日向坂46髙橋未来虹 「ひなた坂46」初ライブ初センターに燃える 目標はオールラウンダー

こ～んばん～わ


　日向坂46髙橋未来虹（20）が、明日3日から2日間、パシフィコ横浜国立大ホールで開催されるアンダーチームメンバー「ひなた坂46（ひらがなひなたざかフォーティーシックス）」の初ライブをセンターとして引っ張る。

　グループ最長身の大器が、内に秘めていた野望を明かした。


ポーズを決める日向坂46髙橋未来虹

　日向坂46では、最新シングル「君はハニーデュー」から初めて選抜制が導入され、選抜外のメンバーが「ひなた坂46」となった。髙橋は「ひなた坂46」メンバーが歌う「錆つかない剣を持て！」のセンターに抜てきされたが「全てが初めてのことだったので、最初は不安とか、結構マイナスな感情の方が大きかったです」と率直に吐露した。楽曲の制作が始まり、ダンスの振り入れなどが始まるにつれて気持ちも上向いた。「ひらがなのチームの空気を感じることができて、このチームのセンターになれてよかった、と思いました。後輩の四期生もごちゃ混ぜになって、気になるところをガンガン聞いてくれるんです。今回のシングルから日向坂46全体がより1つになった感じがします」と手応えを明かした。

　「錆つかない剣を持て！」のMVでは、カンフー風の衣装に身を包み、剣などを使った殺陣やワイヤアクションにも挑戦した。「個人的にカッコいい曲をやってみたかったのでうれしかったです。燃えました」と顔をほころばせた。「私たちも新しい体制になって、強い気持ちで進んでいくっていう意味でも、この曲に背中を押されている感じがします」と表現した。

　「全員が目立てるようなフォーメーションになっているので、1人1人が輝ける瞬間がちりばめられています。入れ代わり立ち代わり前に立つので移動は大変なんですけど、推しのメンバーが出る瞬間を楽しみにしていただきたいです」


ひらがなポーズを決める日向坂46髙橋未来虹

　「今までは一、二期生さんについていく形で、ポジションも端っこが多かった」というが、センター就任とライブリハーサルをきっかけに自覚も芽生えた。「自分に引っ張ることができるとしたら、歌とダンスだと思いました」ときっぱり。「三期の2人（森本茉莉と山口陽世）も周りとすごくコミュニケーションをとってくれて、すごく助けられています」と感謝した。

　「初めての『ひなた坂46』ライブなので、多分ファンの皆さんもどんな曲をやるのか想像がつかないと思います。結構意外性もあるかもしれません。久しぶりに披露する楽曲があったり、オリジナルとは違うアプローチになる曲だったり。1人1人の新しいいいところを見つけてほしいです」

　20年2月に三期生として加入。170センチの最長身で、長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスは画面でもステージでも映える。「今回のライブが決まった時に、1個『こうなりたい』っていう目標を決めたんです」と前置きし、呼吸を一つ整えた。

　「日向坂46の中でも、オールラウンダーって言われる存在になりたいです。ライブが好きなので、歌もダンスもすごいねって言われるようになりたいんです。今まで言ってこなかったし、自分で言うのはちょっと恥ずかしいんですけど、いい意味で自分自身にプレッシャーをかける意味でも、言います！」

　20歳で到来した初センターで、身も心も脱皮する。

◆髙橋未来虹（たかはし・みくに）2003年（平15）9月27日、東京都生まれ。18年8月「坂道合同オーディション」合格後、「坂道研修生」を経て20年2月三期生として日向坂46に加入。愛称「みくにん」。170センチ。血液型B。

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