S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

またきっと会える

2010-10-25 15:54:18 | Weblog
土曜日から東京へ。

土曜日の夜は、知人の方の詩の朗読会を聴きにいった。

いつもCDを送っていただいているけれど、生声は初めて聴くので楽しみにしていた。
わたしも朗読を何度かしているけれど、むずかしい・・・・

耳に届けなければいけない詩という作品の雰囲気や色彩を声で表現して届けるわけだからむずかしい・・・

でも初めて聴くKさんの生声は詩の雰囲気が伝わってきました。間の取り方がうまいわあ・・と思いました。

目で読む詩はたぶん読む人の感性や、感覚が主となるから、目で読む詩は読む人のものになる・・・
そこが朗読とはちがうところかもしれない。


日曜日、銀座から日比谷公園までのデモに参加した。
「検察・検察審査会を糾弾し、小沢支援」のデモ・・・
たまたまネットでデモがあることを知って、東京へいくときと重なったので、これも天命かもしれないと参加を決めた。

なんか名前はいかついが、みんなごく普通のおじさんやおばさんやお姉さんやお兄さんといった感じの人たちで、中には乳母車を押したお母さんもいたし・・・・わたしが集合場所に着いたときは、もうたくさんの人が集まっていて、たったひとりの人が
ツイッターで呼びかけたことが発端で、こんなにたくさんの人が集まったことにびっくりした。

700人ぐらいかと思ったら、1000人近くいたらしいので、びっくり。

警察官がつきそって、デモは整然と銀座から日比谷公園に向かって歩いた。

わたしは胸に「検察審査会は議事録の公開を!」と書いたのをぶら下げ、チラシを沿道の人にくばったりした。

罵倒やヤジが飛んでもいいと思いながら歩いたら、思いがけず、拍手してくれる人、チラシを渡すと「がんばれ!」と言ってくれる人、「ご苦労さん」と言ってくれる人、うれしかった!元気が出た。

小沢さんを応援するひともたくさんいるんだと思った。

みんな同じ思いを抱えている。マスコミの偏向報道は、今朝も町村氏が勝ったのを、「政治とカネ」とあいもかわらず、
小沢さんのせいにしていた。
なんでもかんでも小沢さんのせいにしている。
今の外交はだめ、経済政策もだめな現内閣のせい・・ではないのか?


中国の100人の反日デモはニュースで取り上げるのに、こういうデモはマスコミは無視する・・・
そりゃそうだ、「マスコミは偏向報道をやめろ!」というプラカードが何枚も・・・


権力と戦うことはとても大変なことだ。
それでも同じいてもたってもいられない思いを抱えた人はたくさんいた。

わたしはこれから生まれてくるかもしれないわたしの孫の世代の為にも、今のこの日本を変えたい!

きのう坂本龍馬が言ってたけど、
「命をねらわれるぐらいじゃないと、国は変えられない」と。

やっぱりデモに参加した人たちには、ひとつの覚悟みたいなものがあった。

帰りに一緒に有楽町の駅まで話しながら歩いてきた長野県が実家とおっしゃっていた普通の主婦の方。
別れる時「またどこかで会えるかもしれないね」と手を振った。


名前も聞かなかったけれど、わたしたちはまたきっと会える気がした。

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