポンコツぶりを見せたりと、意外な側面も併せ持つ。YouTube『櫻坂チャンネル』では、山下が大好きなラーメンを全国各地で食べ歩く『日本ラーメン旅』シリーズも好評だ。
こうしたパフォーマンスとキャラクターのギャップも相まって人気を加速させ、山下の個人グッズは完売が続出。加入前にメンバー生写真を集めていた彼女だが、現在ファンの間では、山下の生写真がグループトップクラスの人気となっている。
23年6月発売の6thシングル『Start over!』共通カップリング曲の『静寂の暴力』では、三期生曲としては2人目のセンターに選ばれた。同曲のMVでは、山下を中心に三期生が、静と動を織り交ぜた息を飲むようなダンスパフォーマンスと、切なく苦しい感情表現を見せ、再生回数は445万回を突破している。
23年10月発売の7thシングル『承認欲求』では、初めて選抜メンバーに三期生が4人抜擢され、山下はセンター森田の隣であるフロントという重責を担った。海外の音楽賞授賞式でも披露された同曲は、グループ史上最高難易度の高速ユニゾンダンスが特徴的だが、山下は先輩に引けを取らないパフォーマンスを堂々と見せつけていた。加入から早い段階でメンバーとなったからには、オタク目線ではなく、自身がファンの期待に応える側という覚悟を持った山下はここからさらに覚醒していく。
23年11月に開催され、ZOZOマリンスタジアム史上最高動員を記録した櫻坂46の3周年ライブ『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』、24年3月から敢行されているアリーナツアー『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 –Go on back?–』では、『静寂の暴力』でステージのセンターに立った。山下の憂いを帯びた表情から始まり、歌い出しまでの極めて長い“タメ”で会場中のペンライトが消え、それまでコールで盛り上がっていた大観衆が“静寂”に包まれる。そして、情熱ほとばしるダンスに圧倒され、場内が大きな拍手に包まれる一連の光景は、山下の場を飲み込む吸引力が無ければ成り立たないと言っても過言ではないだろう。
櫻坂46のこれまでの表題曲センター5人の系譜を振り返ると、カップリングを含めたセンター曲で、ダークでクールな系統の楽曲から、可愛いアイドルソングという両極端な楽曲に対応できる振り幅の広さを持っている。森田であれば『承認欲求』に対して『君と僕と洗濯物』、田村であれば『流れ弾』に対して『ドローン旋回中』、藤吉であれば『Start over!』に対して『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』といった具合だ。
山下も『静寂の暴力』に対し、自身のセンター曲ではないが三期生曲の『何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう』などで愛らしくキュートなパフォーマンスを見せてきた。9thシングル楽曲は未解禁ながら、そのどちらがきても山下は櫻坂46表題曲センターの系譜を受け継ぐことが出来るだろう。
来月には、加入から約1年半で、観客席にいた山下が“推しメン”の田村、守屋の両サイドのフロントに囲まれ、9th表題曲センターと東京ドーム公演に挑む。ファンは、いちアイドルオタクの奇跡のシンデレラストーリーを目撃することとなったのだ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
6月27日には9thシングル『自業自得』を発売する櫻坂46
5月19日深夜放送の櫻坂46冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)で、6月26日発売の9thシングル『自業自得』のフォーメーション発表があり、三期生の山下瞳月がセンターに選ばれた。
グループの歴史を紐解くと、2015年に結成された前身の欅坂46では、1st~8thシングル表題曲センターを1期生の平手友梨奈が務め、2020年に櫻坂46に改名してからは、1st~8thシングル表題曲センターを2期生の森田ひかる、田村保乃、山﨑天、守屋麗奈、藤吉夏鈴が務めてきた。合わせてシングル16枚、およそ9年に渡るグループの歴史上、初めて三期生からセンターが誕生する。
