自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

ビーグルリスト 【2 東北編】

人生50年&旅人生活33年を記念してお届けするビーグルリストの第三弾は【2 東北編】デス♪ 当初予定だとB-1 GP 2010 in 厚木迄に完全アップを狙っていたのですが、なかなかに手強いのですよ…なんて言い訳です。

さて今回紹介する東北ですが、亡き親父様の実家が山形にあるので幼少の頃から数限りなく(比喩ですよ)訪問しています。 成人してからも学生時代はバイトで1ヶ月単位で暮らしたりと山形を中心に東北にはかなりの愛着があります。 最近では北海道からの往復の際に、行ったことのないエリアや食べたことのないモノを意識的に狙ったりしています。
北海道編等々でも愚痴っておりますがブログ開設前は「旅の記録は記憶だけ」派だったので、掲載できる情報量が少ないことはご容赦ください。
まあ、そんなことは気にせずにとも2の東北ネタをご紹介いたしますね♪

イロイロなトコロをクリックしていただくと適当にワシの過去記事(結構、カブって引っ張ってます)や公式HP、食べログなどに飛んでいきますが、怪しいサイトとかにはいかないハズなのでご安心してお楽しみください。

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{適用}
 ☆ = ローカルB級グルメ食・実食済み
 ★ = ローカルB級グルメ食・未食
 △ = 現地ではないけど、なんかんので味見済み
 □ = スタンダードな地元のオススメ食
 ※ = とも2のオススメ食&オススメ店



【青森県】


☆ 黒石やきそば
特定のお店に対してしかコメントできませんが、ワシの生涯で3番目くらいに美味しい焼きそばでした。 えっ、1番と2番は何かって? まっ、だいたいというコトで(笑) しっかりと味付けされた麺は独特のモチサラッとした食感です。

☆ 黒石つゆやきそば
普通の黒石やきそばに心を奪われた直後にいただいたせいか、ワシの中では微妙なポジションですねぇ…ワシ的には奇をてらわずにスタンダードの黒石焼そばで十分に勝負できると思っています。



☆ 十和田・バラ焼き
牛バラ肉(又は、さくら、豚、マトン、鶏)を玉ねぎとシンプルに鉄板で炒めたモノで、特に牛バラ式はどこにでもありそうですし、自分でも簡単に作れそうなのですが、何故か心惹かれます。 オリジナルは甘辛い=すき焼きの割り下みたい=ゴハンとの相性もバッチリですが、最近は生姜醤油っぽい味も人気だそうです。



☆ 八戸ラーメン
北海道へのアプローチで八戸発のフェリーを利用することが多いせいもあり八戸には何回も行っているのですが、八戸ラーメン狙いというのはあまりないですなぁ…
いわゆる八戸ラーメンではないのですが、焼酎とラーメンの組み合わせを売りにした、とても丁寧な仕事をしているお店があって、ワシも2回ほど行ったことがあるのですが、この前行こうとしたら場所が分からなくなっていたのが残念です。

☆ しじみラーメン
十三湖はしじみで有名なのですが、そこでいただいたしじみラーメンというのがとても美味しかったのです。 10年以上も前に雨に打たれた中で立ち寄ったと思うのですが、すっかり温まった記憶があります。

☆ 青森・煮干しラーメン
青森はラーメン人気が高いとのことなのですが、やはりスタンダードなのは煮干しというか、焼き干しを使った昔ながらのラーメンのようです。



★ 青森・味噌カレー牛乳ラーメン
「味噌」「カレー」「牛乳」のウチ、二つまでの組み合わせなら時々あると思いますが、三役揃い踏みに惹かれます(笑) こちらを出している代表店の屋号がいずれも「札幌」というのもナンカ面白いデス♪ 未食なので近々訪問せねば…

☆ 生姜味噌おでん
おでんという食べ物は、大きくは付けだれを使う/使わないで二分されるらしいです。 日本全国のおでんについては、とことんおでん紀行という本があり、とっても欲しいのですが、もはや…すでに絶版なのかなぁ…



□ 貝焼き(けやき)
青森に限らず秋田にもあるのですが、大振りのホタテの貝殻を鍋代わりにする小鍋仕立ての料理です。

□ いちご煮
八戸名物のアワビとウニの潮仕立ての汁物ですが、ウマイバランスのモノに出会えれば感動します。 缶詰とかでも売っていますが、これを使った炊き込みご飯はアタリハズレのない逸品になります。

