大黒家でしたか、コロナ禍の影響もあったのでしょうか… いつのまにやら広東料理・港味(こうみ)という店になっています。
最初の頃はレギュラーメニューに手書きメニューくらいだったのが、最近は週替が店頭に置かれるようになり、店内にもその日のスペシャル的なものもいくつか掲示されています。 おそらく、総じての品数は多いのでしょうが、何故かバリエーションがあるような感じがないのが不思議です(謎) 抜群に美味しいワケでもありませんし、超お得なわけでもないフツーの中華ですが、事務所から近いので何回か利用しています。
賑わいがある店でもないのですが、割と耳にするのは、叉焼チャーハンと海老ワンタンスープという定番セットモノです。
パラパラでもシットリでもない炒飯は、評価が低いワケでもなく高いワケでもないのですが、不満という不満はありません。
レンゲで掬ってパクパクといただきます。 この日の海老ワンタンは、上品といえば上品… 薄味過ぎるような気もします。
その2は、週替から五目湯麵と半チャーハンです。
トロミのついた餡の中におおぶりに切られた野菜やイカに加え、海老とか木耳、叉焼も入っています。
餡の下、細目の白っぽい麺が沈んでいるのは一応は塩味のスープですから、湯麵認定をしておきましょう。 炒飯は他客のロットに混ぜてもらったようなので、前回の降るスペックと同じ味 = 可もなく不可もなく…
その3は、別の週替からレバニラ炒め定食です。
ニラがどこにいるんだよぉ…という、モヤシメインのバランスの悪さですが、レバは下拵えもキチンとして臭みもなく、味そのものも触感も悪くはないのでヨシとしましょう。
この日はマンボ前ということもあり、大陸人が多人数でワイワイとやっておりましたし、雰囲気としては店のニイサン&ネイサンも可愛がられている感じがあったので、どこぞのユーメーな店の関係者なのかもしれません。
お気づきかもしれませんが、トップから2番目の店頭の手書きメニューにある品々… すべからく定番ランチメニューに組み込まれております(疑)
おそらく、調理技術はソレナリ以上の腕なのでしょうが、日式中華に慣れたワシにとってはラインアップや仕上げの味付けがビミョーなトコロであります。 文句は無いけれど、さして惹かれもしない… でも、また利用するのだとは思います。