2022年11月、初代キャプテン菅井友香の卒業セレモニーがあった東京ドーム公演では、新加入を控え、他の三期生と共に会場で見学していた山下。櫻坂46公式YouTubeの『三期生ドキュメンタリー』では、1・2期生との初対面で、憧れの先輩達を前に感極まって涙を流し、震えた声で「大好きなグループに加入させていただいて、すごく嬉しくて。私の趣味は皆さんの生写真を集めることです」と打ち明け、先輩達から一斉に「可愛い~!」と歓声があがっていた。生粋のアイドルオタクだったことを隠さず、“推しメン”は田村と守屋だとも明かしていた。
中学・高校とダンス部に所属し、世界的ダンサーで櫻坂46の振り付けを担ってきたTAKAHIROからも逸材ぶりを評価されるなど、加入当初からパフォーマンス面で注目を集めてきた彼女。京都府出身ではんなりとした雰囲気ながら、同期には鋭いツッコミをしたり、ダンス部出身なのに運動神経がまるでダメなポンコツぶりを見せたりと、意外な側面も併せ持つ。YouTube『櫻坂チャンネル』では、山下が大好きなラーメンを全国各地で食べ歩く『日本ラーメン旅』シリーズも好評だ。
こうしたパフォーマンスとキャラクターのギャップも相まって人気を加速させ、山下の個人グッズは完売が続出。加入前にメンバー生写真を集めていた彼女だが、現在ファンの間では、山下の生写真がグループトップクラスの人気となっている。
23年6月発売の6thシングル『Start over!』共通カップリング曲の『静寂の暴力』では、三期生曲としては2人目のセンターに選ばれた。同曲のMVでは、山下を中心に三期生が、静と動を織り交ぜた息を飲むようなダンスパフォーマンスと、切なく苦しい感情表現を見せ、再生回数は445万回を突破している。
23年10月発売の7thシングル『承認欲求』では、初めて選抜メンバーに三期生が4人抜擢され、山下はセンター森田の隣であるフロントという重責を担った。海外の音楽賞授賞式でも披露された同曲は、グループ史上最高難易度の高速ユニゾンダンスが特徴的だが、山下は先輩に引けを取らないパフォーマンスを堂々と見せつけていた。加入から早い段階でメンバーとなったからには、オタク目線ではなく、自身がファンの期待に応える側という覚悟を持った山下はここからさらに覚醒していく。
23年11月に開催され、ZOZOマリンスタジアム史上最高動員を記録した櫻坂46の3周年ライブ『3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE』、24年3月から敢行されているアリーナツアー『4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 –Go on back?–』では、『静寂の暴力』でステージのセンターに立った。山下の憂いを帯びた表情から始まり、歌い出しまでの極めて長い“タメ”で会場中のペンライトが消え、それまでコールで盛り上がっていた大観衆が“静寂”に包まれる。そして、情熱ほとばしるダンスに圧倒され、場内が大きな拍手に包まれる一連の光景は、山下の場を飲み込む吸引力が無ければ成り立たないと言っても過言ではないだろう。
櫻坂46のこれまでの表題曲センター5人の系譜を振り返ると、カップリングを含めたセンター曲で、ダークでクールな系統の楽曲から、可愛いアイドルソングという両極端な楽曲に対応できる振り幅の広さを持っている。森田であれば『承認欲求』に対して『君と僕と洗濯物』、田村であれば『流れ弾』に対して『ドローン旋回中』、藤吉であれば『Start over!』に対して『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』といった具合だ。
山下も『静寂の暴力』に対し、自身のセンター曲ではないが三期生曲の『何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう』などで愛らしくキュートなパフォーマンスを見せてきた。9thシングル楽曲は未解禁ながら、そのどちらがきても山下は櫻坂46表題曲センターの系譜を受け継ぐことが出来るだろう。
来月には、加入から約1年半で、観客席にいた山下が“推しメン”の田村、守屋の両サイドのフロントに囲まれ、9th表題曲センターと東京ドーム公演に挑む。ファンは、いちアイドルオタクの奇跡のシンデレラストーリーを目撃することとなったのだ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