□ せんべい汁
八戸あたりを中心に鍋に南部せんべいを投入して、うどんだのゴハンだの替わりに小麦粉系というか炭水化物度を強力にアップさせるそうです。 区分は民芸食ですが、B-1 GP で3年連続2位(2007~2009/ 2010年は3位)という記録を保持している有力Bのはずです。 ワシとしてはどうにも心惹かれなかったのですが、最近食べたら意外にも(失礼!)美味しいので驚きました。 雑煮の餅をせんべいに替えたものと思ってもよいかもしれません。



□ じゃっぱ汁
鱈だの鮭だのの「あら」をつかった…要はあら汁のことですが、何故か東北でいただくと雰囲気満点です。 こちらの上等バージョンがたつ汁(鱈の白子汁)かなぁ…

□ そばかっけ/ひっつみ
そばの切れっ端、又はそば粉を適当に練ったものを具材につかった鍋モノですが、じゃっぱ汁やせんべい汁と同じように東北で食べると美味しいものです。

□ けの汁
野菜を細かに刻んだ汁物ですね。


~ 2011年10月追加 (仮版) ~
★ むつけいらん
★ 大湊海軍コロッケ
★ 五所川原・揚げたい焼き


【岩手県】

☆ じゃじゃ麺
盛岡の3大麺のひとつ。 朝っぱらからやっている店もあり、朝っぱらからゲキ混み、すなわち盛岡のヒトビトは朝っぱらからじゃじゃ麺を大量に食すのでした。



☆ 冷麺
盛岡3大麺のひとつ。 基本系としては焼肉屋でいただく冷麺と似たようなモンですが、小麦粉に加えるのがジャガイモ澱粉のようです。 こちら盛岡でも焼肉とのセットがよいですよねぇ…



☆ わんこそば
盛岡3大麺のひとつ。 横浜でもいただけるがあるのですが、やはり地元で食べたいものです。 ちなみに、ワシの記録は142杯です。

★ 北上コロッケ
最近売り出し中で B-1GP にも出てくるぐらいなのですが、使っているのがさといもというので食指が動きません(苦) そうはいってもローカルB食探求の徒としては是非とも調査をかけなければとも思います。

~ 2011年10月追加 (仮版) ~
★ いわてまち焼そば
★ 遠野ジンギスカン


【秋田県】

☆ 横手やきそば
いうまでもなく超有名なB食であります。 ワシも3回ばかり訪問しているのですが、各店ともとっても高いレベルにあります。 残念なことにバイクでの訪問になるので、一度はビールと一緒にグイグイ&ワシワシいただいてみたいものです。



☆ 稲庭うどん
実際に現地でいただいたのは1回だけですが、イタダキモノで時々入手するので自宅では結構、食べています。 我が家では基本的に麺茹で係はワシなのですが、稲庭うどんの場合は特に気合いが入ります(笑)

★ 秋田かやき
まあ、青森の貝焼き(けやき)と同じようなモンです…というと、秋田県人に怒られるのでしょう。 

★ 神代(じんだい)カレー
具が魚肉ソーセージである昔からのなつかしカレーと現代風ピリ辛カレーを合いがけにして、温泉玉子をトッピングしたもので、田沢湖辺りで食されているが、2008年、2010年のツアー時にも訪問に失敗しています。 リベンジできるのはいつか?

★ 十文字ラーメン
こんなんをエントリーしていいのかと思いつつ…「あっさりとした醤油味で煮干や鰹節などを出汁に使用した和風のスープとかんすいを全く用いず独特の食感をもつ細い縮れ麺が特徴である。」とWiki には書いてあります。 ご当地が横手(旧十文字町)なので焼そばといかに共生していくかが課題となっていると思われます。

※ 馬肉ラーメン
おそらく能代近くの二つ井にのみ存在するというか、ワシは一店しかしらないのですが極局地的な超人気の馬肉チャーシューが乗せられたラーメンがあるのデス♪



□ ババヘラアイス
農家風のヲバチャンが道端で販売する氷菓子で、高知のアイスクリンにも通じる。 ワシは夏に秋田を走る機会が多いのですが、アイスをあまり食べないのでヲバチャン達との会話を楽しむ機会はありません。

□ きりたんぽ鍋/しょっつる
いうまでもない秋田の誇る郷土料理です。

□ いぶりがっこ
要は沢庵の燻製ですが、独特の味に惹き付けられます。 我が家では小分け袋入りのオツマミいぶりがっこが大人気です。

~ 2011年10月追加 (仮版) ~
★ 男鹿の焼そば



【宮城県】

☆ 石巻やきそば
二度蒸しした茶色い麺がポイントと言われていますが、後乗せの目玉焼き(又は、ハムエッグ)にウスターソースをかけて食べるイメージが強いのです。



☆ 油麩丼
仙台の来たに位置する登米(とよま)の名物丼で、トンカツの代わりに麩を使ったカツ丼のようなモノと聞き、何故か心惹かれています。 2010年の夏は豪雨のせいで訪問できなかったのですが、近日中にもリベンジを…この年の秋にリベンジしてきました!



□ ハラコ飯
鮭とイクラの親子丼というヤツですね。

□ 牛タン
仙台名物ですからいまさら言うまでもありませんが、ピンキリなのでお店選びはジックリとね!



□ 白石う~めん
暖かい素麺というか麦切りというか…ポイントは油を使わないということなので、細めの麦きり(冷や麦)でしょう。 ワシは乾麺を湯がいてそのまま湯だめにして出汁をつけて食べるのが好きデス♪

~ 2011年10月追加 (仮版) ~
★ 岩沼とんちゃん
★ 蔵王・甘ったれうどん
★ 気仙沼ホルモン


【山形県】

☆ 冷やしラーメン
いやはやワシが日本で一番愛してるかもしれない麺類が山形の冷やしラーメンです(← あっ、讃岐うどん/各地のご当地うどん、つけ麺/ラーメン、日本蕎麦、おきなわすば、各種焼そば、各種パスタ、素麺、麦切りなども愛して止みません)。 山形は冷たい麺類文化(温かいのもですが…)が発達しており、いわゆる冷やし中華ではない冷たいラーメンというモノを生み出してくれたことに感謝です。



☆ 冷たい肉そば
これも山形の冷やし麺文化が生み出した逸品で、冷たい日本蕎麦に鶏の煮たものを乗せて供せられます。

☆ 辛みそラーメン
山形では和風豆板醤というか元々辛いみそというモノが存在していたのですが、それをラーメンに結びつけたものと思われます。 ちなみに、山形では辛みそというと、辛い味噌に野菜をこまかく刻み混んだものをいうことが多いようです。

☆ とりもつラーメン
新庄という町で流行らせようとしている「愛を鶏(とり)モツラーメン」ですが、こういうのが昔からあるローカルB級食なのではないかと思います。



☆ どんどん焼き
どんど焼きという日本全国で行われる行事とは全く関係なく、山形名物であるお好み焼きの串焼きのことであります。

☆ 米沢ラーメン
細打ち縮れ麺と醤油味のスープの組み合わせですが、野菜や鶏ガラ、煮干しなどのアッサリした出汁が多いですね。

□ いも煮
秋のシーズンになると巨大な鍋を最上川などの河原に据え付け牛肉、里芋、こんにゃくなどを豪快に炊き出します。 醤油味派、味噌味派に分かれるようですが、我が一族は醤油味派でございます。

□ 納豆汁
味噌汁に挽き割り納豆を入れた体が温まる食です。 岩手だ、宮城だにも同様のモノはありますが、身内びいきで山形名物にしております。

□ 玉こんにゃく
シンプルに乾煎りした玉こんにゃくをカツオ出汁の醤油(カツオ抜きの場合もアリ)で煮て芥子をつけていただきます。 何故か、これが美味しいのです。

□ ずんだ餅
これも山形か宮城かで意見も分かれますが身内びいきで山形に仕分けしときます。 ずんだ豆とはちょっと上等な枝豆で、これを砂糖と一緒に擂りまして、餅にからめていただきます。 甘いモノが苦手なワシ向けには祖母ちゃんがご飯代わりににと甘くないバージョンを作ってくれたのを憶えています。

□ ひっぱりうどん
宮城のにゅうめんのトコロでも触れましたが、麦切りを茹でてそのまま湯だめにして出汁につけていただくものです。 我が家ではこの出汁に納豆とか入れていただきます。

□ だし
細かく刻んだ茄子、胡瓜、茗荷などにザッと醤油をかけまわしたものです。 最近は出汁で漬け込んだものを関東のスーパー辺りでも売ってますからご存知の方も多いかもね。

※ やま七の合い盛り
詳しくはコチラをご覧ください。



~ 2011年10月追加 (仮版) ~
☆ 酒田・ワンタンメン/酒田ラーメン
★ 河北・カレー風味カツ丼
★ 庄内どんがら汁


【福島県】

☆ ソースカツ丼
日本におけるソースカツ丼は主に、福井長野、そして福島になりま。 それぞれに特色はあるのですが、文章にするのは難しいなぁ~
ソースカツ丼と誤解されやすいのに、新潟、群馬辺りの醤油、又はタレカツ丼というものがありますのでご注意ください。 ちなみに福島には「煮込みソースカツ丼」というのもあるようですが、下記のご紹介記事が埋まるのをお待ちくださいませ。



★ 煮込みソースカツ丼
詳細不明のため別途調査予定♪

☆ 喜多方ラーメン
ご当地グルメの大先輩ですね。 以前は山形からの帰りに結構立ち寄ったのですがブームの到来と共に足が遠のく状況となっています。 でも、コチラで学んだのが
 * 有名店でも美味しくない店もある
 * 常食(地元で日常食べられているもの)を並んでまで喰うな
ですかね(苦)

☆ なみえ焼きそば
実はこの夏(2010年)に訪ねたばかりです。 かなりの太麺に具は豚バラともやしのみという潔さがヨイですし、太麺と甘辛ソースの相性もまた格別です。



★ 白河ラーメン
横浜にもその系統の店はあるのですが、こちらで食べると濃いめの醤油スープがトラディショナルな東京ラーメンにも思えてしまします。 好みとしてはワンタン麺ですが、ナニにせよ早めに現地訪問していただきたいものであります。


~ 2011年10月追加 (仮版) ~
★ 北塩原・山塩ラーメン
★ 喜多方ラーメンバーガー


ようやっと第3弾の東北編がまとままりましたが、こうして見るとなかなかバリエーションに富んでいますね。 尚、こちらのシリーズではシンプルな海産物系、肉ダイレクト系、純郷土料理系は紹介していないので、実際に旅行をされる場合は地元の新鮮な食材チェックを含めてガイドブックをご覧くださいませ。
又、記事の各情報はさりげなくアップデートしていき、適当な時に改訂版を上げていきたいとも考えておりますので、引き続き贔屓にしてやってくださいませ♪

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コメント一覧

とも2
ラーメン
> 特盛りカツカレーさん

白河ラーメンは仲町台でも食せますが、やはり本場でいただきたいですね♪

奈良の彩華は今年のGWに訪問してきましたよ。
特盛りカツカレーさん
白河ラーメンは、とらですとちょっとしょうゆが濃かったかななあと感じました、
時間の近くに分家なるお店がありまして、実際に食した時の感想ですね。
白河に行って彩華というお店で頂いたら、これがまた美味しい。しょうゆ控えめダシで食わせるという感じです。関係ないですが、奈良にいくと彩華という有名な奈良スタミナラーメンのお店があるのは秘密です。

じゃじゃ麺、頂いてみたいです。
とも2
まだまだ
http://blog.goo.ne.jp/nomadic_stomach_t2
> bui_102さん

このシリーズではデカ盛り系はそれほど積極的には載せていないので、アッチ系の方々にはイマイチかと思ったのですが、お褒めいただきありがとうございます。

この記事では仙台は割とあっさり流してますが、市内にはビーグル系の食って結構ありますよね(爆)
とも2
いらっしゃ~い♪
http://blog.goo.ne.jp/nomadic_stomach_t2
> kizunaさん

本家(?)ブログへようこそいらっしゃいました♪
心より歓迎いたします。

ワシ的には東北はビーグルの宝庫だったりするので、定期的に巡回しているつもりのエリアです。
その内、山形でミニミニオフでもしたいですね(笑)
とも2
う~む
http://blog.goo.ne.jp/nomadic_stomach_t2
> kanさん

北上コロッケは伝統食ではなく、名物を作ろうとして作られたモノのようです。
思いは複雑ですが、地域で盛り上げて30年後まで続けることができれば地元の食材を使った本格Bとして一本立ちできることでしょう。
bui_102
勉強になります
非常によく特徴をとらえたブログですね。
このまま立派な資料になりますし勉強になります。
ありがとうございます。

東北は非常に馴染があるので、食べていた当時の思い出が蘇ります。

あぁ、仙台帰りたい・・・
kizuna
初コメ失礼します♪
さすがアチコチ、ツーリングで行かれてますネ。
次々と出てくる土地の名物に『あ~コレ食べてみたい』と一人興奮してしまいました。

青森県のもの以外はほとんど食べたことがありますが
画像を見るとまた食べたくなりますね。

それにしてもお詳しい。
素晴らしいリストですね。
これからも楽しみにしてます。頑張ってください。
kan
充実
東北のB食、充実してますねえ。

両親の出身が北上ですが、里芋のコロッケは聞いたことないです~
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